きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

ブルメイステル版 「白鳥の湖」上野&柄本/東京バレエ団

2021年09月04日 | バレエ・ダンス


水香ちゃんが雄々しいというか。
オデットではなく水香ちゃん自身の力強い踊りだけど
今はそれが頼もしくもある。

伊福さん、秋山さん、中川さんが軽やかな踊り。
榊さん美しい。
弾くんは水香ちゃん相手だと諸々薄い。

3幕は超楽しい!
ブルメイステル版は盛り上がるよね。
伝田さんはカッコよく、
長身の政本さんの迫力も良いけど、
沖さんのコケティッシュな笑顔と無表情の2面がとても素敵!
そこに真打ち登場、主役は私とばかりに出てくる水香ちゃんがもう素晴らしくて。
ガンガン踊ってます。
32回は時々ダブル。
アルバレス君が長身のためか、
カナケン3階6列から見ても、
水香ちゃんがわりと隠れています。

ブルメイステル版、4幕はあっさりよね。
オデットが王子のところに行きかけて、
白鳥ちゃんたちに「ダメですよー」って引き止められるのは好き。

最後はもっと爆発する方がロットバルトが倒れたのがわかりやすいな、
と初演から言ってる気が。

指揮者は異性の主演者が迎えに行くのね。

カテコはたくさんありました。

水香ちゃんは高岸さんが合うよなあ。
特に今は濃いから。
ちえちゃんでも似合いそうだ。


神奈川県民ホールは時差退場で、
1階後方と3階席からの退場だったんですが、
3階席の人が階段を降り、
2階に差し掛かったときに
2階席の退場が始まり合流になりました。
意味がない、より、さらに密。

生で白鳥全幕を見たのは2020年1月10日の
ノヴィコワ&サラファーノフ回のキエフ・バレエ以来だ。
東バの白鳥は19年4月29日以来。
やはり、行けるときに行っっとかないとな。


【配役等】
オデット/オディール:上野水香
ジークフリート王子: 柄本 弾
ロットバルト:ブラウリオ・アルバレス

【第1幕】
道化: 井福俊太郎
王妃: 奈良春夏
侍従長:芹澤 創
パ・ド・カトル:秋山 瑛、中川美雪、宮川新大、樋口祐輝
アダージオ: 中島映理子

【第2幕/第4幕】
四羽の白鳥: 金子仁美、涌田美紀、足立真里亜、安西くるみ
三羽の白鳥: 二瓶加奈子、三雲友里加、榊優美枝


【第3幕】
花嫁候補: 二瓶加奈子、榊優美枝、長谷川琴音、上田実歩
四人の道化: 海田一成、昂師吏功、山下湧吾、安井悠馬
スペイン(ソリスト):伝田陽美、生方隆之介、岡﨑 司、後藤健太朗、星野司佐
ナポリ(ソリスト): 沖香菜子
チャルダッシュ(ソリスト): 加藤くるみ、髙浦由美子、岡崎隼也、玉川貴博
マズルカ(ソリスト):政本絵美、鳥海創


指揮:冨田実里
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
協力:東京バレエ学校


◆上演時間◆
第1幕・第2幕  15:00~16:20
休憩         20分
第3幕      16:40~17:20
休憩         15分
第4幕      17:35~18:00
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