最初は幼児ぐらいのグループ、
出演順に年齢と技術がアップし、
ポアント組はいかにもバレエな動きになる。
「幼児に言ったとおりの動きをさせるだけでもすごいよ」から、
プロに近くなるまで、
どの辺を詰めていくのかがよくわかった。
「ポーズを決める」
「定位置につく」
というのも難しいんだね。
最初の2組ぐらいは
どこまでが決められた振付かわからないことも。
それがだんだん音楽に合った動きになり、
フォーメーションの間隔も的確になってくる。
見てて思うのは、
「出るのは音楽に合わせての踊りだからスムーズだけど、
揃って同じタイミングでササっと捌けるのは難しい」だね。
違うタイミングで動いたり、
渋滞が起きたり、
振付じゃない素の動きだったり。
プロだとなんでもない動きなんだけど。
男子の踊りは「エチュード」の音楽でジャンプ中心。
こちらの決めは難しい。
こうして見ると男子の踊りは
ハイリスクハイリターンなんだな。
決まれば拍手喝采だけど、
常にそのレベルを維持するのは無理っぽい。
女子の前半はかなり団体戦だったけど、
最前列センターが一番上手いというわけではなく。
どういう基準で選んでいるのかな。
男子は身長を考えた綺麗な布陣だった。
1時間ぐらいの公演でプロレベルではなかったけど、
いろんな発見があって面白かった。
ただ、客席の無法ぶりがすごくて。
お喋り自由、出入り自由、スマホをチラチラ。
笑うしかない。
会場はバレエ祭り仕様。
今年は提灯も!
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