きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

東京バレエ学校 スクール・パフォーマンス【第1部】

2019年08月20日 | バレエ・ダンス




最初は幼児ぐらいのグループ、
出演順に年齢と技術がアップし、
ポアント組はいかにもバレエな動きになる。
「幼児に言ったとおりの動きをさせるだけでもすごいよ」から、
プロに近くなるまで、
どの辺を詰めていくのかがよくわかった。

「ポーズを決める」
「定位置につく」
というのも難しいんだね。
最初の2組ぐらいは
どこまでが決められた振付かわからないことも。
それがだんだん音楽に合った動きになり、
フォーメーションの間隔も的確になってくる。

見てて思うのは、
「出るのは音楽に合わせての踊りだからスムーズだけど、
 揃って同じタイミングでササっと捌けるのは難しい」だね。
違うタイミングで動いたり、
渋滞が起きたり、
振付じゃない素の動きだったり。
プロだとなんでもない動きなんだけど。

男子の踊りは「エチュード」の音楽でジャンプ中心。
こちらの決めは難しい。
こうして見ると男子の踊りは
ハイリスクハイリターンなんだな。
決まれば拍手喝采だけど、
常にそのレベルを維持するのは無理っぽい。

女子の前半はかなり団体戦だったけど、
最前列センターが一番上手いというわけではなく。
どういう基準で選んでいるのかな。
男子は身長を考えた綺麗な布陣だった。

1時間ぐらいの公演でプロレベルではなかったけど、
いろんな発見があって面白かった。

ただ、客席の無法ぶりがすごくて。
お喋り自由、出入り自由、スマホをチラチラ。
笑うしかない。


会場はバレエ祭り仕様。

今年は提灯も!
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