きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「影を斬る」(大雷蔵祭アンコール上映)

2010年04月30日 | 映画
いよいよ大雷蔵祭、最終日です。
さびしいなあ。
そんな気持ちをふっとばす明るいコメディでした。

仙台藩の井伊直人は、暇な役人。
いちおう剣術指南役も兼ねてはいるが
平時の今は、飾り役でしかない。
美男で遊び人であるので、
その方面では藩主の信頼も厚い。

見かねた御城代が身を固めるように!と𠮟ると
仙台小町と呼ばれる御城代の娘なら考慮する、という始末。

しかし、当の娘は乗り気になり
晴れて祝言の運びとなる。

しかし、床入りの前に、
自分と剣術の試合をするように
直人が勝ったら、おとなしく直人の妻になり
直人が負けたら、その足で剣術修行に出てもらう。
と言う娘。

直人は惨敗。
剣術修行のため江戸へ旅立つ。

でもやっぱり、江戸では遊びまくり。
そこで妻とよく似た芸者と知り合う。
ある日、二人に襲いかかる狼藉者が現れた。
芸者を守ることができなかった直人。

それから心を入れ替え
剣術修行に励むのであった。


表題の「影」とは
己のダメダメな部分。
それをしっかり見据え、切る。
笑いが多くとも、
一人の大人が成長していく物語で
後味すっきり。
「女の道は男に従うこと」について
腹を立てる人もいるかもしれませんが
そこは、時代劇ですから。
それぞれが、それぞれを立てる。
そういうことです。

雷蔵は、同じ人の役だけど
遊び人時代と、修行の後とでは
顔つきがちがう。
そのへん、やっぱり、うまいなあ、と思うのです。


また大スクリーンで会いたいなあ。
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