きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「グレートジャーニー 人類の旅~この星に、生き残るための物語」

2013年05月25日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


極論すると民博のコンパクト版だけど
実際にひとりの人が
踏破し体験し記録した旅の展示なので
とてもリアルで、まるで自分も旅をしているようだった。

監修者/探検家・医師・武蔵野美術大学教授の
関野吉晴さんの、人々を見る目がとても優しい。
どの地域でも家族や共同体が
助け合って生きているのがわかる。

世界は広い。

自分の中で原人と猿人と旧人と新人が
かなりごっちゃになってたのもわかった。
いろいろ解明されてきたんだな。
もういちどどこかでしっかり見直さないとな。


時間があったので他の展示も見て来ました。
地球館1階の「シアター36○」は
360度の映像。
「宇宙137億年の旅 –すべては星から生まれた–」

「人類の旅 –ホモ・サピエンス(新人)の拡散と創造の歩み–」
の、2本立て。
軽く酔いそうになります。

日本館では2つの展示。
「日本はこうして日本住血吸虫症を克服した
 -ミヤイリガイの発見から100年」
これはすごく面白い、というか、ためになった。
名前しか知らない病気だったけど
わりと最近までは風土病で
発生、発症、症状や、
解明、撲滅に至るまで、
知らないことだらけだった。

「江戸人展」は江戸時代の日本人の骨格。
柔らかいものを食べ顎が発達しない貴族顔と
固いものを食べ顎が発達した町人の顔は
やっぱり頭骨がちがった。
甘いものを食べていた貴族顔は
虫歯になりやすいようで
歯並びが崩れていた。
文字で知っていたけれど
実際に見るとすごく納得。

天気が良かったので地球間屋上のハーブガーデンにも行けたし
すごく有効に時間を使えた今日の午前でした。
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