きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

週末の美味しいもの

2011年05月22日 | 美味しいもの
土曜日。
湯島の「ロワゾー・ド・リヨン」で
日替わりランチ。
1種のみで、メインは牛肉の煮込み。

これに、スープとパンとドリンクが付いて980円。
いつか食べたいと思っていましたが
なかなかランチタイムにここを通ることがありませんでした。
ようやく食べることができて嬉しい!!
パンも初めて食べた!
皮はサクサク・中はモチモチで美味しかった!
(私がケーキを買いに行くときは
 パンは売り切れのことが多いのです。
 お店にパンが残ってるときは、
 自宅に翌朝のパンがあるとき・・・)

プラス350円でケーキが付きます。
ケーキは5種から選べます。
私はパッションフルールのムースをいただきました。

添えられたチーズスティックも美味!

バレエと映画の合間に
日比谷公園で開催中の
「日比谷オクトーバーフェスト」に行ってきました。


基本、ドイツビールフェアですが
ソーセージも売っていますので下戸も楽しめます。

ちょいと香料のきいたソーセージに
ガーリック入りのケチャップ(甘すぎない!美味い!)と
カレーパウダーをかけたもの。
ちゃんとしたドイツ名があったけど忘れちゃったわー。
パンも付いて600円。
見た目よりボリュームがありました。
もう1回ぐらい行って、
違うお店のソーセージを食べたいわー。


日曜日。
「午前十時の映画祭」のあと、
渋谷に移動する途中で
東京ミッドタウンの前を通り、
うっかりヨロイヅカさんのお店を覗いてしまう。
12時半頃のことでした。
13時からのご案内云々って文字が見えたので
13時の予約をしてから化粧をしようと思ったら
「1名様ならすぐにご案内できます」って言われちゃった。
眉毛、まだ描いていないのに!!!
申し訳なさ300%だけど、
めったにないチャンスなので入店しちゃいました。
ショーケースのケーキも選べますが
やっぱり、イートインならではのカウンターデザートが食べたいよね。

カウンターデザートに付いてくるスープ。

枝豆とミント、だったかなあ。
ちょっと爽やか。

フォンダンショコラ。

柚子ソースと絡めていただきます。
美味~~。
幸せ~~。


ちなみに、土日のスケジュール。
土曜日。
10時~ みゆき座「スタンド・バイ・ミー」

終映後、隣の東京宝塚劇場で雪組梅芸のチケット購入。
数寄屋橋のぴあで花組「ファントム」のチケット購入。
(7月2日に日帰り遠征します)
丸の内ピカデリーで「海賊4」の17時40分の回購入。

千代田線で湯島へ。
「ロワゾー・ド・リヨン」入店。ランチ。

お店を出たのが13時20分だ。
間に合うか???
東京文化会館へは、公園内の坂を登るより、
西郷さんに通じる階段で行く方が早い。

奇跡的にも、客殿が落ちる前に席に着けた。
3階正面席です。

ほぼ予定通りに終演。
J子さんと会え、しばし話す。
再び千代田線で日比谷へ。
17時過ぎ到着。
日比谷公園でソーセージを食べる。
短い列だと思ったけど、30分の並びだった。
帝国ホテルに中韓要人が来ているらしく
日比谷界隈は厳重警備。
その中を、ソーセージを食べながら公園→映画館へ。
映画館到着。トイレに行って席に着く。
ギリギリ本編上映に間に合った。

帰宅したら肩も腰も背中も足も痛かった。


日曜日。
六本木へ。
疲れが取れないので、
電車賃はかかるが楽に行けるルートを選択。
「サンセット大通り」10時開映。
グロリア・スワンソンの怪演が凄すぎる。
疲れが吹き飛ぶ。

終映後、シネマートで「ワイルド・ブリッド」の席指定。
千代田線乃木坂駅へ向かう途中でヨロイヅカさんに引っかかる。
13時30分頃渋谷到着。
やっぱり昼食も食べるか、とガード下のペッパーランチへ。
準備万端でタワレコへ。

フルーツさんのミニライブは
ちょっと押してスタート。
終演は15時過ぎかな。
雨と風が強くなってきた。
六本木へはバスで行ってみることにする。
都営バスは宮益坂の方のバスターミナルから出発。
六本木までは15分ぐらい。
ファーストキッチンで時間を潰したあと
シネマートへ戻る。

忙しない2日間でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭のつつじ

2011年05月22日 | その他イロイロ
庭のつつじが綺麗に咲きました。





つつじより、
ヤル気のない弟子が可愛くて掲載。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ワイルド・ブリッド」(香港電影天堂SPECIAL)

2011年05月22日 | 映画
ベトナム戦争の頃。
香港の若者3人は、一攫千金を夢見て、
ベトナムへの医療品の密輸の手伝いを始めようとする。
しかし、街中で起こった自爆テロ等で荷物を失い
地元・暗黒街の有力者にコンタクトを取る。

その有力者の店で売春をさせられていた香港の歌姫を救い出そうと
歌姫の元恋人共に、3人は銃撃戦を繰り広げる。
さらに、その店の売り上げの金塊を持ち逃げする。

香港へ戻ろうとする彼らだったが
途中で南ベトナム軍に捕らえられる。
捕虜となった彼らに過酷な運命が襲う。

そこから逃げ出すことはできたが
彼らの友情は失われ、
戻った香港で、最後の戦いとなる。


と、
ひたすら撃って撃って撃ちまくって
殴られ血が出て死人が沢山出て。
これで終わり?と思った後に
3回ぐらい大戦闘場面がやってきて。
もう、勘弁して!
ってか、
ジョン・ウー、やりすぎ!!

主演3人(トニー・レオン、ジャッキー・チュン、レイ・チーホン)と
もうひとり、歌姫の元恋人(サイモン・ヤム?)の
演技がとても良かったため、
派手な撃ち合いの中にもリアルさがあって、
かえって悲壮さが大幅アップで、
見ていてとてもしんどいです。
公開時に興行的には振るわなかった、と
どこかで読みましたが、
そりゃ、そうだろう
お金を出して見て、と、
友人にすすめることはできないわー。

それぞれに夢があって、
そのために突き進んで。
最初は手を携えていたのに
途中から進む道が違って、反目して。
いろんな意味で「痛い」作品でした。

戦争の悲惨さ辛さもずっしり。

暗黒街の彼の部屋には
カトリーヌ・ドヌーブのポスター。
彼は今はCIAにもコネがあるけど
仏語も話す。
仏領の名残と、ベトナム戦争の対比も
なんとも言えない雰囲気でした。

トニー・レオンが若くってー。
でも、顔は今と変わらなくってー。
同じ顔のまま、年を取ったんだねー。
若い頃の方がワイルドな雰囲気。
中年になればなるほど
子犬度アップって、どういうことーーー!

レイ・チーホンは、山下真司と鈴木綜馬さんを足して2で割ったかんじ。
サイモン・ヤムがの優しいまなざしが良かったな~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サンセット大通り」(第2回午前十時の映画祭 青の50本)

2011年05月22日 | 映画
売れない脚本家のジョーは
借金取りから逃れる途中
荒れ果てた豪邸に迷い込む。
廃屋かと思ったその家には
サイレント時代の大女優ノーマが住んでいた。
すっかり時代から取り残されたノーマだが
彼女自身はまだ大スターであると信じ、
自分の主演映画「サロメ」のための脚本を書いていた。
生活のためにジョーは、その脚本の校正を引き受けることになる。


とにかく、グロリア・スワンソンが凄かった。
自身もサイレントの大女優だそうで。
普通の人が演じたらただの狂気になるんだろうけど
「大スター」の貫禄が感じられるからこそ
悲しく怪しい物語になっていた。
よく引き受けたなー、というのが素直な感想。
役と自分をリンクさせ、それを宣伝に繋げる、
というのはよくある話でも、
彼女の演技は素晴らしすぎる。

ノーマが撮影所を訪ねると、
みな、彼女の元にやってくる。
それは旬を過ぎた女優への礼儀ではなく
彼女が大スターだからだ。
輝くばかりの栄光を手に入れ、
それを失ったあとの人生とは、
なんと苦しいものだろう。
過去にすがりついてしまうのも当然だろう。

人気、というレベルではなく
サイレント、という
絶対に逆行しない世界の住人というのが
うまい設定だな。
サイレント時代を知っていると
もっともっと、生々しい話なんだろうなあ、


映画に魅入られた人は
ハリウッドから抜け出せないんだろうなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「パイレーツ・オブ・カリビアン4 生命の泉」

2011年05月21日 | 映画
2D版を見ました。

1はTDLのアトラクションとの関連づけも上手く、
話展開も「いかにもディズニー」で面白かった。
2と3は、よくわからん話で
3でチョウ・ユンファを無駄遣いしたことしか記憶にない。
それを思えば、4は普通に冒険活劇映画。
1~3を見て無くてもわかるかも。
初心者にも優しい作品では。

成り行きで冒険に出て、
いろんな苦難を乗り越え、
宝を手に入れるが、
それは消える。
そして、別れの時が来る。
セオリー通り。
ジャックを描き込みすぎなかったから
筋が通ったかな。

ペネロペ・クルスがワイルドでセクシー。
海賊さん達も男臭くて良いです。


巷では「人魚が恐い」って声もあるようですが
「人魚の森」を読んでいれば無問題。


いつものように、エンドロールの後に
ワンシーンあります。
最後まで席を立たないでね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スタンド・バイ・ミー」(午前十時の映画祭 赤の50本)

2011年05月21日 | 映画
田舎町の子供4人が「死体捜し」の旅に出る。


大人になる手前の子供達。
大人になってからだと、
なんであんなことに興味を持ったのか、とか
いろいろ思うけど
当時はかけがえのない宝物だった。
そんな宝物が詰まったような物語。

大人達の目をかすめ、
秘密基地で過ごす夏の日々。
「20世紀少年」と比べると
アメリカの子供って、ませてるねー。

閉塞的な田舎町で。
子供の時代が終わるのがわかっている。
でも、自分がなるであろう「大人」が
どうなのかもわかっているのが切ない。

そこから抜け出たクリス。
どれほど苦労したのか、
どれほどの苦難があったのか。
それを乗り越え、大人になった彼は、
つまらない喧嘩に巻き込まれ死ぬ。

せっかく・・・、と思いつつも、
彼が子供の頃から持っていた
真っ直ぐな気性は
大人になっても損なわれなかったんだな、と思う。

リバー・フェニックスの身体は
「大人になりかけた」少年の身体。
「子供っぽさを残した大人」はよく見るけど
逆は、あまり無い。
貴重な一瞬だったんだろうなあ。
それが、思春期手前の「12歳」を
よく表している。
人生の、ほんのわずかの、期間。
2度と来ない時間。


クリスの生涯が
リバー自身と重なるね。
大人になっても、
禿げたとしても腹が出たとしても
いい役者になったと思うんだー。


あー。
関係ないけど。
菜食主義の彼が麻薬を・・・って話で、
「彼が常用していたのは葉っぱ系だから
 筋は通っている!」って話があったなあ。
実際のところはよくわからんけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「眠れる森の美女」ロホ&マッケイ/英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団

2011年05月21日 | バレエ・ダンス
ロホのオーロラがとっても良かった!
スターの貫禄と輝きがあり、
技術面は超安定。
難しいバランスも、簡単に軽やかに踊る。
それでいて、優雅で可愛い!
キラキラ感もある。
オーロラはニーナがベストだったけど
ロホはそれに次ぐかも。
ガラなどで見るときは、
肩のラインとか、厚めの胸板が違和感だけど
今日は全然気にならなかった!

幸福感漂う彼女の踊りを見ると
これぞ、バレエ!って思う。

王子はイアン・マッケイ。
前回の野獣もフランツもマッケイだった。
今回もマッケイ。
仕方がないね。
女性ダンサーで選ぶから。
彼の王子は、端正というより、
勇敢な騎士、かな。
中盤、ちょっとスタミナ切れかな?と思ったけど
最期は力強くゴール。

リラは全幕通してドレス。
マイムのみで踊りません。
リラの踊りは6人目の妖精が入ります。
カラボスもドレスを着た美女。
女装の男性カラボスもいいけど、
美女対決も迫力があっていいですよねー。
特に、マリオン・テイトが良かったです。

ソリストで印象に残ったのは
レティシア・ロ・サルドとキャロル=アン・ミラーかな。
しっかりした踊りでした。


この版は、「オーロラの目覚め」の後に
パ・ド・ドゥが入ります。
曲はマールイ「眠り」のパノラマ前に入るアレ。
マールイの「眠り」が見たくなったよー!

パ・ド・ドゥが増えてるのに
15分の休憩2回込み3時間で終わるのは、
基本的に群舞がないから。
サクサク進むのはいいけど、
もうちょっと「古典」の醍醐味を堪能したかったなあ。

招待客の確認のしかたとか
4人の王子の登場の仕方とか
妙にリアルになるところは
いかにも、ピーター・ライト。
「他愛ないお伽話」に理性的な筋を通そうとするのは
熊川君もそうだよね。
英国気質なのかな。


美術は、写真でイメージしたより
単調だったな。


ロホのバランスキープに合わせて
指揮者が音を出していました。
凄いわ!
オケもそれに応えて
素敵な音で公演を盛り上げてくれました。


招待客、狼じゃない方の被り物は
美女と野獣かな。
女性の髪に薔薇が入っていたし。


配役等
オーロラ姫:タマラ・ロホ
フロリムンド王子:イアン・マッケイ

カラボス:マリオン・テイト
リラの精:アンドレア・トレディニック

国王フロレスタン二十四世:ジョナサン・ペイン
王妃:ヴィクトリア・マール
カタラビュット(式典長):デヴィッド・モース

-- プロローグ --
美しさの精:ジェンナ・ロバーツ
お付きの騎士:ジョセフ・ケイリー
誇らしさの精:アンブラ・ヴァッロ
お付きの騎士:マティアス・ディングマン
謙虚さの精:レティシア・ロ・サルド
お付きの騎士:ジョナサン・カグイオア
歌の精:ジャオ・レイ
お付きの騎士:クリストファー・ロジャース=ウィルソン
激しさの精:キャロル=アン・ミラー
お付きの騎士:ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ
喜びの精:サマラ・ダウンズ
お付きの騎士:タイロン・シングルトン
カラボスのお付きの騎士:
 ジェームズ・バートン、益子 倭、
 ショーン・マクラフリン、ナサナエル・スケルトン、
 オリヴァー・ティル、ルイス・ターナー
リラの精のお付き:
 ジェンナ・キャロル、ローラ・ダベンポート、
 淵上礼奈、ジェード・ヒューゼン、
 アビゲイル・プルーダムズ、ローラ・パーキス

-- 第1幕 --
4人の王子:
 ロバート・パーカー、ジェイミー・ボンド、
 ドミニク・アントヌッチ、タイロン・シングルトン
オーロラ姫の友人:
 ジェンナ・キャロル、ローラ・ダベンポート、
 淵上礼奈、ジェード・ヒューゼン、
 アビゲイル・プルーダムズ、ローラ・パーキス、
 ジェード・ヒューゼン、ニッキ・モファット、ローラ・パーキス
ガーランド:
 アランチャ・バゼルガ、サマラ・ダウンズ、
 セリーヌ・ギッテンス、レティシア・ロ・サルド、
 カリー・ロバーツ、ジェンナ・ロバーツ、
 ジョナサン・カグイオア、ファーガス・キャンベル、
 ロバート・グラヴノー、ヴァレンティン・オロヴィヤンニコフ、
 クリストファー・ロジャース=ウィルソン、トム・ロジャース

-- 第2幕 --
伯爵夫人: イヴェット・ナイト
王子の側近:ロリー・マッケイ

-- 第3幕 --
パ・ド・カトル:
 レティシア・ロ・サルド、ローラ・パーキス、
 マティアス・ディングマン、オリヴァー・ティル
長靴をはいた猫と白い猫:ロバート・グラヴノー、カリー・ロバーツ
青い鳥:アレクサンダー・キャンベル
フロリナ王女:ナターシャ・オートレッド
赤ずきん:アランチャ・バゼルガ
狼:ロリー・マッケイ
グラン・パ・ド・ドゥ:タマラ・ロホ、イアン・マッケイ

指揮:ポール・マーフィー
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力:東京バレエ団

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ、ピーター・ライト
演出:ピーター・ライト
衣裳・装置:フィリップ・プラウズ
照明:マーク・ジョナサン


ロビーでは、タイターニアの衣装(マリオン・テイト着用)が
展示されていました。




小さかった!
カラボスで見る彼女は、決して小さくないのに!!
この衣装はオークションにかけられていて
入札もできます。
売上げは東日本大震災の義援金になるそうです。


いま書いているときに、ふと思ったんだけど
オーロラがもらう祝福ってたくさんあるよね。
ここの版を統合すると、
美しく、誇り高く(気高く?)、
謙虚で、歌が上手くて、
(気性が?)激しく、喜びに満ちあふれる、
そんな女性になるのか。
リラやカラボスの祝福が強く的確に実現されたことを思うと、
オーロラってば、スーパーウーマンになるよねえ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「狼たちの絆」(香港電影天堂SPCIAL)

2011年05月20日 | 映画
ジョー(字幕ではブッジャイ)、ジム、ホンタウ。
孤児であった彼らを引き取った男は犯罪者の頭目で
3人に窃盗の技術を叩き込む。

大人になった3人は、金のため、
また義父の命令で、様々な物を盗み出す。
今回の獲物は、パリの城に眠る絵画。

大成功するかに見えたミッションだったが、
絵は盗めたものの、ジョーが行方不明となる。

2年後。
ジム、ホンタウのもとに
義父からの命令がくだる。

計画を立てる二人のもとに表れたのは
車いすに乗ったジョーだった。


お洒落なアクション・コメディ、とでもいうのかな。

お調子者の兄貴分ジョー、
しっかりものの弟分ジム、
その間で揺れ動く女性・ホンタウ。
最初はジョー&ホンタウのカップル。
そのあとはジム&ホンタウに愛が育まれる。
男2:女1の恋愛模様が
当時(91年)のトレンディ・ドラマのよう。

男も女も眉毛が太いー。

盗みの場面は、ノリ優先。
冷静に考えれば、そりゃないよー!と思うかもだけど
実際に見ると痛快アクション。
すごく楽しかった!!!


ジョン・ウー監督なので
これでもか!というくらい撃ち合いはある。
もちろん肉弾戦もある。
それが悲壮にならず
笑いもおこる場面になっているのが良い。

中盤の、チョウ・ユンファの
車いすの扱い、特にダンスが、すげー。

とにかく、お調子者のおじさん(作中の設定年齢は36歳)の
チョウ・ユンファが可笑しくてたまらない。
レスリー・チャンは、美しい、というより、可愛い。
ジャニーズ・タレントのようだ。
惜しいなあ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニコラ・ガラ 延期

2011年05月19日 | バレエ・ダンス
8月に予定されていた
「ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち」の
公演延期が発表されました。


 → <ニコラ・ル・リッシュとパリのエトワールたち>公演延期のお知らせ(NBS)


公演の実施については調整中。
5月28日からの一般発売も中止。


他の公演はどうなるのかなー。
「ルグリ・ガラ」は・・・・・・・
この先の営業を兼ねているから上演されるかな。
(パリ・オペは無理して営業しなくていいもんね)

ルジのガラの代替会場はまだ見つからないのかな。
初日しか行けないんだけど。
(まだチケット買ってないけどさ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トークスペシャル in 東京(星条海斗&愛風ゆめ&愛希れいか)」月組

2011年05月18日 | 宝塚(月組)
司会はお馴染み竹下典子さん。
研12のマギーちゃんが、
研4のゆめちゃんと研3のちゃぴを
引っ張っていくかんじ。
芝居にちなみ、皆さん、衣装に「薔薇」を入れていました。
マギーちゃんはスカーフ、
ゆめちゃんはワンピースの柄に、
ちゃぴはブローチ、
竹下さんはジャケットの柄に。

以下、メモを取っていないので、順不同で。

最初のお題は「宝塚の娘役」。
マギーちゃんもちゃぴも娘役経験者。
男役と娘役は立ち方からして違う。
男役はジャケットが抜かれないように
(前がはだけない、袖が抜けないように)
肩を前に入れる、どちらかというと猫背気味が基本。
(肩パッドなどが重しになってすぐ抜けちゃうらしい)
娘役は肩を反らすようにして肩胛骨を綺麗に見せて、
胃に力を入れて・・・、といろいろあるみたい。
腰の「くびれ」を作るため、
娘役のゆめちゃんは、劇場に入ったらすぐにコルセット着用。
それには男役・娘役経験者の二人ビックリ。
ムリムリ無理!
その口調から、すごく苦しそうなのが伝わってきます。
でも、今回のマギーちゃんは、
なるべく「くびれ」を作りたいので
芝居が終わり、ショーが始まるかなり直前まで
コルセットをつけているそうです。


「バラの国の王子」の話。
マギーちゃんは、最初に配役が出たときは
「ギャグかと思った」。
おてもやん系でやるのかな、と思ったら
キムシンからは「普通に。笑いに走らないで」と言われた。
髪を下ろして、もキムシンの指示。
ベルには、血の繋がった姉としての愛情を持っている。
(シンデレラの姉たちとは違う)
最後の結婚も祝福。
芝居の中で、姉妹だけが野獣に会ったことがない。
だから、突然ベルが結婚するとか、
新しい王様が誕生したこととか
なにがなんだかわからない。

娘役の稽古着は、最初は持っていなかったので
あーちゃんが、ゆらさんからもらった水玉のスカートを貸してくれたけど
ウェストが細すぎて入らなかった。
丈も違うので作った。(作ってもらった)
(お茶会の時に展示してあったけど
 腰から裾まで130cmだって!)
最初は稽古場にはいるのが恥ずかしかった。
「男がスカート履いているぜー」みたいな視線で見られるらしい。
(お茶会での話によると、
 その後はみんな「女性」扱いで、とても優しくなるらしい)
ちゃぴも、なかなか稽古場に入ることができなくて
稽古開始の5分前に入ったとか。


この公演の新公ヒロインを演じたゆめちゃんは
本番のことは「まったく覚えていない」。
マギーちゃんがいろいろつっこんで思い出したのは
客席のオペラグラスのこと。
みんなが2つの大きな目で自分を追う。
「見ないで~」
ちなみに本公演では、ベルの影以外では
兵士役で登場しているとのこと。
ちゃぴは、本公演ではユニコーン。
不用意に動くと隣に角がぶつかったりするみたい。
(動物の)顔の角度を保つのが大変。
落とさないように気をつけている。
新公ではハチドリ。
(翼を表す)手のラインを作って筋肉痛。
ベルの牢屋に行ったとき、
みんなで(動物の)顔を格子から突っ込むのが可笑しかったらしい。
*動物の顔は発泡スチロール製だそうです。

「ONE」の話。
オープニングは娘役もパンツスーツ。
裾が締め付けられるようで踊りにくい、
ジャケットが重い、
帽子の扱いが難しい、とゆめちゃん。
みんな白い手袋をしているので
手の角度が違うと目立つので
みんなで揃える練習をしているそうです。(マギーちゃん談)

ギネス。
マギーちゃん曰く。
草野先生のショーには必ず、酒瓶を持った酔っぱらいが出てくる。
今回はどこで出てくるのかと思ったら自分だった。

それぞれが好きな場面。
マギーちゃんはユニコーン。
ゆめちゃんもユニコーンだっけ?
ちゃぴはロケット。

それぞれの「オンリーワン」
マギーちゃんは「(愛犬の)栗丸」。
ゆめちゃんは「心」。
ちゃぴは「人間関係」。
それを聞いたマギーちゃんは「宝塚」に変更。

下級生から見たマギーちゃん。
ダメ出しを含め、下級生にすごく話しかけてくれる。
マギーちゃんによると、それは自分もそうだった。
上級生から教わったことがたくさんあった。
今度は自分が教える番。
その上下関係があるから、
宝塚の伝統が引き継がれる。


こんなとこだったかな。
マギーちゃんがリード。
ゆめちゃんはだんだん緊張がほぐれていって
後半は(わりと)はきはき答えていました。
笑顔がとても可愛い!
ちゃぴはずっと緊張してたみたい。
すごく初々しい。
学生さんみたい。
1学年でもかなり違うんだなあ。
でも、マギーちゃんによると
「即興演劇」の個人レッスンを一緒に受けに行ったとき
彼女の演技を見て、
すごく芝居が上手いと思ったそうです。
確かに、シャルルもヴィオルカも良かったよね。


正味1時間ぐらいだったけど
とても楽しかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コヤマさんの写真

2011年05月17日 | その他イロイロ
コヤママサシさんのサイトがオープンしました。


〈宮城県 仙台市若林区 2011年4月24・25日 / 5月7日〉


私のお気楽ブログで紹介するのは
申し訳ないような気がしますが、
やっぱり、いろんな人に見て欲しいので・・・。
 

それ以上の紹介は・・・

私の言葉なんか役に立たちません。
皆さんの、ご自分の目で、
見てみてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の牡丹

2011年05月16日 | その他イロイロ
昨年買った牡丹は二輪しか咲かなかったので
今年は一株にたくさん蕾がある牡丹を
母が買ってきました。
(毎年4月末に近所のお寺で植木市のようなものが開催されるのです)

先日花を咲かせました。

13日朝の撮影。



雨で色がボケちゃってますね。

15日朝の撮影。



ちょっと色あせてきたけど
こっちの方が綺麗に撮れている?


花の撮影は難しいですね。

ゲコでも撮ったけど
葉っぱが保護色になって
写真映えしなかったのでボツになりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ニジンスキー -奇跡の舞神-」宝塚雪組

2011年05月15日 | 宝塚(雪組)
脚本・演出は原田諒。
デビューして2作目。
エピソードがいくつも羅列されているけど
それを通して、1本の作品にするには、まだまだかな。

ニジンスキーが発狂したのは
興行師が失敗したから、に見えてしまう。

なんだか、もったいない。
まだ2作目だから、
好きな場面を作る、を優先しても良いと思うけど。
もうちょっと、ニジンスキーの「狂気」、
それに至る過程を丁寧に見せて欲しかった。

首藤君主演の舞台の時も思ったけど、
予備知識があれば、いまさらのネタで、
予備知識がなければわかりづらい。
どちらも満足させるのは難しいんだろうけど。


チギは、思っていたより良かった!
繊細、というより、不器用、かな。
でも、ニジンスキーの苦悩は良く伝わってきた。
世俗とあまり関わりたくないのが
我が儘ではなく、ひとつのことしかできない芸術家だからなのもわかった。
踊りも良かったよ!
十市くん振付は「シェヘラザード」と「牧神」だっけか。
それぞれ、役(ニジンスキー)とは
良い意味で別な存在で、
彼が舞台に立つと神憑る、そんな雰囲気は良く出ていた。
あとは歌だ!
頑張ってくれ。
史実に基づき、ディアギレフとは愛人関係。
男同士のラブシーンを女性が演じる、
けど、不思議と倒錯感はなく、自然だった。
そして、色っぽかった。
「疲れているから」と断るところが、凄く良かった。
普段の二人の関係が垣間見えた。


ディアギレフのキタロウも良かった。
やっぱり歌が弱いけど。
ニジンスキーへ傾倒している理由は
第一にダンサーとしての才能だけど
それに肉体的な関係が付随しているのが
当然だと思わせる雰囲気が充満していたよ!
よござますなー!
高圧的になりすぎても二人の関係は成り立たない。
ベスト・キャスティング。
本人的に、表現者としての才能はなく
興行師してとの才能ならある、
その面での諦観も滲み出ていた。

ロモラは普通に愛らしく。
もともと膨らませようが無い役だし。
あゆちゃんは可愛い。

しょうちゃんのマリーはデカかったなあ。
でもダンサーらしい体つきは良い。

せしるのアドルフの生意気振りも良かった。

ニジンスキーの、ダンスのパートナーのタマラは
まゆみ姐さん。
ポアントで踊る場面も少々有り。
ジゼルのパ・ド・ドウは、かなり忠実かなー、
と思ったら、足を伸ばさないとか
変更点があってやや不満足・・・。
だけど、考えてみたら当たり前か。
女性同士じゃ無理だよね。
ここでのチギちゃんのサポートは
本当に男性ダンサーのようだった。
苦労しただろうなあ。


ショーでのデュエットダンスは
チギ&キタロウ。
うはー。
やってくれるねえ。

カーテンコールでの、チギの挨拶はぐだぐだ。
それも可愛い。
「ヴァーツラフ 最高!」と
男性からの声援が掛かっていました。

客入りも良く、満員に近かった。

結論としては、
役者は良い。
脚本・演出は頑張れ、ってかんじかな。


主な配役
ヴァーツラフ・ニジンスキー:早霧 せいな
ロモラ・ド・プルツキー:愛加 あゆ
セルゲイ・ディアギレフ:緒月 遠麻
レオン・バクスト:磯野 千尋
タマラ・カルサヴィナ:五峰 亜季
リポン侯爵夫人:麻樹 ゆめみ
エミリー・マルクス:涼花 リサ
ポーラ:早花 まこ
ミハイル・フォーキン:大凪 真生
アドルフ・ボルム:大湖 せしる
イゴール・ストラヴィンスキー:蓮城 まこと
マルセル:香音 有希
ヴェラ:千風 カレン
シモン:透真 かずき
ジョゼット:透水 さらさ
マリー・ランバート:彩凪 翔
レオニード・マシーン:真那 春人
ガンズブルク男爵:帆風 成海
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「情婦」(午前十時の映画祭 青の50本)

2011年05月15日 | 映画
邦題は妖艶なディートリッヒ主演だからなんでしょうか。
前半までの重要な情報を出しちゃっている気がする。
「検察側の証人」の方がいいと思うなー。

初めて見たのはBSの字幕版だったはず。
ディートリッヒの二役にビックリしました。
今回はわかっていたので、最初から注意して見てました。
台詞回し、というのかな。
そこに金属的な響きがあるのは
二役とも同じでした。
ここで気付くべきなのかー。

ディートリッヒは、まさに「年増の美人」。
男が夢中になるのはわかる。
でも、遊び相手にしかならないのもわかる。
タイロン・パワーは誠実そうに見えるんだけどなあ・・・。


緻密な台詞の積み重ね。
でも、コメディー部分もちゃんとある。
舞台版で見たときは、
オチが少々変わっていた。
というか、そっちの方が原作通りなんだよね。
クリスティらしいと思ったし。
こちらはアメリカ的なオチ。
私はこっちの方が好きだな。


看護婦さん(の役の人)って
弁護士さん(の役の人)の奥さんなんだって。
なるほどなー。
掛け合いの「間」が絶妙でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブラック・スワン」

2011年05月14日 | 映画
あのオチは
無いだろー

と思ったのは私だけ?


「白鳥の湖」の主役に抜擢されたニナは
プレッシャーから、自傷癖が復活。
幻影も見るようになる。


「オデット」ではなく
「SWAN QUEEN」なんだな。
新しい演出、ってことになっているけど
たんに、素人が踊っても様になる振付が
時々出てくるだけにすぎない、
ように思う。

ニナが自分を追いつめていく過程は
言い方は悪いけど、面白い。
ピリピリした繊細さと
それによる美しさを
ナタリーは良く表現している。
オスカー受賞もわかる。

んー、でも。というところもある。
演出家は、ダンサーに手を出すのが当然だというのが
前提になっているような。
それは違う、と思うけど
100%は否定できないか。

あの演出を見る限り
普通の「白鳥」より
「黒鳥」が官能的である必要は無さそう。
オディールって、基本的には
ロットバルトが見せる幻だよね。
それをあそこまで求めるもんかね。

映画全般に渡る「官能」って、
あんなに必要でない気もする。

演出家(芸監?振付?主宰?)のヴァンサン・カッセルは
普通の人だと思ったけど、
セクハラ・エロ親父だった。
やっぱりなー。

母親はステージママのよう。
娘を捉え、娘の目標も将来も定める。
ロットバルト的でもあるし、
「王妃」でもあるのかな。
親の束縛は保護でもあり、
それから抜けだした子供には
死が待っていると。


ナタリーは、背中の肉の付き方は
ダンサーっぽい。
でも、首や腕の長さは、やっぱり足りないし、
甲のラインも綺麗じゃないね。
腕のしなりも足りない。
すごく頑張っているのはわかる。
なるべく足元(ポアントで踊っているかどうか)は映さないので、
8割はナタリーが踊った、という話は納得。
吹き替えのダンサーさんは腕が長め。
(バレエ・ダンサーとしては普通)
見分けたい人は、その辺をポイントにするとよろしいかと。


完璧に踊りたい、
それは「振りに正確に」ってことであれば、
面白味がない踊りになるのは良くわかるなー。
逆もあるよね。
ダメダメでも魅力的、とか。

まあ、あれだ。
彼女が思う「完璧な世界」には
金を払っている「観客」の存在は無かったな。
そういった意味で、彼女はプロでは無かったな。


なんちゅーか。
アメリカでは、数年に一度「バレエもの」が作られて
その時の出演者は本物のダンサーで
だからこそ、踊りの場面はよいけど
それ意外の「(映画用の)演技」の部分はグダグダになる。
今回はその反対ね。
プロの役者がバレエに挑戦。
こういう作り方もあるってことで。
ヒロインの心の脆さを精密に描いために
バレエ関係の設定は、あえてあやふやにしたのかなー。


そういった意味では「愛と喝采の日々」は
映画としても、バレエ場面も良かったんだなー。


実にどうでもいいことだけど、
ニナが夢に見た「白鳥」は
ボリショイ版よりブルメイステル版の方が近いと思う。
最近のABT版にも。
そもそも「ボリショイ版」というのが???
グリゴローヴィッチ版とかワシリエフ版とか、って言い方だよね。
それだと、バレエを知らない人にはわからないか。
あ、ヌレエフ版もオープニングがあったよ。確か。
それで、1幕に入る前にジローが怪我して
ルフェーブル女史が出てきたんだったなあ・・・


5/15追記
いろいろ書いたけど、
コレって、結局は
自傷癖の話、と簡単に見るのがいいのかな。
痛みにより、自分が存在していることを実感する。
それがエスカレートしていき
ついに命が途絶える。
自分の死を実感する=生を実感する、
自分の人生を自分で完結させる、
それこそが「完璧な世界」。
そう見るべきなのだろうなあ、と
1日たって気付いた。

バレエを観るものとして
どこかで「白鳥の湖」と関連づけたいとか
バレエを絡める意味とかを見出したいから
オチに不満が出るんであって、
最初からそれが、話の飾り付けだと思えば
あのオチでOKかも。
メル・ギブソンが「パッション」で描きたかったのは
キリストの受難ではなく拷問だったように、
この映画も、エスカレートする自傷こそが
本当のテーマなんだろうなあ。
(「盲獣」のオチを思い出した)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする