山野颯想

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生駒山系縦走路・私市駅~生駒山頂~高安山(三年連続の生駒山系縦走路の歩き初め)

2020年01月23日 | 山野歩
十三峠

2020年01月02日(木)
『生駒山系縦走路』
<私市駅~生駒山頂~高安山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅] 7:25 →[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→ 8:05 [ピトンの小屋] →(さえずりの路)→(つつじの小路)→ 8:36 [展望デッキ] 8:46 → [やまびこ広場]→(まつかぜの路)→ 9:30 [飯盛霊園・境界鞍部]→ [飯盛霊園内] 9:53 → 10:10 [ビオトープ田原の里山・車止め] → 10:32 [堂尾池] → 11:02 [むろいけ園地入口]→[湿生花園]→ 11:20 [新池展望広場] 12:00 →[阪奈道路]→ (産業廃棄物処理場&農地)→ 12:45 [農地終了地点]→(カントリークラブ横)→ 12:56 [龍王神・祠]→ 13:07 [灯篭ゲート広場]→[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→[くさか園地バイオトイレ]→ 13:55 [辻子谷ハイキングコース北出合] 14:05 → 14:35 [生駒山頂(遊園地内)]→ 15:12 [暗峠]→[大原山]→ 15:51 [鳴川峠]→ 16:33 [鐘の鳴る展望台] 16:40 → 17:16 [十三峠]→ 17:15 [平群分岐]→[立石越ハイキング道分岐]→ 18:05 [高安山・ケーブル山上駅]
◆所要時間:10時間40分
<三年連続の生駒山系縦走路の歩き初め>
ヘッドランプが何となく暗い。足下が明確に見えない。調子が悪いのだろうか、それとも電池がないのだろうかと思いつつ暫く歩いていると突然消灯してしまう。
それはどの辺りだったのだろうか、時間に追われ高安山へは登らず、“高安山・ケーブル山上駅”を目指し懸命に歩いているときであった。
今日は半月の月明かりがあったので足下が微かに見えたので助かった。
ヘッドランプそのものは、17時頃にザックより取り出し頭に付けて一旦電源を入れてみるがあまり明るくない。
もしかすればこんなものかも知れないと考え直ぐに消灯して歩いていた。
日ごろ山に行っても日帰り山行のみゆえ、ヘッドランプを使用することが殆どないので、その調子が悪いのだろうと安易に考えていた。
ザック中に予備電池があるのだが、それが消灯したときは既にかなり暗かったので交換が儘ならなかったし、
ケーブルの最終便(18時10分)の時刻が迫っているので、交換している時間がなかったのも事実であった。
その証拠に、少しの時間であったが、殆ど見えてない道を、月明かりを頼りに懸命に歩き、
ケーブル山上駅に到着したのが最終便の僅か5分前だったのだ。
最終時刻に間に合わなければ、“立石越ハイキング道”を歩いて下山すればよいと当初は考えていたのだが、
消灯後には、ヘッドランプ無しでは歩いて下山できないかも知れないという思考が我が脳裏にあった。
「ヘッドランプの予備電池は、直ぐに取り出せるところに入れて置くべきだった」
「ヘッドランプの電光が弱いと思ったときに直ぐに電池を交換すべきだった」等と後悔した。
まさに遅かりし由良之助で、明るいうちに交換すべきだった。
“むろいけ園地”入口にある“瓢箪池”に架かる橋はまだ通行止めの儘であった。
前回此処を通ったのは暑い季節だったと記憶するゆえ、それより3~4月は経つ筈なのだが、まだ復旧していない。
あのときに、湿性花園上の木橋上に坐り込んでおられた男性が、「役所にお金がないから直せないらしい」と言っておられたのを思い出した。
木道を前進すると今度は木橋が一部崩壊していた。
それをやり過ごすとき、前方からやって来られた方がなんと、数ヶ月前に「役所にお金がないから直せないらしい」と言っておられた年配の男性であったのには驚いた。今日は奥様も御一緒であった。
それより直ぐにやって来た“新池展望広場”でお昼にする。
此処はメイン通りから少し左手に入った処に位置するからだろうか人があまり居ない清閑な広場だ。この広場を知ってから僕は、此処でお昼タイムを取るようになった。
今日も此処でお昼にしているとき、独りの中年男性がやって来た。
そしてその男性が、鞄より長くて細い紐を取り出し紐先に錘らしき物を付けると、樹木の枝を目掛けて放り上げる。
錘が地面に落ちると紐を手繰り寄せ、また枝を目掛けて放り投げるのだ。その動作を何度も繰り返しておられた。
其処で僕はその男性に、「何をしておられるんですか」「目的は何なんでしょうか」と訊ねてみると、
「この細紐を枝に掛けてから、それに太いロープを付けて、そのロープを支えにして木に登るんです」
「登って行って、枝を切ったり木を伐採したりするんです」「それが、僕の仕事なんです」
「暇なときに、投げる練習をするんです」「コツを忘れないようにやってるんです」
「こんなすっきりとした所はあまりないんです」「藪など木がいっぱい生えている所の方が多いんです」等と、男性は丁寧に答えてくださった。
「昨年の台風19号の後、山に行くと、倒木が多く見られましたが」と更に訊ねると、
「台風19号の後はたいへん忙しかったです」「線路や架線などに倒れかかったり、覆ったりした樹木の枝切りや伐採で忙しかったですね」
「最近、JRからの仕事が増えています」と続けた。こんな仕事があるんだと思い、知らなかった世界を覗かせて貰ったような気がした。
スマホで山歩きを楽しんでいる47歳の男性に出会った。
彼とは“辻子谷ハイキングコース北出合”より生駒山山頂を目指して急勾配の道を懸命に上るときだった。
「しんどいですね」と後からやって来た男性から声がかかったのだ。そこより僕の歩みに合わせて彼は歩きよく喋った。
「先月は“大普賢岳” へ行った」「明日は“岩湧山”へ行く」「大トレも歩く予定です」
「熊取の雨山は、標高は300㍍くらいの低い山ですが、いい山ですよ」等と、最近は山三昧という様子で、
「大普賢岳は雪は如何だったですか?」と訊ねると、「無かったです」と答えた。
また、生駒山山上駐車場に至る間際の道が崩壊していることも知っておられた。
それより、生駒山山頂の三角点を確認すると、「“鬼取山”は何処にあるんですか?」という問いがあったので、
「これより南方へと峰が繋がっていますから」と言いつつ、山上遊園地を通り過ぎる。その間も彼はスマホを見続けていた。
暫く歩き、“鬼取山”はこの辺りだったよなという処にやって来たとき、スマホを見続けている彼から「もう直ぐですよ」との言葉があった。
その言葉と同時に、僕が樹木に掛かっている“鬼取山”と書かれた標識に気付いたのだ。
その後、生駒信貴ドライブウェイを跨ぎ、そこにあった大阪平野などが一望できる駐車場に立ったとき、
「ここ知っている」「昔彼女と、嫁さんとも車でやって来たことがある」と彼は語った。
その後“暗峠”まで一緒に歩き、鳴川休憩所より枚岡へと下りる予定の彼と其処で別れた。彼は地図もコンパスも持つことなく、スマホのみで山に行っている様子であった。
相変わらず写真機の調子が芳しくなかった。生駒山山頂の三角点を撮ろうした時には、モニターが真っ暗で撮影することが出来なかった。
その20分ほど前、“辻子谷ハイキングコース南出合”では、紅色の山茶花の姿を写真機に収めたばかりだったのに。
そしてその後、1時間半後の鳴川峠や十三峠で写真機を構えたときにはまた稼働していた。我が写真機はほんとうに気儘だ。


ゆっくりと我がペースで歩いたからだろうか、京阪・私市駅から高安山ケーブル山上駅到着までの、
所要時間が10時間40分の山歩きだったのだが、こむら返りが生じる気配はなかった。
そう言えば、前回の京都一周トレイルのときも起こらなかった筈だ。
昨年の6月中旬より始めた早朝街中歩により、我が脚が鍛えられつつあるのだろうか。もしそうであるなら嬉しいのだが。
今日咲いていた花は山茶花だけで、紅と白の二種類であった。

“辻子谷ハイキングコース北出合”から、生駒山山頂を目指して懸命に歩くときに出合い、“十三峠”の手前、左手谷側には紅と白が見事に群生していた。
それら以外にも、何処だったのかは覚えていないのだが紅花を見掛けたように思う。
今日はほぼ快晴の好天の下、愉楽の中における三年連続の生駒山系縦走路の歩き初めとなった。

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