活動弁士の話かと思ったら、偽カツベンの話。
予告で想像したよりカツベンの場面は少なく、
とてもテンポの悪いコメディもどきだった。
冒頭の子供のいたずらにイライラする。
あれを「幼き頃の楽しき思い出」にしちゃうのはどうなのか。
フィルム代も高かろうし。
周防さんの映画のいつものメンバーで
おさまるところがわかりやすすぎ。
「ニュー・シネマパラダイス」や
無声時代のスタンダップコメディのオマージュなど
映画への愛情を込めたいのはわかったんだけど
穴だらけの風呂敷ではまとめられなかった。
永瀬のカツベンが酔っ払いで役立たずなのになにか意味が?
竹ノ内の警官が子供を捕まえられないの間抜けなのが??
成田くんの声は良かった。
ヤクザの娘が井上真央ちゃんなのかな?
音尾くんはどこから見てもヤクザだった。