きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「くるみ割り人形」足立&大塚/東京バレエ団

2024年12月14日 | バレエ・ダンス


東バくるみ足立&大塚回。
謎ブラボーは無し。
それだけで雰囲気が全然違う。
作品世界に没入できる。

足立さんは快活な女の子。
大塚王子はハンサム。
安西フランツはねずみ王人形との会話無し。
ヤバい😬から、こっそり逃げようとする。

今日も幸福感たっぷり。
前回とほぼ違うキャスト。
安定感がすごい。
駒が揃ったなあ。
他日のソロがワルツのソリストって贅沢。

秋山&池本組が抜きん出てる。
技術的には主演と飛び抜けて差があるわけじゃないんだろうけど、
あと一歩でレベルが変わるんだよなあ。

なんと言えばいいのか、
「よくできました」と、「完璧」の違いというか。
その完璧も威圧感なく自然な動き、
なのに、ピタっと止まれて、
そのときのラインが完璧、みたいな。
上手く言えない。
ただ、足立さんはある種の粗さみたいな部分が
勢いとかエネルギッシュに繋がる魅力なんだよね。

大塚さんも昨日の宮川さんに比べると、の部分はあるけど、
主演としての存在感はバッチリなので、
このまま順調に育って欲しい。

今日のブラボーは踊りが終わってから、拍手と共に。
客席の一声があんなに世界観を壊すものなんだね。

終演後配付のステッカー



【配役】
マーシャ:足立真里亜
くるみ割り王子:大塚 卓
ドロッセルマイヤー:鳥海 創
ピエロ:後藤健太朗
コロンビーヌ:安西くるみ
ウッデンドール:井福俊太郎

- 第1幕 -
マーシャの父:安村圭太
マーシャの母:平木菜子
弟のフリッツ:長谷川琴音
ねずみの王様:山田眞央

- 第2幕 -
スペイン:秋山 瑛、池本祥真
アラビア:長谷川琴音、樋口祐輝
中国:池戸詩織、孝多佑月
ロシア:髙浦由美子、加古貴也、山下湧吾
フランス:金子仁美、工 桃子、星野司佐
花のワルツ(ソリスト):
 加藤くるみ、長岡佑奈、富田紗永、橋谷美香
 南江祐生、本岡直也、芹澤 創、陶山 湘


指揮:フィリップ・エリス
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
協力:東京バレエ学校


~上演時間~
第1幕 12:30 - 13:25
休憩    25分
第2幕 13:50 - 14:40
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