年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

おめでとう

2010-01-08 00:00:00 | Weblog
 就職先が決まった、と言ってキタヤンが来た。元新聞記者であり、その後印刷会社に転職したが50歳を半ばにして事業縮小の流れに遭い退職、雇用保険を受給しているが何もすることがない苦痛の毎日が、とてつもなく深い闇をさまよう感覚である、などの相談を受けていて、私もいっしょに求人を探していた。キタヤンの希望は福祉施設である。弱者により近いところで残りの職業生活を送りたいと希望を漏らしていた。結果、希望に添い8ヶ所面接を受けて、やっと採用通知を手にし、就職届をした。それで、とりあえずキタヤンの門出を祝い兼新年会をやろうではないかと私が提案した。奥様もキテヨ、と誘うと、奥様は娘の二人目の出産のお手伝いのためにオーストラリアに行っており3月にならないと帰ってこない、とうれしそうに?話しておった。独身なれば気遣うことはないか、一緒に遊ぼうと声をかけた。次にやって来たのは、吾が山岳会のメンバー、Hさんである。Hさんも次週から障害者福祉施設の送迎バスで障害者を補佐する仕事が決まったので就職届のためにやって来た。Hさんも雇用保険を全額受給してから後に就職をしたいといっていたけれど、毎日することがない苦痛の連続で、対象喪失感を深く味わい、このたびやっとの思いで、再スタートを切ることになった。お二人ともすがすがしい顔つきになりニコニコと私に笑顔を送ってくれた。おめでとう。