ひきこもりの日常

現在、きまぐれ不定期です。

環境とやる気

2006-05-19 02:09:27 | Weblog
昨日も家を出て、大阪市内に行ってきました。泊まったのは、西成のドヤ街です。先日のビジネスホテルは全国チェーンでその日は大阪市内にある数件も予約で一杯でとれなかったのと、値段が半分近くで済むのと、大手広告会社Rの運営するサイトで予約が取れるので何となく安心感があったのでインターネットで予約を取りました。が、

大手ビジネスホテルがいかに優れているかが、入ってみてほんの数分で分かりました。ハッキリ言って外から見えるところしか良くありません。ハード面でいえば外の入口から見えるエントランスだけです。建物の外観もそうですが、中も昭和の団地みたいに殺風景で、トイレと洗面所は共同でかつてのアパートみたいで、共同風呂も出入口を開け閉めしようとすると取ってがなく、湯船を近寄って見るとなにやら油分らしきものが少し見えたので入りませんでした。またシャンプーやボディーソープやらトイレの芳香剤やら全て『大味』に出来ているようです。部屋には机もない。あるのはテレビとビデオのみ。

ソフト面では何よりも従業員の対応は気が抜けているようで、一見すると親切そうに見えますが、理由もなく宿泊客の私に何度も鼻で返事をしていました。まあ与し易し、と相手を見るのかも知れませんが。先日のビジネスホテルにはハガキでホテルのサービスをフィードバックできる対応がありました。

外はJRの電車がひっきりなしに通ります。ラジオを持ってきて良かった! 夜と朝にNHKの音楽が聞ける。本も持ってきましたが、間接照明でないと私は生活できないようになっているので殆ど読みませんでした。持ってきたのは『家畜人ヤプー』でしたが。電車のすぐそばに住む人の生活ってどういうものかと思っていましたが、初めて分かりました。まったくノンキですね。

客の中には電話で、裁判があると言っている人がいて、民事の被告人かしら?と思ってしまう。

まあ他にも書きたいことがあるのですが、ずっとやる気が出ませんので程々で。宿での発泡酒の値段は結構高かった(それに対して全国チェーンのビジネスホテルでは自販機で130円と安かった)ので、青木雄二が西成は他よりも自販機の酒の値段が少し高いと書いていたのを思い出しました。宿というより何となく飯場のような気もしますが、でも今は噂どおり出張らしいスーツ姿の人もいましたし、旅行者もいるのでしょう。私は環境要因を重視しています。夏目漱石もロンドンで随分と引越しをしたし、あまり相応しい例ではないかも知れませんが。

値段はそれほど安くない。私が泊まったのは禁煙の部屋で一番高かったけれど、果たして他の部屋と違いがあるのかしら? まあ他の宿では1500円というのがあったから、その値段だと納得が出来るのですが、私が泊まった値段の2倍近く出せばビジネスホテルに泊まれるので、予約が取れるのなら他に泊まったほうがいいと思います。

最後に少しそれます。7年前にマレーシアに行ったときには2000~3000円ほどでビジネスホテルに泊まりました。2件に泊まり1件目は部屋がボロでシャワーが錆びていて湯が茶色かったのでガッカリ。2件目はチャイナタウンにあるサラで良かったけれど、どちらも窓がなく寂しかったです。まあアジアといえど、一流ホテルはそれなりにするようですが。


思慮に欠けた書き込み部分がありましたら、すいません。

チラシの裏化 日記

2006-05-16 17:38:22 | Weblog
家庭の空気が耐え切れず、同じ大阪府内なのに、昨日は都心のビジネスホテルへ逃げるように泊まってきました。ビジネスホテルを利用するのは今回はじめて。個室があって、完全にプライバシーは守られる。設備も朝食無料で温泉、ブロードバンドもあってなかなか。孤独感もあるけれどそれを打ちけすように妙に気持ちが良い。

旅館やバックパッカー(ユースホステル)とは違う。プライベートが完全に守られる。
家に帰るのが嫌で、帰ってきてまた空気が重い。


前の記事といい、放言を書いてしまっています。

相場に生命を感じた

2006-05-12 19:14:34 | 投機
今日、ユーロ/円を買った。FXonlineで。今までに5万最初に入れて、マージンコール。次に2万入れて。思惑はずれて、ユーロ安。夕方まで懸念が続く。近くのスーパーで韓国産発泡酒350mL6缶・598円。一番安いやつ。でも他の発泡酒よりおいしく感じる。朝7時に鞘抜き数百円のつもりで買って、600円の儲けをつけたけれど、売ろうとしたその時にソフトが一時フリーズしてしまい売れず。結局ジワジワと値を下げる。

スーパーから自転車で帰ってきた。今日もただその日を部屋で過ごすした。唯一の外出。戻ってくると、瀕死の重傷。もう少しでマージンコール。後数百円。今後1銭下がると相場から強制退去のマージンコールに来た。あ、戻した。そんな繰り返しを20分ばかりジッと見ている。臨終の患者を看取るようだ。まるで親族がそうするように。頭の中で賛美歌が流れる。5月中旬近く、外は静か。藤原新也の世界を思い描く。

しばらくすると、ついに後1銭下がった。維持(意地)証拠金を超えてしまいマイナスになった。最後は劇的ではなく、あっけなくと思った通り。でもすぐに1銭上がる。なぜか辛うじて生き残ったらしい。臨終体験だろうか。

その臨終体験を2回繰り返したと思う。しばらくすると後数百円の維持証拠金枠から急に千円台へと上がりだした。それに呼応するかのように余剰金額は上がりだした。チャート上では幾分かの上下を繰り返しながら。今は余剰金額3300円。でも明らかに今朝からは5000円のマイナスだ。スーパーでの買い物はビニール袋を要らないと言い、5円を浮かす私からすると大金だ。もうこの1ヶ月やればやるほど損してばかりだからやめればいい。これが一般論だろう。でも止められない。そこには生命を感じる。今日は強烈に死を感じた。幸田真声作の小説『日本国債』の下巻の最後で主人公が生命を感じた場面がある。今は小説も読めない酷い精神状態の私だし、それに比較するのもどうかと思うが、何となく分かるような気がする。

夕方からはこの頃は飲まずにはやってられない。これも酔って書いた。相場が生き物だとすると、今の私の環境では現実の世界はあまりにも空虚に感じる。競馬と相場を一緒にするのはどうかとも思うが、この時に感じる躍動感を求めてある人は病みつきになるのだろう。他のギャンブルもそうだが。でも私見ですが、ドツボに嵌った状況での音楽は、相場にはバロック音楽が、ギャンブルには演歌が似合うような気がする。やっているのが為替相場だからかも知れませんが。24時間相場が開いているのは、まるで脈を打つようだ。今の一般現実世界より遥かに生き生きと感じてしまう。

さあ、ロンドン時間では辛うじて生き残ったようだが、次のニューヨーク時間ではどうなることか?


こういうとなんだか現実逃避は、テレビゲームにはまる小学生と変わらないような気もする。要は理由付けの面もあり。ただ命を懸けてしまうことがある。冷静に考えられる環境なら、全く理不尽。


(土曜日 午前5時 結局、生命を噴き帰したかのようにNY時間で上がり、2100円プラスで手仕舞いしました。)

晴れより雨の方が、落ち着く

2006-05-10 18:59:32 | Weblog
今は家から、離れることを夢想しています。

ただ思うだけ。ゴヤやボスの絵みたいな心境。


気に入ったブログから。書評:無気力の心理学(ハードSFと戦争と物理学と化学と医学)。カラカラに喉が渇いた砂漠の中で、オアシスとまではいかなくても、一杯の水に出会った感じ。

為替、ブログカテゴリーの移転

2006-05-08 00:11:36 | Money
新しく為替証拠金(FX)用のブログを作りました。


自分で考えられない人の為替証拠金

忘れないように、したいです。

2006-05-04 18:10:55 | 投機
ひょっとしてこのブログを見て、為替証拠金などの嗜好性が強い相場へ、手を出された方がおられるかも知れません。私自身振り返ってみると、直接には勧誘表現を使わなかったつもりですが、間接的にはと考えてみると何とも申し訳なく思うのです。

ネットを見ていると真偽の程は定かではありませんが、夫に黙ってとか家族に黙ってやったら大損をしたという記述も見られることがあります。私自身儲かっている間は、親の預金を借りてやればもっと儲かる、などという投機心が頭をよぎりました。黙って借りても後で返せば、なんていう何とも恐ろしいことです。

投機心が過熱しているときは、投資は自己責任で、と一文但し書きをいれたとしてもあまり意味がないと思います。その空気に抗うバランス要素としては、あまりにも無力だと思うからです。ディベートは私には全く根づいていませんが、バランスのために、pros and cons(賛否両論)が出れば最高ですが、少なくとも一般論として、値動きが気になって仕方がない毎日をプロでもない一般人が過ごすのなら、やめるべきでしょうね。もっとも儲かっている数週間前にこう私が言われても、実際は多分出来なかったと思いますが。

今は、もしこのブログで影響を受けられた方がいらっしゃれば申し訳ないばかりです。

たまたま見つけたメモ

2006-05-03 18:01:47 | Weblog
3億円
早速見学に来た女子学生からは、「こんなに差があるとは――。絶対、正社員の方がいいですよね。」という驚きの声が上がっていました。しばらくは、3億円詣での学生と教職員(?)で、就職課は賑わいそうです。 (拓殖大学 HPから)


ふーん。。。

失敗から学べない!

2006-05-02 18:11:05 | Money
為替証拠金をやって、大損を出しました。まだ破産するまでにはのめり込んでいなかったというのが、せめてもの幸いかもしれません。遅すぎる損きりでした。114円ちょうどくらいで大半を投げ出したものの、欲を出してまだ持っていた為昨日まで損が膨らみました。

とりあえず今持っているユーロは142円でストップを入れました。またこのブログの方向性がなく、おかしな方向性に行ったかと思います。(例 こちら フリーターを侮蔑する発言になっていたと思います。)

問題は私自身失敗から学べていないことです。これだけ怖い思いは、ちょっと体験できません。学校の授業料くらいの金額は飛びましたが、喉元過ぎればできちんと活かせる自信がいまありません。

相場の失敗から学ぶ参考HP こちら

麻薬はホドホドに

2006-05-01 23:07:47 | 投機
ユーロ1万以外は、もうストップロスにかかりました。止めようかと思っています。もう大損です。

ガルブレイス氏死去

2006-05-01 08:30:02 | Weblog
ガルブレイス氏がお亡くなりになりました。この方の著書は1冊、最近やっと読んだところでした。私事ですが、これは一般的にはバブルとは言い難いでしょうけれど、最近の米ドル為替証拠金バブルに踊りすぎていた、ような気がします。

ご冥福、お祈りします。