日本からなどの交易で得た布を縫いつけ模様とする。
それだけ、布が貴重だったんだろうな。
日本も南蛮渡来の布切れを
茶道具の棗を入れる袋にしていたな。
美しい布を手にしたときの布クラスタの狂喜を想像する。
樹皮を撚って糸にし布を織る。
北海道アイヌの服が茶色く、樺太アイヌが白いのは
材料となる木の違いらしい。
そういう環境の中でも装飾はある。
魔除け、祈りが込められているにしても、
飾らずにはいられない、
より美しく、は、
文化を持った人間の、
ある種の欲なんだろうな。
あくまでも素人考えなんですが、
展示されているのは外のガワかと思います。
中にどんなものを着ているかはわかりませんが、
展示資料を見たかんじは中華文化(大陸)の外縁部なかんじ。
大和文化の北上ではないね。
交易用の松前藩陣羽織とスタイルが全然違う。
その辺も面白い。
それにしても、交易!
ここまで文化に根差すとは!
美しい玉はなにとどれくらいで交換したんだろか。
刺繍、紋様の復元複製の映像も面白かった。
こまかい作業、ながらも、製作者の自由さもある。
当時のアイヌの人もあんなかんじで、
様式美と自由さをないまぜで作っていたんだろうな、と思った。
私なら、、、
あ、失敗しちゃった、と、少し布を捨てたら、
結果的に微妙に足りなくなり、
とても見栄えが悪い仕上がりのものしか作れないだろうな。
と、想像し、少し胃がキリキリ。
それ以前に針仕事はできないけどね!
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