きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「GOD OF STARS-食聖-/Éclair Brillant(エクレール ブリアン)(1回目)」宝塚星組

2019年09月10日 | 宝塚(星組)


芝居アドリブ。
ホンがミッキーに
「おっさん、今日誕生日だろう」
客席から大拍手。

東京My初日。
芝居はムラで見たときよりハイテンション。
ベニの真骨頂で、あーちゃんは可愛い。
こっちゃんの気弱メガネも超可愛い。
テンポもいいし、
最後まで悪い人はいないし、
誰も死なないし、
大団円だし、
見ていて多少疲れることはあっても
ラストはハッピーな気持ちで終わる。
シリアス悲恋は前回でやったし、
ラストがこの作品で、すっきりする。
サヨナラは駄作が多くなりがちだから
ベニはとてもラッキーだわ。

SNS関連のところは
10年後ぐらいに見て
どう思うかわからないけれど
小柳ちゃんにとっては自然な言葉だから
そんなに違和感は無いかな。
イケコの「スマホ」とかは
自分は知らないけど
若者には流行っているらしい、
の無理矢理感があるよね。

小林寺組のバランスがすごいわ。

パラダイス・プリンスとエクリプス、
男性アイドルと女性アイドルの特性がそれぞれ出てるなー、
とか思ったけど、
みんな女の子だ、よく考えれば。
「カンパニー」のバーバリアンみたいに
ポスターを出してくれれば買うのにな。

こんなかんじのー。
こちらは舞台用にすでに作っていたから
販売用も作りやすかったのかなあ。
トシちゃんが売ろうと言い出したんだっけ?


ショーはややまったりだけど、
芝居との組み合わせは良いと思う。
食聖にキラルとかだったら
1回でお腹いっぱいだよね。
全体的にキラキラで、
女性のドレスがヒラヒラで
宝塚だなあ、って思う。
題名が仏語のわりには
ラテンだったりシナトラだったり
なんでもありなのも宝塚よね。

ボレロは人海作戦と音楽が融合して
とても迫力がある。

マオちゃんとれんたに愛情がある出番に涙。

せおっちのがっしりした肩が好き。

しれっと混じるみつる。
いつまで踊ってくれるかなあ。


芝居もショーも、指揮は佐々田先生。
Love一郎の音を東京で聞けるとは!
ムラではB席ほぼ最後列だったのでわからなかったけど、
なんと!ボレロは生演奏だった。
あのリズムを毎回、
こんなにたくさんの回数の公演で
正確に刻むためのLove一郎なのだろう。
ありがとうLove一郎、ブラボー!


公演デザート
「GOD OF STARS-食聖-/Éclair Brillant」 2019-09-10
「がぶり餡」(410円)
固めたぜんざいと豆乳花(トールーファー)を重ねて、
鮮やかなドラゴンフルーツソースで彩り、
星型のあんずをトッピングしました。
ゴージャスでスタイリッシュな“GOOD OF SWEETS”を
是非、お楽しみください。
(公式HPより)


豆乳花はそんなに豆腐っぽくなく
下の餡と良く合う。
星型あんずとドラゴンフルーツのソースで彩りもよく、
全体的にさっぱりしていて美味しい。

下の「固めたぜんざい」が
つぶあんぽいのがよろしいですよ!

今回は駄洒落がいまいち。
というか、「フェルぜんざい」みたいに
名前先行型なのかな。
駄洒落のキレは悪いけど、
豆乳花という新ジャンル開拓は
褒め称えたい。
作品世界にも合うし。
そして、エクレアにしなかったのも評価したい。

いつもは劇場掲出の説明文を入れるんだけど
今回はHPの文章の方が詩的でしたのでこちらにしました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「人肌孔雀」(市川雷蔵祭@... | トップ | 「大菩薩峠 竜神の巻」(市... »

コメントを投稿