きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「時空の旅人」(角川映画祭)

2016年08月30日 | 映画
81~83年の小説を86年にアニメ化。
リアルタイムで見たときは、
とにかく!萩尾望都のキャラクターが
アニメとして動いているのに感動した。
(「11人いる」はアニメーターの手を通したデザインだけど
 こちらは極力萩尾望都テイストを残そうとしているので
 こちらの方がより「萩尾望都のキャラ」に見えた)

管理された未来社会、
個人の感情を出すことは許されず
同調が求められる。
それは核戦争で世界が滅びかけた反省から。

というのは、当時のSF、あるいはファンタジーの
共通認識というか、
共有している根本設定みたいなだった。
いま見ると懐かしいコレは
あの時期はある種の常識だったんだよね。

とりあえず核戦争も大三次世界大戦もないまま
21世紀になって良かった。

アナログアニメの技術発達時期の頃でもあったかな。
透過光が懐かしい。
ぐわーんと回り込むような動きも時代を感じるよね。
好きだけど。

いま、改めて見ると
テコってば肉食系。

なぜ「信長」で時代を変えようと思ったか、
説明は無いけど、
まあ、確かに彼が生きていれば、、、
は、いろいろ考えたくなるよね。

春樹さんの俳句は驚くよね~。
趣味と実益を兼ねたんだね。
コメント
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