きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

波津彬子原画展@川越

2018年02月10日 | 漫画・小説・雑誌
波津彬子さんの原画展に行って来ました。
場所は川越の平蔵さん。
夜廻り猫展が開催されたお店です。



波津さんの原画展は東京以外ではわりと開催されるようで
Twitterから流れてくる情報に悔しい思いをしていました。
川越はちょっと遠いけど、行けますよ!

店内の作品は遠目なら撮影可。

(これぐらいなら大丈夫かな)

展示作品は猫関連のイラスト。
と、短編1本丸々も。

ほんと、美しかった!

修正は無し。
すごく繊細な線。
細いけど、エネルギーがある。
白のハイライトに光りを感じる。

今回はお食事スペースがありました。
椎茸とネギがダメな私は
おにぎりをいただきました。

ひょー!
びゆーてほー!

ミニセットのプリンも

卵の味が濃厚で美味しかったです。

物販のお煎餅。


商品名も「NEKOMATA」です。

夜廻り猫の時と同じお店のお煎餅。
美味しいのですよ!


川越は何度も来ているけど
せっかくなので少し歩きます。

出世稲荷で姪達の出世を祈願。
特に下の名が受験なので
「出世できる学校に受かりますように」をお願い。

時の鐘周辺。



すごい人混みでした。

貴重な機会をありがとうございました!
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2018年「ジーザス・クライスト=スーパースター(エルサレム・バージョン)」@千葉市民会館

2018年02月07日 | 劇団四季




キヨミチは高音がかなり出ていない。
アンナス私の友よ、だけでなく、
哀れな人よ理想は・・・、のあたりもかなり苦しそう。
我天は意識した裏声有りだけど、
他は出切っていないかんじ。
体調か年齢かはわからんけど、
なんというか、
佐久間さんがいて良かった

芝居は言うことなし!濃い!
ジーザスとは深く深く関わっていたのに、裏切る。
その深さが滲み出ていた。
冷静なのはほんの序盤だけ。
もう壊れている。
鉄が砕けるかんじか。
ガラスではない。

キヨミチが登場したとき
「見慣れた体型」と思いました。
脇は剃っていた。
スーパースターでは左の二の腕の輪っかが
ひじ過ぎまで落ちたので、
途中で歌いながら上げていました。


神永さんは越谷より虚無・孤高が増した。
と思っていたんだけど。
捕らえられたとき、
4本棒でガシャーンってされたとき、
泣き出しそうな子供みたいな表情だった。
彼は強くなんかないんだ。
ヘロデの館でも、精一杯頑張って
崩れ落ちるのを耐えているように思えた。

だから、釘で打たれて痛がることも含めて、
十字架にかけられたジーザスは
生々しい肉体を持った人間だった。
死ぬ瞬間まで人間だった。
今期の神の試練は過酷すぎるわ。

今宵安らかに、で、以前は
ユダがジーザスを見る、ジーザスがユダを見る、
のタイミングがすれ違うのがツボだったけど、
今回はそれがない?
ユダからジーザスへの思いは熱く、
ジーザスもちゃんと知っているけど、
今回の神永ジーザスは返すことなくひたすら孤独だ。
この関係も、いいわ~。

金田さんはユダは汚らわしい裏切り者ありきで
受け入れる気はもとからナッシングで、
芝ジーは登場時には解脱済み。
そういった意味では神永さんさんは迷える青年。
迷い方が年によって違う。
今回はなんだろう、芝ユダの深い愛でも救えない?

谷原マリアは可愛いんだけど、少女過ぎるかなあ。
ジーザスの憩いにまではなっていない。
古手のファンが仕切っているのをガン無視して
スターに突進する新参ファンみたいなかんじかなー

本城さん熱い。
アレンジも越谷と同じ。
五十嵐さんは前回より声がドラゴンボイスにシフト。
心地良い響きだ。
囁くように弱く歌うこともちゃんとできる。

阿部アンナスも無難かな。
司祭達のアクセントまでにはなっていない。
北澤さんのヘロデはコメディリリーフをきっちり表現。
見世物を楽しみにする享楽的な男。
阿部さんは懐疑で冷静で、役としては有りかもだけど、
芝居の流れ的には足りないので私の好みは北澤さん。

山田さんは裁判官としては強く公正なかんじ。
ジーザスは言葉通り弱った男にしか見えていない。
そんな彼でさえ移り気で狂った民衆に押し切られる。
後世の怨嗟が聞こえる村さんとはまた違った作り。
現世しか見えないから神も見えないとか?
あとは鞭打ちのカウントだな。
30台が少し厳しい。
青井さんも30台はあやしかったなあ。

市場のウサギを誰ももらわない。
みな、拒否る。
モフモフなのに。
私にくれ。

今日はロングトーン半ばでの拍手はおきなかったな。
越谷ではおきた。びっくりした。

カテコで3人の時、神永さんを見て、
もういちど、呼、、、ばない、んだったね。
みたいなキヨミチが可愛かった。
カテコの主導も神なんだ。

千葉市民会館はマイクバランスが悪かったな。
中盤まで安定しなかった。
四季持ち込み機材にも限度があるんだろうな。
舞台は狭く客席に近く、迫力があった。
行って良かった。

うーん。キヨミチを見て落ちついたので、
いろんな組み合わせで見たくなった。
奥が深いよ、JCS。


【配役】
ジーザス・クライスト 神永東吾
イスカリオテのユダ 芝 清道
マグダラのマリア 谷原志音
カヤパ(大司教) 金本和起
アンナス(カヤパの義父) 阿部よしつぐ
司祭1 佐藤圭一
司祭2 賀山祐介
司祭3 高舛裕一
シモン(使徒) 本城裕二
ペテロ(使徒) 五十嵐 春
ピラト(ローマの総督) 山田充人
ヘロデ王 北澤裕輔

【男性アンサンブル】
大森瑞樹
小野功司
南 圭一朗
ビョンヒサン
白倉一成
宇龍真吾
中村 伝
安斎恵太
杉本 崇
永瀬俊秀
大萬昇太
山下泰明

【女性アンサンブル】
光川 愛
原口明子
小島光葉
花田菜美子
小島由夏
林 香純
矢野侑子
森川温子
加藤久美子
生形理菜
若松小百合
小松真美
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「ひかりふる路(みち) ~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~/SUPER VOYAGER!」(2回目)」(宝塚雪組)

2018年02月06日 | 宝塚(雪組)
雪組2回目。
歌ウマコンビはいいねえ。
芝居は、歌の盛り上がりに対して話は薄いけど、
曲はいいし、役者の使い方も上手い。

はっちゃけ全部盛りショーも楽しいぞう。
コマちゃんソロのレースの上着は
霧駅ロケットでキリヤンが着てたアレかな。

eプラス貸し切り公演だったので
ショーのアドリブは「eプラス!」たくさん。
暴風雪の銀橋では言葉以外に
手でプラス(スペシウム光線的な)を作ったり。
カテコ挨拶、
「皆様の熱い声援が届きました。
 あ、感想になってしまいましたね。」


この運動量が多いショーを
全ツに持って行くのか、雪組さん大変、と思ったり。

それ以前に、芝居のだいもんは
階段の上り下りがたくさんあって大変だわ
と思ったわ。


咲ちゃんは声が低くなった?喉が潰れた?
芝居が骨太になったのもあわせて、
なんだかワタル君を思い出したよ。
長身だし。ダンサーだし。
どうしよう、気になる、、、。


年代的に
ベルばら 1789 スカピン ロビペ ナポレオン
かな。
別箱を入れれば、1789の前に瑠璃色、あとに調香師かな。
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2018年「ジーザス・クライスト=スーパースター(エルサレム・バージョン)」@越ヶ谷

2018年02月04日 | 劇団四季




ユダデビューの佐久間さんは、
音域と声量が足りないとか、
メインキャストとしてのパンチ&存在感が弱いとか、
歩く時などに素の部分が出るとか、
段取りをこなすのに精一杯感とか、
新人公演を見守る気持ちに近いけど、
若い世代の神とユダのガチンコ勝負は今後期待したい。

最後の晩餐でリズムが崩れたのが惜しいかな。

技術面より真ん中経験が足りてない、
と、思うのは私がヅカファンだからなんだろうな。

佐久間ユダの立ち位置はまだ掴めない。
ジーザスの片腕というほど、
彼だけ飛び抜けて
ジーザスに近いところにいるかんじはない。
片腕だと信じている、
ただの13番目に振り切ってくれてもいいんだけどなー。
 たんなる私の好み)

初役なのに大きさの違う劇場に連続登板だから大変ね。
セットは同じでも袖の位置とかは微妙に違うだろうから。

天国を夢みすぎたのだあぁぁっあああああ〜



マホメットは山をほんとおぉに

は、
スンラさんが京都から始めたアレンジだけど、
キヨミチも取り入れ、
新ユダにも受け継がれたのが感慨深い。
こうしてスタンダードが生まれるのね。

佐久間さんは田中さんよりは役に入ってるかな。
出てきたとき「細い!」と驚いたり、
スーパースターの衣装の布が余り気味とか、
田中さんでも思ったなあ。
若い人は細いから。

田中さんは爽やか要素が滲み出過ぎていたんだな、いま思うと。
もうすこし出れば彼なりのユダになったのかな。
千秋楽近くに唐突に出たから非難轟々だったからこその、
今回の新役序盤投入なのかな。

これからに期待、ね。
年齢的にも芝ユダは最後だろうから
芝ユダをたくさん見たい気持ちは
ものすごくあるけど、
若い人に役を上手く繋いで欲しい、
という気持ちもあります。


神永さんは前より表情やアクションが増えたかな?
釘で打たれた時がとっても痛そうだった。
神輿では群衆に手を差し伸べていた。
虚無の表情だったときもあったよね。
今回は群衆にできるだけ応えようとするからこそ、
自分で治せからの落ち込みや、
マリアが憩いとか、
メリハリが強くなったような。

山本さんは憩いで、柔らかい母性も感じるけど
ジーザスに匹敵するほどの存在感が弱い。

私としては、ジーザスを挟んで三角関係というか
ジーザスが真ん中で、ユダとマリアが対になる、
そんな芝居を見たいんだけど
今回は、まだ?ジーザスだけが突出している。
それはそれでジーザスの心の流れが見やすいけど。

本城シモンは「ローマを!」と最後の「栄光を!」あげるアレンジ。

「やり直すことはできないのですか」で
ペテロの声が強く聴こえて新鮮。

群衆はまだこじんまりだけど
(動きが揃いすぎ)
これからより小さい劇場にも行くと思うと
仕方が無いのかな。

阿部さんのヘロデはもっとやらかして欲しいな。

司祭様方は安定。


【配役】
ジーザス・クライスト 神永東吾
イスカリオテのユダ 佐久間 仁
マグダラのマリア 山本紗衣
カヤパ(大司教) 金本和起
アンナス(カヤパの義父) 吉賀陶馬ワイス
司祭1 佐藤圭一
司祭2 賀山祐介
司祭3 真田 司
シモン(使徒) 本城裕二
ペテロ(使徒) 五十嵐 春
ピラト(ローマの総督) 村 俊英
ヘロデ王 阿部よしつぐ

【男性アンサンブル】
渡久山 慶
小野功司
南 圭一朗
ビョンヒサン
白倉一成
宇龍真吾
中村 伝
安斎恵太
杉本 崇
永瀬俊秀
大萬昇太
山下泰明

【女性アンサンブル】
光川 愛
原口明子
小島光葉
花田菜美子
小島由夏
林 香純
矢野侑子
森川温子
加藤久美子
生形理菜
若松小百合
小松真美
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「不能犯」

2018年02月04日 | 映画


単純なネタ以外が無い、薄っぺらい話。
讃美歌もどき?の音楽って古過ぎるセンス。
こんな話だし某演技の人もいるんで、
何人かの演技上手も無駄遣いなかんじ。
ヤスケンが締めてくれるかと思えば早々に退場だし。

沢尻さんの生え際が後ろめで、
時代劇のヅラが似合いそうな綺麗なおでこだった。

マッケンユーは父親より芝居が上手いね。

原作が終わってないそうだから
話も決着がつけられないんだろうけど、
中途半端すぎるラストでした。
つまりは、不思議な力を持つ必殺仕事人。

1000円クーポンで見たから特に不満は無いけどね。


他人の死を願う人はたくさんいるんだね。
しかもその願いは高確率で勘違い。
怖いね。


仕事の依頼方法はあれで大丈夫なのかな。
誰かが先に個人情報満載の依頼状を見るんじゃないか?
「市民の善意に支えられたシステム」の
始末人(by明智抄)の方が合理的かも。
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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第四章 天命篇」

2018年02月04日 | 映画


予告やポスターと違って
対デスラー篇ではなかった。

サーベラーとスキンヘッドと陸戦隊のヒゲ篇。
旧作のキャラを順調に消化しつつある。
どちらかというと、
さらヤマより2の方に動き出しているかなあ。
できるなら、ヤマトの特攻無しで
斉藤さんも生き残る方がいいな。

旧作のミルは市川治さんで、
子供心にも無駄遣いと思ったけど、
もしかしたらスケジュールの都合とかもあったりしたのかしら。

「キーマン、そこは包帯姿だろう!」と思ったんだが、、、

子供を抱くサーベラーを見て、
大帝との子供なんだろうけど、
サーベラーが大帝の母とか、
あの絵の彼女がオリジナル世代
(オリジナルというよりクローン前の世代)
などとも考えたりする。

新作のテレサは目が大きかった。

旧作の2が正史で、
リメイクは若い人の二次創作、
ぐらいの感覚で見ています。
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2/3めも

2018年02月03日 | 小山卓治


東京は久しぶりの白浜さんのソロから。
歌は新旧取り混ぜて。
「福山雅治は成功しても性格は変わらなかった」
をはじめとする業界話もたくさん。

小山さんのスカーレットは
だいぶ調教されてきた。
奥行きのある音。

二人のロックシンガーによるセッションは
「サウンドオブサイレンス」から。

小山さんセトリ。
ハートアタック
失われた週末
パラダイスアレイ
家族
ばあちゃんごめんね
ブラインドラブ
光がふる
世界は素晴らしい

セッション
サウンドオブサイレンス
イエローワスプ
ノーイージーロード

アンコールセッション
ハヤブサよ

世界は素晴らしいで手拍子。
ノーイージーロードは合唱。

ブラインドラブのギターの音、メロディが
とても美しかった。

白浜さんに「ギルド、いい音だね」
って、言ってもらった!
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「椿姫」ラウデール&レヴァツォフ/ハンブルク・バレエ団

2018年02月03日 | バレエ・ダンス


マルグリット役のラウデールが良い意味で貴族性が薄く、
アルマンとの身分差がばっちりだった。
上流ではない高級娼婦、
けれど、知性と自制も併せ持つ女性だった。
アルマン役のレヴァツォフはプ
ルシェンコの髪にヴィゴのような顔で
(宣材写真と全く違う印象)
情熱的な青二才だった。
恋にのめり込み、金を与える侮辱を思いつき実行する。
私が思うマルグリットとアルマンにドンピシャ。

パリオペ版ではモローしか見てなかったのか私、と思うくらい、
今日はストーリーが身体に入ってきた。
「マノン」の劇中劇はあそこまでシンクロしていたんだ。
マルグリットが身を引く理由も辛さも、
シンクロ率が高いからこそよくわかった。

この組み合わせはセカンドキャストだと思うけど、
二人ともノイマイヤー言語は身体に入っているし、
ゲスト無しの一体感は見応えがあった。
言い方が悪くて申し訳ないけど、
マルグリット役が大スターでないからこそストーリーに納得。

イヴァン・ウルバンの存在感もすばらしい。
花道で座っているだけなのに漂う気品。

アグエロとリアブコは劇中劇の登場人物。
物語を演じつつ、時には誰かの心、そのものになる。
確かな技術に裏打ちされたさりげなさが素晴らしい。

ショパンの音楽、流れるような動き、
どれもが繊細な感情を表していた。

舞台美術も美しかった。

カテコではノイマイヤー氏登場。

【配役】
マルグリット・ゴーティエ:アンナ・ラウデール
アルマン・デュヴァル:エドウィン・レヴァツォフ
ムッシュー・デュヴァル(アルマンの父):イヴァン・ウルバン

マノン・レスコー:カロリーナ・アグエロ
デ・グリュー:アレクサンドル・リアブコ

プリュダンス:パトリシア・フリッツァ
ガストン・リュー:マティアス・オベルリン
オランプ:リン・シュエ
公爵:グレーム・フルマン
伯爵N:マリア・フーゲット
ナニーヌ(マルグリットの侍女):ジョージナ・ヒルズ

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:マルクス・レーティネン
ピアノ:ミハル・ビアルク、オンドレイ・ルドチェンコ

◆上演時間◆
第1幕 14:00 - 14:50
【休憩 20分】
第2幕 15:10 - 15:50
【休憩 20分】
第3幕 16:10 - 16:55
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「バグダッド・カフェ」(午前十時の映画祭8)

2018年02月03日 | 映画
訳ありストレンジャーが
鬱屈していた人・場所を変える話で、
筋的には良くあるのに、
なんだろう、すごく面白く、すごく素敵。

話のテンポ、画面構成も独特で、
観ているだけでワクワク。

ヒロインのヘアスタイルが
心の変化を表しているのが上手い。

いわゆる美男美女はいないけど、
みんな生活があって、恋もある。
ハイヒールで砂漠を歩いていたヒロインが、
夫の服を着て、妻であることを捨てて、自由になる。
開放感がたまらない。

子供はいない、という彼女の表情を
深読みしてもいいのかな。

旅なかばで妻の服しかない夫は
どうやって帰ったか。

帰ってきた彼女の髪は結われていなかった。

魔法のように、ではないのがいいね。
皺にならないように掛けた服から会話が始まり、
「仕事がスムーズに行くように」オフィスの掃除から
触れ合いが始まる。
着実に主婦として暮らしてきた彼女の年月があるからこそ
きっかけが生まれる。
彼女の、それまでの人生も、
彼女の糧になっているんだよね。
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ひげ太夫第42回公演『天竺ダイヤモンド』

2018年02月01日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




今回も大団円でした。
機械(メカ)は少なめかな。
奇天烈に見えて、
実はわりと正統派ヒロイックファンタジー。
旅人がいて、悪人がいて、困っている人がいて、
お宝を探す旅に出て、全部無事解決する。
一人が何役も演じるけど
すべて難なく見分けがつく。
素晴らしい脚本に、素晴らしい演技。

ほんと、無駄が無いのよ。
話も動きも。

いつもの飯テロも来るよ。
誰か作って!

女神場面のダブルボディがすごく好き。

どどーんな見せ場は天井を突き刺すごとく。


【配役】
編三郎、水源:吉村やよひ
食堂のじいさん、先生:成田みわ子
すずかけ、カササギ伯爵:伊藤貴子
ブラック・シャーク、カムジャタール王国の国王:タケウチヤスコ
シャギ男の部下、朝露姫、ナツメ:平石祥子
シャモの姉、アマリリス:やまくろなな
レイヤード・シャギ男:石川リサ
シャギ男の部下、みかわ屋の女将:安田公美
シャモ、ゲンゴロー:北古賀栞
ザリガニ、お坊さん、しずく:安西オサム
マダム・ジュエル:嶋田あや
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