きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「僕のエリ 200歳の少女」

2010年07月24日 | 映画
北欧の吸血鬼映画。
子供のほのぼのとした恋のようにも思えるけど
いろんなところが陰惨で、
でもそれが、画面を覆う重苦しく厚い空気に合っていた。
吸血鬼は、化け物というより
人間とは別の種、の、動物のようだった。
腹が空くから、狩るんだよね。

途中までエリの「保護者」だった初老の男性。
彼も、むかしはエリと同年代だったんだろうなあ。
たぶん主人公の男の子も、
いずれは、ああなるんだろうなあ。
二人とも、「ここには自分の居場所がない」
「ここではないどこかに行きたい」
そんな気持ちが通じ合ったんでしょうね。

最後の最後は思った通り。
でもその前のスプラッタは予想外でした。

男の子のお父さん、あのお友達って、
たんなるお友達?
それとも、新恋人??

ボカシの色にはビビッた。
(しかも、そこはストーリー的には大事な部分だったらしい)

途中、吸血鬼になった女性が、
ある決断をする場面がある。
自分なら、どうするかなあ、と思った。
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