名前だけは知っているベニサンピットが
老朽化のため取り壊しになると聞き、
その前に行かなきゃ!と思い、
ちょうど松田さんが出る芝居がかかるので行ってきました!

終演後に撮ったら暗くてなにがなんだかですね。
確かに「老朽化」でした。
お話は、、、
海の彼方から渡ってきた一族「海ワタリ」がいた。
余所者として忌み嫌われ虐げられ
ついには滅ぼされる。
生き残りの男・ザンベと童・ガラは、3度の戦を越えて
同族「風ワタリ」がいるという場所に向かう。
その地に、風ワタリは確かにいた。
だが、都の帝は、「磔のために8人出せ」と命令する。
選ばれた8人は逃げる。
それ以外の者は殺された。
その8人を追うのは影夜衆。
かれらもまた、8人を捕らえ
都へ献上しなければ滅ぼされるのだ。
ザンベとガラは道中で興櫓木と夢爺と知り合い、
風ワタリの地に向かう。
もともと自身に流れる「海ワタリ」の血を嫌うザンベは
影夜の仲間となり、同族を追う・・・
ベニサンの舞台の天井は高く、
奥行きもあります。
それをうまく使ったセットは見応えがありました。
上から下までびっしり組まれた木(薪のような木です)
それがある時には家屋になり、
ある時は森になります。
人の配置も面白かった。
衣装も、影夜は青、風ワタリは赤、と
色分けしているので、すごくわかりやすい。
登場人物が多いけど、迷いません。
あと、水!
いろんなところから吹き出してきます。
最前列に座れたので、
ビニールシートで水を防ぎながら見ました。
最後の方で出てくる水槽からは
ほのかにバスクリンの匂いがしたような・・・。
最後は1500本の赤い風車が回ります。
話は・・・
あくまでも私の好みから言うと、なんですが・・・
主題がもうちょっと明確な方が好み。
弱い中の者の、さらに弱き者達。
そこまではわかるけど、
ガラが女である意味は?とか。
ガラが女だとわかった時に、
ガラがザンベの子を産むのかな、
と思ったけど、
それなら旅が必要じゃなくなるしね。
死ぬ必要もあったのかなあ。。。
1部はかなり緊張感があって引っ張られたけど
2部のチャンバラは長かったかも。
いつまでたっても死なない人がいたし。
(お約束といえども)
ザンベの思いがブレも
私にはわかりづらかったです。
ゼンベの、サムライになる<ワタリの血を大事と思う が
いまひとつ掴み切れませんでした。
いまさら一人二人死んだところで
変節しないだろう、と思うのは私が擦れているのかなあ。
最後に都の軍勢が出てきて皆殺しでも良かった、と
ちょーっぴり思っちゃいました。
人数が足りないけどね。
松田さんの声は、思っていたより聞きやすかった。
狭い劇場なのでたぶんマイク無しだと思うけど
きれいに聞こえましたよ。
くぐもってもいませんでした。
生尻も目の前で拝んだよ。
右膝にサポーターしてました。
大事ないといいんですが、
と思いつつ、ザンキさんを思いだした不埒な私です。
後半ちょっと鼻声だったような気がする。
お大事にしてください。
興櫓木さんの台詞の「間」がとってもよかったなあ。
脚本上も、役者さんによる芝居上でも。
歌、って必要だったのかな???
け。ちゃんと馬鹿話。
・都の軍勢が来る足音で幕(全滅を示唆している)
←柴田侑宏
・都の軍勢が来て皆殺し。
主な登場人物は一言ずつ言ってから
(「いい夢見させてもらったぜ」とか)死ぬ。
←谷正純
・都の軍勢が来る。ザンベだけ生き残る。
「また、俺だけ生き残ってしまった・・・」のモノローグで終わる
←正塚晴彦
・生き残ったザンベは、人とも妖かしともわからぬ者から告げられる。
「いま見たことは、夢か現実か。決めるのはお前だ」
←荻田浩一
・生き残った風ワタリの女達が叫ぶ
「戦がこの世にあるのが悪い!
戦があるから不幸になる!」
←木村信二
・青い人達と赤い人達がガーっと戦って
なにがなんだかわからんけど、ま、いーか、
と、穴だらけの話なのに客を納得させて終わる。
←齋藤吉正
・甲斐と美久利の話が深くなる。主題はそこじゃないって!
←植田景子
飢爺と児玉っちのパターンは、誰か考えてください。
老朽化のため取り壊しになると聞き、
その前に行かなきゃ!と思い、
ちょうど松田さんが出る芝居がかかるので行ってきました!

終演後に撮ったら暗くてなにがなんだかですね。
確かに「老朽化」でした。
お話は、、、
海の彼方から渡ってきた一族「海ワタリ」がいた。
余所者として忌み嫌われ虐げられ
ついには滅ぼされる。
生き残りの男・ザンベと童・ガラは、3度の戦を越えて
同族「風ワタリ」がいるという場所に向かう。
その地に、風ワタリは確かにいた。
だが、都の帝は、「磔のために8人出せ」と命令する。
選ばれた8人は逃げる。
それ以外の者は殺された。
その8人を追うのは影夜衆。
かれらもまた、8人を捕らえ
都へ献上しなければ滅ぼされるのだ。
ザンベとガラは道中で興櫓木と夢爺と知り合い、
風ワタリの地に向かう。
もともと自身に流れる「海ワタリ」の血を嫌うザンベは
影夜の仲間となり、同族を追う・・・
ベニサンの舞台の天井は高く、
奥行きもあります。
それをうまく使ったセットは見応えがありました。
上から下までびっしり組まれた木(薪のような木です)
それがある時には家屋になり、
ある時は森になります。
人の配置も面白かった。
衣装も、影夜は青、風ワタリは赤、と
色分けしているので、すごくわかりやすい。
登場人物が多いけど、迷いません。
あと、水!
いろんなところから吹き出してきます。
最前列に座れたので、
ビニールシートで水を防ぎながら見ました。
最後の方で出てくる水槽からは
ほのかにバスクリンの匂いがしたような・・・。
最後は1500本の赤い風車が回ります。
話は・・・
あくまでも私の好みから言うと、なんですが・・・
主題がもうちょっと明確な方が好み。
弱い中の者の、さらに弱き者達。
そこまではわかるけど、
ガラが女である意味は?とか。
ガラが女だとわかった時に、
ガラがザンベの子を産むのかな、
と思ったけど、
それなら旅が必要じゃなくなるしね。
死ぬ必要もあったのかなあ。。。
1部はかなり緊張感があって引っ張られたけど
2部のチャンバラは長かったかも。
いつまでたっても死なない人がいたし。
(お約束といえども)
ザンベの思いがブレも
私にはわかりづらかったです。
ゼンベの、サムライになる<ワタリの血を大事と思う が
いまひとつ掴み切れませんでした。
いまさら一人二人死んだところで
変節しないだろう、と思うのは私が擦れているのかなあ。
最後に都の軍勢が出てきて皆殺しでも良かった、と
ちょーっぴり思っちゃいました。
人数が足りないけどね。
松田さんの声は、思っていたより聞きやすかった。
狭い劇場なのでたぶんマイク無しだと思うけど
きれいに聞こえましたよ。
くぐもってもいませんでした。
生尻も目の前で拝んだよ。
右膝にサポーターしてました。
大事ないといいんですが、
と思いつつ、ザンキさんを思いだした不埒な私です。
後半ちょっと鼻声だったような気がする。
お大事にしてください。
興櫓木さんの台詞の「間」がとってもよかったなあ。
脚本上も、役者さんによる芝居上でも。
歌、って必要だったのかな???
け。ちゃんと馬鹿話。
・都の軍勢が来る足音で幕(全滅を示唆している)
←柴田侑宏
・都の軍勢が来て皆殺し。
主な登場人物は一言ずつ言ってから
(「いい夢見させてもらったぜ」とか)死ぬ。
←谷正純
・都の軍勢が来る。ザンベだけ生き残る。
「また、俺だけ生き残ってしまった・・・」のモノローグで終わる
←正塚晴彦
・生き残ったザンベは、人とも妖かしともわからぬ者から告げられる。
「いま見たことは、夢か現実か。決めるのはお前だ」
←荻田浩一
・生き残った風ワタリの女達が叫ぶ
「戦がこの世にあるのが悪い!
戦があるから不幸になる!」
←木村信二
・青い人達と赤い人達がガーっと戦って
なにがなんだかわからんけど、ま、いーか、
と、穴だらけの話なのに客を納得させて終わる。
←齋藤吉正
・甲斐と美久利の話が深くなる。主題はそこじゃないって!
←植田景子
飢爺と児玉っちのパターンは、誰か考えてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます