山野颯想

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打上川治水緑地の桜並木、絶佳の紅葉

2019年11月23日 | 植物
2019年11月16日(土)
『我が街中歩』
<打上川治水緑地の桜並木、絶佳の紅葉>
一旦4時過ぎに目覚めたのだが、「まだ早い、寒い」との思考が勝り布団から出ることはなかった。
その後、5時10分のアラームが耳に届いたのだが、何となく街中歩に出掛ける気持にならなくて、
布団中で7時前まで、様々な事柄を思い描きながら過ごしてしまう。
今日は誰も居ないので、昼飯も夕飯も作る必要がない。
それゆえ、12時過ぎまで仕事し、帰宅すると独りで昨夕飯の残り物でお昼を済ませる。
14時50分頃になって、我が家を出て、いつもの街中歩のコースを歩く。
目的は、打上川治水緑地の桜の紅葉を観賞することにあった。
日々の街中歩で僕が、打上川治水緑地に居る時刻には、
まだ朝陽が充分に届いていないので、桜葉の紅葉の様子が明確には見えない。
緑地北側の直線歩道の桜並木は、
ここの処、きっと見応えのある色彩へと変化しているに違いないだろうと思い、
日中にやって来たいものと考えていた。
そして今日、最もよい日に、しかも最もよい時刻に、緑地に偶然にやって来たのかも知れない。
然程落葉していない潤沢な桜葉が、晴れ渡った西陽に映えるという絶佳の桜並木の景観に出合えたのだ。


緑地に向かうとき、団地中を歩き下り道にかかろうとするときに、
前からやって来られた年配の女性に声を掛けられる。
その方は僕に「手摺りにつかまりなさい」と仰り、歩道際の手摺りを指差した。
どうも僕の歩き方がふらついていたようで、彼女には危なっかしく見えたのかも知れない。
そしてそれを切っ掛けとして10分ほど言葉を交わすこととなった。
88歳と仰ったその女性は様々なことを話されたのだが、僕が覚えていることを記そうと思う。
それは、僕がもし生きているとすればなのだが、
彼女と話しながら18年後の我が心身と重ねつつ彼女の会話を聴いていたからだ。
「歩かなあかんと思ってやって来た」「この坂を上がるのがしんどい」
「主人は9年前に亡くなった」「私も早く死にたい」「21歳で見合い結婚をした」
「産まれは大分」「何も要らんからと言われてやって来た」
「結婚式で初めて婿さんを見たんや」「小さい人やなと思った」
「年金で暮らせている」[ありがたい]
「近くに下の娘が居てご飯を作ってくれる」「上の娘は石切に住んでいる」等とよく話された。
普段、彼女は人とあまり話す機会がないのかも知れないなと僕は思った。
さて、僕は88歳のときには、如何なる心身で、如何なる生活をしているのだろうかなどと思い描きつつ歩き、帰宅したのは17時過ぎだった。

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