山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

鈴鹿山系(御池岳から鈴北岳へ)

2022年11月21日 | 山野歩
2022年06月12日(日)
『山野歩』
<鈴鹿山系>
<御池岳から鈴北岳へ>
[コースタイム]
[駐車スペース] 8:22 → 8:32 [コグルミ登山口] → 10:55 [真ノ谷] → 11:58 [御池岳(休憩]12:30 → 12:52 [日本庭園付近・分岐道標] → [真の池] → 13:20 [鈴北岳] → 14:38 [鞍掛峠] → 15:10 [鞍掛トンネル] → 15:38 [駐車スペース]
◆所要時間:7時16分
<リスの姿が眼に留まる>
下山したのが鞍掛トンネルの三重県側で、そこにはちゃんとした駐車スペースがあった。
僕が車を止めたのはそれよりも下方で、そこまでまだ20分余り、歩道が無いカーブの多い車道を歩かねばならなかった。
この鞍掛トンネル間際の駐車スペースに止めた方が賢明だったよなと思いつつ歩きましたが、
あんな良い所に駐車スパースがあるなんて知らなかったから、仕方がないよなとも思った。
車を止めた処より、数多のウツギが咲く車道を10分程歩くと、
“御池岳登山道・コグルミ谷登山口”という道標が現れ、登山口が分からなかったので安堵し入山する。
独り山行ゆえ、自分のペースでゆっくり歩く。
蹴躓かないように、足を踏み外さないようにと、足下ばかりを見て歩いていると、数分後に“ギンリョウソウ”が現れる。
ギンリョウソウを見るのはほんとうに久し振りゆえ嬉しくなり、これからの景観も含めて、
花を始めとして如何なる生き物に出合うことが出来るのだろうかと、期待感が高まる。
それより30分程進むと“サワギク”が眼に留まり、
その頃より、先月に訪れた藤原岳でも繁茂していた大振りの葉っぱを有する植物が現れたのだが、残念ながら名前が分かりません。
次に現れたのは“フタリシズカ”で、8合目の道標を通り過ぎた辺りでリスの姿が眼に留まったのだが、
僕の小さなカメラでは、撮影するのに苦労することとなった。
それより10分余り歩くと、“ツルマンネングサ”が眼に留まり、その並びにまた、“フタリシズカ”が咲いていました。
それより20分程後に、先日の藤原岳山行でも見掛けた“イブキハタザオ”が現れました。
そしてもう其処が御池岳という道沿いの草むら中に、ムロウテンナンショウが1本立ち上がり、僕を迎えてくれました。
そのちょっと手前のことでした、葉っぱの上に居た昆虫に気付きカメラに収めたのですが、
帰宅してGoogleで検索すると“ジョウカイボン”だと教えてくれました。それは、初めて知る昆虫でした。
御池岳でお昼にする。風が強かったので、ちょっと下がった風が当たらない処でしっかりと休憩し、また、ゆっくりと歩き始める。
それより暫く歩くと、起伏の無い歩き良い道が続く。
そんな時、足下のシダ類に止まりじっとして動かない“ウスバシロチョウ”に気付きカメラに収める。
“ウスバシロチョウ”に出合うのはほんとうに久し振りのことでありました。
それより数分の処では、小さな白花を数多付ける“ガマズミ”が現れる。
それよりホンの少し進むと、昭文社の地図に記載されている日本庭園や真の池だろうか、左手に一つの池が現れる。
それより、歩き良い清閑な景観中を15分ばかり、ゆったりとした気分で歩くと鈴北岳到着であった。
それ以降も鞍掛峠まで歩き良い道が続き、
その間、タニウツギ始め、サンザシ、ハイノキ、ガマズミ等の樹木に咲く花を愛でながら歩くと、1時間余りで鞍掛峠到着でした。

コメント
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