年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

「幸福」で思いつく

2019-01-08 19:29:03 | Weblog
 隔週土曜日に重フジ駐車場にやってくる移動図書館バスで本を毎回限度いっぱいの10冊借りている奥さんが、いったい何を読んでるのかと聞けば、マンガ。
 それも手塚治虫の「火の鳥」がすごく面白いよ・・と教えてくれて以来、リクエストしながら何冊かずつ読んでおるみたい。コタツに入り朝から夕方までゴロゴロと。で、この前の土曜日に、何を借りてるのかとトートバッグを覗けば「火の鳥」の続編数冊に交じってヒルティの「幸福論」が見えた。
 これは難しい本である。じつは、40年ほど前に義父から、アンタこの本は良いよ・・ぜひ読みなさいと薦めてくれた本である。昔早速読んだものの難しくて最初の数十ページを読んだきりであった。
 そうかそうか、こんな難しい本を借りてきたのかと  久し振りに自分もコタツに横になりながら最初のページを読んだ。
 そうだった 幸福のスタートラインは仕事に就くことからであった。「仕事をするコツ」「良い習慣」「時間を作る方法」が目次に書かれておるではないか。自分はヒルティを忘れておった。
 90分お喋り会はこれでいこう・・と思いついたのが土曜日。
 私が受刑者によく云ってるのに、幸福にならなければならないョ…などと少女趣味の女学生のようなことを言ってる。ややもすれば自己評価のいちじるしく低い受刑者は甘酸っぱい幸福の生活イメージを描くことがないように見える。自分が出所後幸福になるためにはどうすりゃエエんだろう・・と受刑者と一緒に考えることを自分は由としている。
 オ~そのための仕事ではないか・・と。お喋り会の初めにこれを入れて話すことにした。もちろん初夢の話も入れながら・・一富士二鷹三茄子に四扇と五タバコ六座頭の初夢の話。これを話しのつかみにしよう。
 知識人でもない自分が、いかにも知識人だと云う風に薄っぺらな小難しいこと喋っても相手には届かないだろう。大事なことは一つだけ、働こうぜ・・と云う事のみだから。心を閉ざしている相手にどうやって扉をこじ開けて火をつけるか・にも似て、いろんな角度から言葉を投げかける作業。伝えるのに工夫がいる。私の投げる球を打ち返して欲しいと痛切に思っている。彼らはある日突然悪事に働くことではなく、悪事に走る考え方であったり、その動機があったりする環境が必ずある。
 今日の午前中のお喋り会90分のこと、後日彼らの感想文を読みたいと思う。
 午後は他県から飲食店社長に来所いただいて釈放前所内採用面接を行う。面接前には罪名を聞かされた社長は採用を渋っていたが、いざ面接がスタートした5分後には、採用をしたいと社長が言ってた。これで私たち就労支援スタッフに与えられた今年度の採用数目標数値は達成したことになる。
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