めっちゃ面白かった!
第一次世界大戦前と中の
「裏アベンジャーズ」とでも言うのか。
ここまで史実に絡めてくるとは!
実に上手い!
初っ端からフェルディナント大公にプリンツィプとは!
ラスプーチン、レーニン、の「後」も
なるほど!でした。
ヴィクトリア女王の孫3人が同じ役者なのも、
なるほど!でした。
「キングスマン」という組織ができた経緯も納得だし、
パージヴァルが彼なのも円卓の理念どおりだし、
単なる民間組織より力があるのも説得力あり。
前2作ほどのキッチュさはないけど、
私はウハウハでした!
スパイ物だけど、ボンド系ではなく、
レイフ・ファインズが主役なのも絶妙。
渋いけどイケおじというほどでもない彼がアクション、
というのが良いのですよ。
できればポリーがどういう人か、
もう少し話が欲しかったかな。
息子の教育係がなぜ優秀なのか。
いつから愛人なのか。
怪しい若い男がハヌッセンなのもツボ。
あの勢力は第二次世界大戦でも活躍したということだよね。
あの後、ハヌッセンがヒトラーとああなったのは、
陣営どちらかの陰謀または活躍なのかなあ。
とかも思ったり。
テーブルロックから、
結局はどうやって降りたのか。
踊るラスプーチン自体は他の形式でも見ているので
踊りの切れがいいなあ、ぐらいで
それほど驚かなかったけれど
公爵の脚を治すのは、どこ向け?
驚きのあまり目が飛び出すかと思ったよ。
息子が戦争に行きたいと言うのが
駄々に見えると言う感想を見るけど、
王室メンバーが実戦に出る国だからね。
公爵の子息は己の義務と思うのが前提にあるんじゃないかな。
戦争にワクワクとは違うと思う。
「ノブレス・オブリージュ」、
高貴な身は義務を伴う、ですね。
エド8のちょい前の話なんだよね。
いままでありがとうロマノフ
ごくろうさまですハプスブルク
出口はあちらにホーエンツォレルン
最後に残ったウィンザー
まさおの歌が頭を回ってるよ。
ミーマイのマリア叔母さんが王冠を捨てた元国王を
「外国人です」と言っていたのも思い出した。
はいからさんのちょい前の時代でも、
「神々の土地」の時代でもある。
ロシアのフェリックスが彼とはね。
宝塚の初公演も1914年だ!
わた檀の1914は駄作すぎて記憶から消しています。