きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「プリンセス・トヨトミ」

2011年05月28日 | 映画
以下にはネタバレが思いっきりあります。
要注意!


大阪は独立国だった!

という、バカネタ系だと思っていました。
確かにそういう面もあります。

が。

納得できないなー。

その秘密に携わるのは「男」だけ。
父が、息子に、話す。
子供の時ではなく、
大きくなってから、
父と向き合って
真剣に話すことは少なくなる。
だからこそ、秘密を打ち明けられる時間は
とても貴重で、重みがあり、
荒唐無稽に思える話も「真実」だと悟る。

んじゃ、女は?
父から秘密を打ち明けられず、
父との時間を持てないの?
兄・弟は知っていて、
そんな時間を持てて、
自分は「女」だからダメなの?

そんな気持ちが残っちゃいます。
これが無ければなー。

大阪が停止する。
秀吉の末裔の一大事に
大阪国の国民が立ち上がる。
皆で、大阪府庁に駆けつける。

でも駆けつけるのは男だけ。
これもイヤ。

それより、大阪には
大阪国の秘密を知らない人も(転勤族とか)
観光客もたくさんいると思うんだけど。
なぜ町が、カラッポになるのか。
梅芸や松竹座に行ったとき、
こういうことが起こったら、
私はどうすればいいんだかー。


役者は良かった。
堤真一の真面目くさった顔が良い。
その顔でアイス好きなのも良い。
レディボーデン470mlを一人食いなんて、
考えてもできないよ。
綾瀬はるかちゃんの天然振りも良い。
岡田将生の計算高そうな処も良い。
が、、、
国家公務員って外国籍はダメなんじゃなかったっけ?
フランス姓で会計検査院って???
しかも、大阪国の秘密を聞いているから
父親は日本人でしょ?
わからんなー。
原作を読めばわかるかもしれないけど
映画だから端折っていいもんじゃないと思うけど。

玉鉄の使い方は上手い!


TOHOのポイント利用で無料で見ました。
それで大正解、だったな。
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