きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「スカーレット・ピンパーネル」星組(東京1回目)

2008年09月21日 | 宝塚(星組)
東京1回目です。

豪華な衣装、セット、
歌える役者、
大量のアンサンブル。
宝塚ならではの舞台ふたたびです。

今回はWOWOW貸切。
とうこちゃんが何度か「わうわう」と言ってました。

とうこちゃん、あすかちゃんはもちろんいいけど
レオン君が目をひくなー。
イケコは昔、「スターは作ろうと思えば作れる」と言ってたそうだし、
「薔薇の封印」でのさえちゃんのセリ上がりとかを考えると
今回のプッシュはレオン君なんだろうな、と
思ったりしています。
うん、レオン君の次期トップは大丈夫だと思うんだよな。
問題は2番手なんだよなあ。

「ひとかけらの勇気」とか
王太子奪還とかは、イケコオリジナルらしい。
ってことは、かなり改変したんだなあ。
宝塚的にはバッチリ。
脚色はうまいよね、やっぱり。
評判も良いし、版権の減価償却もあるだろうから
宝塚での再演の他に、
東宝での再演も噂されていますよね。
東宝なら井上&笹本かなあ。
ジョーブランは「高嶋兄でしょ」とF氏は言った。
なるほどな。

ショーブランに対する衣装のアドリブ
全身スパンに、「こーんな大きな羽を背負いませんか」だったかな。

あんまり書くことがないのは、
ツッコミどころがないから。
話の筋自体は単純だしね。

あ、そうそう、エトワールの衣装は
「愛のソナタ」のマリアンデルちゃんの衣装でした。
歌っているのは音花さんなんだね。メモメモ。
「ブエノスアイレス」の前にチェックできて良かったわ。

ルイ・シャルルの水瀬千秋ちゃんは
まだ研2だとか。
若いけど、しっかりした芝居です。
メイン数役以外は組長を含めオーディションだったらしいから
実力で掴んだ役ですよね。
将来が楽しみ。
将来の前にリリアナが楽しみ。
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「世界の博覧会」劇団ワンダフルズ

2008年09月20日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
世界博覧会に行く親子。



以上のことが書けない!
ただ、笑いっぱなしで
酸欠状態になっちゃったことだけは
紛れもない事実だ。

全部アドリブのような芝居、
つーよりコントか、と思うけど
実は計算された台本なんだよな。
もちろんアドリブもただ台詞が跳んじゃっただけもあるだろうけど。
思いつきで喋っているように見えても
実はちゃんとした台詞なので
明瞭で聴き取りやすい。
だから笑える。

楽しかったです。

ただ・・・


今後TVでシリアスな浅野さんを見たら
思い出し笑いしちゃうかも。
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「落下の王国」

2008年09月20日 | 映画
腕の骨折で入院中の少女は
脚を骨折した男と知り合う。
その男は少女に物語を語る。
悪の総督と、総督に復讐を誓う男達、そして美姫。
男の話に少女は引き込まれていく。

筋自体は他愛もないのですが、
男の物語の舞台となる場所は、
世界遺産ばかり。
大画面で見る
世界遺産紀行

映像が実に美しい。
それだけで見る価値あり。
ゆったりと話が進むので途中眠くなるけど気ニスンナ!

話に整合性が無いように思えても
それは素人の男が思いついた話だからだ。

男はスタントマンで、鉄橋から落ちる仕事中に骨折。
そのためなのか、物語には
「落下する人」の映像がたくさん出てきます。
恐いけど、美しい映像となっています。

最後のオチは、ある意味、
映画「オズの魔法使い」と同じ、っていうのかな。
それなりに明るい最後で良かったわ。
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「おくりびと」

2008年09月20日 | 映画
予告で見たときは、
もっとギャグとかコメディとかかと思いましたが
実際に見たら、しんみりと静かに、
でも暖かい気持ちになれる映画でした。

楽団の解散により職を失ったチェロ奏者。
新しく購入したチェロの金額は1800万円。
演奏家をやめることを決意した彼は
チェロを売り、故郷に帰る。
(故郷には亡母の家があり、家賃が浮くのだ)
そこで見つけた職は「旅のお手伝い」の会社。
これは広告掲載時の「誤植」で
正しくは「旅立ちのお手伝い」、納棺の仕事だった。

納棺師という仕事があるのを
初めて知りました。
だって、「赤い霊柩車」の石原葬儀社
秋子さんが「着替え」も担当していたよ!
うちの父の時も、あんなイリュージョンは見なかったよ。
(見てたら記憶に残っているはず)
それくらい、見事な手際でした。
あの一連の作業は、美しい、と言ってもいいくらい。
そして、死者への畏敬の念も感じられる。
遺族が軒並み感動するけど、気持ちはわかるなあ。

主人公の幼馴染みが地元の公務員で。
「あんな仕事、やめろ」とかいうわけですが
いまどき仕事なんかそうそうないんだから。
「俺様に似合う仕事があるはずだ」とか
「音楽関係の仕事しかイヤ」とか
ワガママ言わずに定職についているんだから
文句を言うなよ、と思ったわ!
文句を言うならアンタが職の世話しろよ!!
私の身内がそういった仕事に就くとしても
「不浄」とは思わないなあ。
休みが不定期なところで、イヤだと思うんじゃないかと。

主人公のモックン
社長の山崎努
社員の余貴美子
など、ハマリ役だった。
台詞を言わなくても、いろんな気持ちが滲み出ていた。
広末だけはなあ。
私は苦手だなあ。
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どうぶつの森の新住人(BlogPet)

2008年09月20日 | にこらすの投稿
きんちゃんの「どうぶつの森の新住人」のまねしてかいてみるね

1ごうがボク系です?
女の子のカブ価はニコバン。

*このエントリは、ブログペットの「にこらす」が書きました。
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どうぶつの森の新住人

2008年09月19日 | ゲーム(どうぶつの森など)
1ごうがパーム村を去りました。
新しく来たのはニコバン。



女の子の服を着ていますが
ボク系です。
ネコの後にネコです。

今日のカブ価は430ベルでした。
迷ったけど、全部売りました。
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DSの蓋

2008年09月17日 | ゲーム(どうぶつの森など)
DSの蓋に、ガマ王子のシールを貼りました。
王冠は博多座のサルの上へ。
残すのもアレなのでタニシも貼りました。
なんだかぐっと派手になりました。



リカちゃんのシールのエリアが
浸食されています・・・
カッパのストラップはもらいものです。

「428」は発売日決定。12月4日発売。
体験版が東京ゲームショウで配布されるそうです。
マニアとして、もらいに行かなきゃダメ?
いち早く小山さんのvoiceチェックをするべき??
そしたら、その前にWii本体を買わなきゃ。
さらにその前に、TV周りを片づけて
Wiiを置く場所を確保しないと。


ついでなので。。。
ガマ王子とちびゲコの記念撮影。

可愛いぜ!
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星組「ブエノスアイレスの風」主な配役発表

2008年09月17日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
星組「ブエノスアイレスの風」の
主な配役が出ました。


ニコラス・デ・ロサス:柚希礼音
ロレンソ:美城れん
リカルド:和涼華
フローラ:音花ゆり
ビセンテ:紅ゆずる
イサベラ:夢咲ねね
エバ:蒼乃夕妃
マルセーロ:真風涼帆
リリアナ:水瀬千秋


おおっ!
リカルドがしみこだ!嬉しい!!
これで見る楽しみ倍増。
しみこに、もうちょい力がつけばなあ。
(ひとつではなく、いろんな方面の力)
レオン君トップの時に支えになると思うんだけど
いまの段階で2番手は無いよなあ。
ま、それは、ともかく。
ヒロインはやっぱ、ねねちゃんなんだね。
リリアナが水瀬千秋ちゃん。
学年的には抜擢だけど、
スカピンでしっかりした芝居をしていたから大丈夫でしょ。
なにより可愛い妹キャラが必要だからね。
フローラが音花ゆりちゃんか。
専科さんを入れるかと思ったけど、バウだしね。
若い子に挑戦させるのもいいことだよね。

楽しみだなあ。
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お誕生日おめでとうございます

2008年09月16日 | 小山卓治
気持ちでは祝っていましたが
こちらに書くのは忘れていました。

小山さん、51歳のお誕生日おめでとうございます。
これからの1年が小山さんにとって良い年でありますように。

9/14のバースデーライブは
私は欠席でしたが、
出席した友人達によりますと
とても良いライブだったようですね。
ご飯も美味しかったとのことです。
私も行きたかったけど・・・・・・・
ルグリ先生のレッスンの見学は、
たぶん一生に一度のことなので・・・
ごめんなさい。

「aspirin radio for Podcast」の#6が
youtubeにアップされました。
「Circle Game」のレコーディング風景です。

こうやって音が完成されていくのね。

ついでながら。
メルマガ9月16日配信の「dear #92」は素敵な文章だった。
(いつも素敵な文章だけど、今回は特に)
手に入れなきゃいけないもの、
そのために切り捨てなければならないもの。
取捨選択は難しいけれど、
それをしなければ、本当に欲しいものが手に入らないんだよね。
小山さんを初めて見たのは1984年12月26日だった。
(曲自体はその前から聞いていたけど)
その時、20年以上先も、
この人の歌を聞いているとは思わなかった。
「今の自分が一番好きだ」という彼が、今、作っている曲を
聞ける自分は、とても幸せだと思う。
ありがとう小山さん。
コメント (2)
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「ジゼル」小出領子&ルグリ/東京バレエ団

2008年09月16日 | バレエ・ダンス
東バジゼル最終日です。
よく通ったな、我ながら。

小出さんは、ジゼル2回目で、
ルグリとは組んだことがあるため、
マラーホフの時より、のびのびと踊っていたと思います。
手足が綺麗に動いていました。
初日の緊張も、それはそれでジゼルっぽくはありますが。
1幕の初々しさ、2幕の空気らしさ、は
どんどん進化しているように思いました。
2幕の最後の方、マラーホフの時は
「好き」という感情が実体化していたため
アルブレヒトの愛を実感したあとは
朝日ととも霧散した、というイメージでした。
だから、マラーホフの、
「いまのは夢かうつつか」のアルブレヒトに似合っていたと思います。
逆に、今回のルグリのアルブレヒトは、
「ジゼルの愛に包まれて幸せ」という状況で幕になるように思います。
(ユカリューシャ、小出さんとも、そんな感じだった)
だから、今日の2幕の小出さんは
初日より明確に「意志を持った」ウィリでした。
最後はとても優しく穏やかな笑顔でした。
それまで、アルブレヒトから愛をもらうだけだったジゼルが
彼に愛を与えることにより、
ウィリの呪縛から解き放たれた、とでもいうのでしょうか。
初役でありながら、相手役が変わると違うジゼルになるのが面白いですね。
できれば、この相手役お二方で再演があるといいのですが。
さらに別な人と組むと、別なジゼルになるのかな。
それまでに、小出さんのジゼルが確立するのかな。

ルグリのアルブレヒトは、
本日も「貴族のお戯れ」部分は少なかったと思います。
コジョカルのジゼルの時は、
「年の差さえも楽しむ」余裕があったのですが
今回の小出さんジゼル相手には、それすらなく
ただただ真剣だったと思います。
大人なんだけどね。
2幕の最後は、ジゼルへの愛を再確認して終わり、なのかな。
この先アルブレヒトは、独身を貫くかもしれないし、
家のためにバチルドと結婚するかもしれないけれど、
決してジゼルのことを忘れることはないのだろうな。
マラーホフのアルブレヒトは、あの後、墓場で死んでそうだけど
ルグリの場合は「生」を感じる。
だからこそ、ジゼルの妖精らしさも引き立つというのか。

5パターン、それぞれ違う話で面白かったなあ。

気になるのはルグリ先生の脚。
2幕の終わりの方の、ミルタへのアプローチは
お美しいブリゼを期待していたのに、
最初やりかけて、止めて、歩いて移動。
その後も、ジャンプで移動するところを歩いて移動。
アントルシャをちょびっとやったけど、すぐ終了。
その後の、最後のジャンプの前のところ。
右足軸のジャンプはあったけど
左足軸のジャンプが無かった。
左足になにかあったのかな??
2幕のヴァリエーションのジャンプは
それはそれはすごかったんだけど。
1回のジャンプで舞台を突っ切れるんじゃないかと思うぐらいの勢いでした。
それが、パ・ド・ドゥ最後に袖に引けていく部分で
ジャンプの後の歩く距離が長くて、
あれ?と思ったのですが・・・・・・・
大事無いことを祈るばかりです。

あとは・・・
木村さんのヒラリオンを堪能して。
バチルドとジゼルが話しているとき
視線をそらして下を見ちゃう野辺ウィルフリードを見て。
(心境は、ご主人様ギザヤバス、ってとこかしらんらん)
ユッイット、小笠原くんのジャンプの着地が乱れたのが残念だったなあ。
他の日はこらえて、その時の「よしっ!」って笑顔が良かったんだけど。
小柄だから、人一倍大きく動かなきゃならないんだろうなあ。
スーパーレッスンの阪井さんは笑顔がチャーミングだった。
鷹のしっぽが揺れるのは、持っている人がわざと揺らしているのだろうか。

高木さんのミルタは、ちょっとバタバタしているかな。
女王としての貫禄はついてきたと思うけど。


5パターン見たけど、どれがいいとか
不等号記号では表せないですね。
それぞれ良かったし。
前の晩夜更かししてものすごく眠くて舞台に入り込めない日があったし。(すいません)
ダンサーとしてはルグリの方が好きだけど
アルブレヒトとしてはマラーホフの方が好きってのもあるし、
そこに10年ぶりの高岸アルブレヒトが入ると
どこをどう比較すればいいのやら、です。
ま、いろんな組み合わせを見ることが出来て
楽しい日々でした、といことで。


なんか書き足りないような気がするけれど、
とりあえず。



ジゼル:小出領子
アルブレヒト:マニュエル・ルグリ
ヒラリオン:木村和夫

バチルド姫:井脇幸江
公爵:後藤晴雄
ウィルフリード:野辺誠治
ジゼルの母:橘静子
ベザントの踊り(パ・ド・ユイット):
 西村真由美(橙)、横内国弘(橙)
 乾友子(黄)、宮本祐宜(緑)
 阪井麻美(緑)、梅澤紘貴(橙)
 河合眞里(桃)、小笠原亮(緑)
ジゼルの友人(パ・ド・シス):
 高木綾、奈良春夏、田中結子、
 吉川留衣、矢島まい、渡辺理恵

ミルタ:高木綾
ドゥ・ウィリ:奈良春夏、田中結子

指揮:アレクサンドル・ソトニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


そういえば。
2幕でルグリがマントを取ったとき、
パトリック・デュポンは横縞の衣装だったのを思い出した。
あの時はマールイ客演で、ジゼルがルディエール、
ミルタがクナコワ、ヒラリオンがタランダ、と
スペシャルな組み合わせだった。
数年前には、イレール&プジョル&パケット&ムッサンの組み合わせを見たなあ。
遡れば、ジュドとムッサンってのも見たわ。
いろいろ見てるわ、私。
実際に見た中でのBESTはフェリ&ボッカかなあ。
映像を入れると「ダンサー」だけど。
全幕より先にガラでパ・ド・ドゥを見て
それがたぶん、ガリーナ・クラピーヴィナとマラーホフだったと思う。
なもんで、アルブレヒトの基準の一つがマラーホフなんだな。
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グリムスが大人の樹になりました

2008年09月16日 | その他イロイロ
グリムスが大人の樹になりました。
2本目の大人の樹です。



1本目と、色は同じ。
形も円系。
書く内容が似たようなネタだから仕方がないかな。
1本目は2月5日発芽で6月1日大人の樹へ。
2本目は6月12日発芽で9月15日大人の樹へ。
ちょっと早く成長したね。
次も頑張るぞー!
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「ジゼル」吉岡美佳&マラーホフ/東京バレエ団

2008年09月15日 | バレエ・ダンス
たくさん見るから、この組み合わせはパスかな~、と思ってたのに
13日の会場でチケットを追加しちゃいました。
7回のうち5回。
5種組み合わせ全制覇。
ユイットことを思えば、13日をマチソワする方が良かったのでしょうが
映画のタイムテーブル的には、
こうするしか無かったのです。

以前、斎藤&マラーホフ、吉岡&マラーホフで見たときは
私は断然ユカリューシャ!!だったので
削るならこの組み合わせ、と思っていたのですが、
いやー、今日行って大正解!!
友人も言っていたけど、
「ジゼル」という作品的には、
この組み合わせが一番まとまっているかも。
お話的に、すごくオーソドックスです。
吉岡さんの儚さと、献身的な愛が素晴らしかったです。
マラーホフも、自分におぼれることなく、
ジゼルをよく見ていました。
小出さんも良かったのですが、やはり初役ということで
マラーホフの気遣いがそちらに向いているな、と
思うときがありましたが、
今日の組み合わせだと、まさしくアルブレヒトでした。
彼の場合、「偽りの愛」ではなく、
最初から「本当の愛」なのですが、
以前だと、「愛に苦しむ自分」に酔っているんじゃないかー、
としか思えないときもありましたし、
ま、なんですか、ぶっちゃけ「役立たず!」と
思っちゃうときもありましたが、
今日は、自分の行いがわかっている「大人の部分」もあり、
そこと、情熱的な部分のバランスがとても良く、
非常にすっきりした演技でした。
踊りは相変わらず美しい。
手も腕も、なにもかも。

ヒラリオンは、やっぱガストン系で。
「俺のことが好きなんだろう」ってのに
えらく自信を持っている。
浮ついている部分も、これはこれでいいかと。
2幕が、初日ほど王子様が入っていなくて良かった。

ユイットは、かなりまとまって来たと思う。
特に松下さんは、ルグリ先生のレッスンを受けたためか
かなり動きが良くなっていたと思う。

田中さんのミルタも、女王らしさが増した。
ウィリー達も、日ごとに凄みが増してきます。
西村さんの空気にとけ込むような踊りはいいね。
乾さんは、ソツなく踊ってはいるけど
いつもほどの求心力がないような。

バチルドの川島さんは、今日はしっかり見たよ!
ジゼルに駆け寄ろうとするアルブレヒトを止めるときの目線に
迫力がありました。


さ、あと一回です。




ジゼル:吉岡美佳
アルブレヒト: ウラジーミル・マラーホフ
ヒラリオン:後藤晴雄

バチルド姫: 川島麻実子
公爵: 木村和夫
ウィルフリード: 野辺誠治
ジゼルの母:橘静子
ベザントの踊り(パ・ド・ユイット):
 高村順子(緑)&中島周(橙)、
 乾友子(黄)&長瀬直義(緑)
 佐伯知香(桃)&松下裕次(緑)、
 吉川留衣(橙)&平野玲(橙)
ジゼルの友人(パ・ド・シス):
 西村真由美、高木綾、奈良春夏、
 田中結子、矢島まい、渡辺理恵

ミルタ:井脇幸江
ドゥ・ウィリー:西村真由美、乾友子

指揮:アレクサンドル・ソトニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


余談。
隣の席が外人のおじちゃんでした。
笑い上戸のようで、
鹿が出てきて笑い、
ジゼルがバチルドの衣装にすりすりしたところで笑い、
アルブレヒトが倒れる最後のポーズ、
客席に対してのけぞりでも
「ぶほっっ」と笑って、その後しばらく肩が揺れていました。
腹が立つというより、
人っていろんなところに笑いのツボがあるんだな、と
妙に感心しました。
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「パンダフルライフ」

2008年09月15日 | 映画
パンダのドキュメンタリー。
っても、パンダのいる地域は限られているので
成都か臥龍かのどちらかがメインになるのはわかっているし、
(今回は成都でした)
内容的にも、概ね動物番組で見たことがあるようなネタ。
(対象パンダは違うけどね)
たとえば、パンダは双子をよく生むけど一匹しか育てない。
だから、人間(飼育員)が時々、赤ちゃんをすりかえるとか、
パンダ好きなら知っている話が多いかも。
でもでも、
大画面でパンダを堪能
贅沢な気分じゃ。
菅野美穂ちゃんのナレーションが、
これまたハマっているのだ。

灰色ちゃんは無事育ったのかな。
大きくなって、普通の子になったのかな。
灰色ちゃんを抱く飼育員は、愛情にあふれていたなあ。
よっこいしょ、と膝に抱えて、
自分の方に向かせて、おててを万歳にして。
いや、どこの飼育員も、自分が世話している動物には
愛はあると思うけどさ。
台詞はないけど、その「愛」がわかる
とても良い場面だった。

アドベンチャーワールドには
2003年に行きました。

 → その時の旅行記

隆浜(リュウヒン)と秋浜(シュウヒン)は、
まだまだ小さい子でした。
それが大きくなって、中国に行っちゃったんだねえ。
大人になって、別々に暮らすようになったんだねえ。
なんだか寂しい。
でも、仕方がないか。
二人のお姉さんの良浜(ラオヒン)は
この前、双子を生んだんだよね。
小さいうちに、見に行きたいなあ。
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オギーが退団らしい・・・

2008年09月15日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
バレエに映画にと浮かれていたら
オギー退団のニュースが流れてきました。

 → スポニチ「宝塚歌劇支局」

このページの下の方。

荻田浩一氏「ソロモンの指輪」を最後に宝塚歌劇団退団へ

 さて「螺旋のオルフェ」(93年)で大劇場デビュー、ショーに芝居に独特の世界で根強いファンを獲得している若手演出家、荻田浩一氏が上演中の雪組公演「ソロモンの指輪」を最後に宝塚歌劇団を退団することになった。劇団の慰留にも本人の意志は固かったとかで、今後は外部での幅広い活躍を目指すとか。宝塚歌劇にとっては惜しい人材の流出だ。


前から噂はあったし、
すでに外部での実績はあるし、
退団もあるかもとは思っていたけど、
でもでも、宝塚だからこそできることを
やって欲しかったんだよなー。
本当に退団なら残念だわ。
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ルグリのスーパーバレエレッスン見学会

2008年09月14日 | バレエ・ダンス
バレエの祭典会員企画として
本日終演後に行われました。
18時開始予定が、前の公演が長引いたので
18時半開始。
終了は20時ぐらいだったと思います。


ラコット版「ラ・シルフィード」1幕最後の場面の「オンブル」を
3人の東バダンサーにレッスンをつけます。
 ジェームズ:松下さん
 シルフィード:吉川さん
 エフィー:阪井さん

ルグリ先生の注意は、全体を通しては
 ・正確に。流さないで。
 ・客席を見て
これらはTV放映のレッスンでも
終始一貫して行っていたと思います。
やはり基礎、そして客に踊りを見せること
この2点が、プロして大事なことなのでしょうね。
皆さん、踊りの振り自体は入っているのですが、
ルグリが指導すると、
「音に合わせて踊る」から
「役を表現する」に変わっていきます。
短時間でもどんどん変わってくのは
見ていてもビックリ&感心です。

ルグリ先生は、いろんなことを言っています。
ダンサーさん達は、よく覚えていられるなあ。
私なんか、一度にたくさんのことはできないのに。
注意事項をたくさん言われて、すぐ反映できるってすごいわ。

スーパーレッスンは、前にもマラーホフでありましたが
あの時は、マラーホフと生徒さんの差がありすぎ!
って面が強調されてしまったように思います。
今日のレッスンは、指導を受け、上達していく様が
素人目にも分かりました。

3人の中では、松下さんが印象深い。
ジャンプが高く軽やかで、動きにもキレがある。
最初は、彼がジェームズ???と思ったけど
実際に踊る日が来るかも。

ルグリ先生は、一杯しゃべって、
メロディは歌って、
3人にのパートをそれぞれ見本を見せて、で
普段見られない姿を
たくさんたくさん見ることができました。
ありがたや。

模範演技の映像は誰なんだろうなあ。
ルグリ先生が東バに客演したときに映像だと思うんだけど。
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