きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「みんなのビックショー」@なかのZERO

2014年06月25日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
当日、会社から練馬に行く方法を検索していました。
中野だったことに気付いて良かった。



「牛ほめ」柳家さん坊
与太郎が、親に言われたとおり
親戚の家を褒めに行くが・・・


さん坊は喬太郎を思い出させる芸風。
与太郎が可愛くもあり、ふてぶてしくもあり。
全体的に、なんやわからん毒っぽい雰囲気をはらんでいて面白い。

しかし、あれだよね。
私はこんなに覚えられないし、
親戚の家に1人で行ってこんなにきちんと挨拶できないし、
そういう子供にお小遣いをあげるなんて気の利いた大人でもないわ。
ちょっと反省した。


「よかちょろ」三遊亭天どん
郭で無駄遣いを続ける若旦那。
内訳を父親が聞いてみると・・・


洋行中「転失気」ばかりをやっていた天どんが
リハビリを兼ねて古典落語。

といっても、
私は初めて天どんを聞いた(見た)のですが・・・。
実に面白かった!!!
マクラからすっぱり本題に入るあたりもシャープでいい。
ぜひまた聞きに行きたいと思いました!


プログラムによると
柳家さん弥(二つ目)の代役とか。
それすらも上手くネタに織り込んでいました。


「東京タワーの唄」寒空はだか
エアギター漫談・・・、なのか。
某紙には「ぺぺ桜井とギター対決」と書かれていたそうです。
やっぱり面白い。すごく面白い。
「東京タワーの唄」2番の京都まで。

実は・・・、
朝、事務所が入っているビルの1階で
エレベーターのボタンを押すあたりで
「今日は、はだかちゃんも出るんだよな~」
と思い出し、♪タ・・・、と、つい歌い出そうとしたら
背後から「おはようございまーす」と会社の人が声をかけてきましたよ。
あと3秒遅かったら歌っていました。
耳にこるが心に残らない曲はとてもデンジャラス!!


「すみれ荘201号室」
(あらすじ省略)

なんでも、最初はこれをやるつもりはなかったそうです。
しかし、天どんがオリジナル曲を歌ってしまったばかりに
流れ的に出演者全員が歌わなければ・・・みたいに思えたようで、
しかもこの時点でまだ市馬が到着していないとかで
長めのマクラの後におなじみの一席。
もう公衆電話なんてダイヤルなんて・・・、
などの自虐ネタを織り交ぜつつ最後まで一気に聞かせてくれました。
何度も聞いているけど、やっぱり大笑い。

天どんがヨーロッパ公演で「転失気」ばかり、
というネタから、kyon2の思い出話。
日大落研の合宿は、午前3時間、午後4時間、
夕食後3時間の練習が7泊8日続き、
しかもネタは「道具屋」のみだそうです。
生き地獄、無限地獄ですね~。



-中入り-


「ギタージョーク」ペペ桜井
ベテランの芸。
独特の間が可笑しい。
どっと笑うより、くすくす、くすぐられるかんじ。


「片棒」柳亭市馬
本日付けで一般社団法人落語協会の会長に就任した市馬。
kyon2やたい平くんも今期理事に就任したそうです。
さりげなく入れ込んだ歌は
植木等の「だまって俺について来い」。
抱負でしょうか。

本編も3兄弟の演じ分けと
おやじさんの渋さが見事でした。
長男次男の言う風景が鮮やかに目に浮かびました。


笑いっぱなしで出っぱなしでした!
楽しかった!
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