きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「私のなかのあなた」

2009年10月25日 | 映画
昨日寝坊して見られなかったのはコレ。
そろそろ上映も終わりそうなので
今日は頑張って見に行ったよ。

白血病の姉のために、
姉に臓器移植可能な「適性」な遺伝子を持って生まれた妹。
(夫婦間で人工授精
 ←受精卵の段階で適性を持っているかチェック
 ←親子間でも1/200の可能性が、100%適性ありの子供が生まれる)
姉の病気が進行し、腎臓移植を母から迫られる妹。
妹は弁護士を雇い、母を訴える。
「自分の人生は私のもの!」

でも、実は、、、
そういう理由じゃなかったからなんだよね。


かなり前半からボロボロ泣いちゃいました。
姉がね、冷静なんだよね。
自分のせいで、自分の病気のせいで、
いろんな人に迷惑をかけている。
そしてもうじき死ぬ。
それらをすべてわかっている。
まだ若いのに、その覚悟に泣ける。

母親の気持ちもわかるんだな。
なんとしてでも娘を死なせたくない。
誰もがそう思うでしょ!と皆にその気持ちを強制する。
死なせたくない、は、イコール
死ぬときが来るのを認めたくない。
認めるところから始まることがあっても
かたくなに認めない。
でも、それが母親だよね。

娘が、ちょっとだけ自宅に帰ったとき
ドレスアップをしてボーイフレンドと出かける。
その姿を見たときの父親の表情にも、泣けた。
ほんとに、どこでも涙が出てきて困った。

判事さんの、娘の話が出たときの
涙をこらえている姿も泣ける。

話が淡々と進むのも
逆に涙を促進。

ふだんは難病モノは見ないのですが
予告で、姉妹の姿を見たときに
これは行かねば!と思いました。

終わった後、泣きすぎでちょっと頭痛がしたよ!

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