きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

日帰り新潟

2011年12月11日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
夏に新発田に行ったんですが
新潟駅周辺は行けず心残りがあったので
ライブのついでに行ってきました!
(ついでだよ、ついで。
 と自分を誤魔化せばどこにでも行けるもんですよ!)

えきねっとから予約すると
一部の上越新幹線は25%引きです。
往復とも希望の時間帯は対象となっていたので
ポチポチしました。

8時24分発のMaxとき309号乗車、
新潟には10時38分着。
予想よりは寒くない、かな。
大宮あたりは快晴だったのに
到着時の新潟は曇りでした。

新潟出身の漫画家にちなみ
観光循環バスは
 ・「ドカベン」号
 ・「犬夜叉」号
があります。
我々はルートの都合で「ドカベン」号乗車。

山田・里中・殿馬・岩城の絵はありますが
私の好きな土井垣さんはいません。

バスは日本海近くも通りました。
荒れ気味の日本海。

(車窓から撮影)

第一の目的は「砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)」

17時開場に合わせて行ったら
暗くてお庭とか見られないじゃん!
明るいうちにじっくり見学・・・
と考えていたのですが
1階のいくつかの部屋でお茶会等が催されていましたので
見学できるのは1階応接室と2階のみでした。




ブロッコリー

週末が嫌いになって余らせちゃったら
こういうふうに活用できるね。

蔵外観。

ここが会場?

お次は徒歩で移動、「安吾 風の家(旧市長公舎)
企画展は安吾の兄、献吉について。
新潟日報社やラジオ新潟の社長などを務めた献吉は
短歌集なども出しており
文章を書くのは血筋なのかもしれませんね。
破天荒な弟を愛し支えたお兄さんの苦労が偲ばれました。

建物としては、
ちょい昔のお金持ちの家、ってかんじかな。
お庭


道なりにぶらぶら。
新潟大神宮。


新潟カトリック教会。


この地区ではねー、
ほんとはねー、
「旧齋藤家・夏の別宅」と
「新津記念館」に行きたかったんだけど、
旧齋藤家は改修中で、
新津記念館は冬季休館中だったのー。

お腹も空いてきましたので
「ネルソンの庭」へ。
旧新潟県副知事公舎を改築したレストラン。

公舎になる前はネルソンさんの家だったのかな?
(ホレーショさんとは無関係だそうです)
残っているのは一部だけ?で?
パーティーのウェイティングコーナーみたいな
スペースになっていました。
レストラン部分は新築じゃないかな。たぶん。
だから、暖かい!ありがたい!

プレートランチのスープとパン。


お魚のプレートは軽めかな?


お肉のプレートはがっつり系。


別途オーダーのデザート。
6種を全部盛り!


満腹になり、お散歩再開。
街の中央にある「NEXT21」を目指す。
19階の展望ラウンジから。

奥の方に見えるのは日本海です。

古町の「水島新司マンガストリート」へ。
銅像が7体有りますが、
基本的にどれも似ていません。
米子の妖怪達は原作orアニメ版を
そのまま立体化していましたが
こちらは、もしかすると、
作り手の個性が出過ぎちゃったとかなのかな。

水原勇気

フォームは綺麗なんだけど
(ボーリング投法ね)
顔は似ていません。

里中くん

顔が藤子不二雄テイスト。
私は認めない。

岩田さん

雰囲気は出てるけど
顔が長い。

殿馬

ま、いいか。

男・岩城

これが一番似てるかなー。
岩城らしい迫力があるし。

山田は別にいいや、と思って撮りませんでした。
あと一体はあぶさんなんですが
あんまり読んでないので・・・

商店街をぶらぶらしながら見て、
県政記念館」に到着。

ようやく本格的な洋館!


明治になって各県に県議事堂が建てられましたが
当時の建物が残っているのは新潟だけらしいです。

天井が高かったです。
西洋人サイズですね。

議事場は復元。

復元なので着席可です!

お次はお隣にある「新潟総鎮守 白山神社」へ。



なんだか、ものすごくたくさんの神様が祀られていましたよ。
縁結びの神様もいらっしゃるためなのか
カップルの姿がちらほら。

さて。
半端に時間があまりました。
水族館に行くには時間が足りない。
砂丘館に行くには早すぎ。
とりあえず街の中央まで戻って。
んんー、どうしようか。
ふらふらした結果、
散策中に気になった、
趣の有る喫茶店に入ってみる。

香里鐘(カリヨン)」のベトナムコーヒー。

本格珈琲店なのにイレギュラーなオーダーで申し訳なかったけど
今年の2月に京都で飲み損ねて以来
ずっと飲みたかったんです。
京都の仇を新潟で討ちました。
なぜだか、クラゲの水槽もありました。


ほどよい時間になったので
タクシーで砂丘館へ。
昼には無かった案内が出てました。


会場の蔵の2階はこんなかんじ。


1階はとても暖かかった!良かった!!


今夜のライブはスズキ食堂車さんの軽食付き。

サンドイッチもケーキも
付け合わせのお野菜も美味しかったです。
ご馳走様!!
別売りのケーキ(3種)は家族へのお土産・・・
の、つもりだけど
一人で食べちゃうかも!


19時50分頃、熱いライブ終了。
タクシーを呼び新潟駅へ。
新幹線の切符は安い代わりに直前の変更が出来ないので
乗車までに軽い夕食。
おにぎり、味噌汁、
プラスちょっと、を、二人でシェア。


新幹線はMaxとき352号で
21時32分発。
上野駅での乗換が上手く行き
家に着いたのは0時30分。
約3時間。
ムラより近いよ
また来年って、言ってたよなあ。
次は長岡経由かな。
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「アコースティック・ワンマン・ライヴ」@新潟・砂丘館

2011年12月11日 | 小山卓治
01.夕陽に泣きたい
02.HEAT OF THE NIGHT
03.PARADISE ALLEY
04.1 WEST 72 STREET NY NY 10023
05.いつか河を越えて
06.オリオンのティアラ
07.Gallery
08.クリスタルレインドロップ
09.種の歌(生声)
10.ひまわり
11.天国のドアノブ
12.傷だらけの天使
13.Aspirin

アンコール
e1.最終電車(ファンとのセッション)
e2.Passing BEll

モアアンコール
e3.微熱夜


で、合ってるかな。

ギターの音響は普通ですが、
声の響きが良いところで、
歌詞が一語一語はっきり明瞭に聞こえました。

客席からは手拍子も多く
熱い合唱もありました。
パッシングベルは転調が二回あるから面倒だそうです。


【追記】
北の国の蔵の中は
予想より暖かかったです。
お客さんは30名ぐらい。
蔵の出入り口とステージを繋ぐ通路にも
椅子が追加されていきました。
遠征組もいるけれど、
地元の方も多いみたい。

小山さんの衣装は、焦げ茶のシャツ。
地の色よりやや明るい茶色のストライプ入り。
黒い革のジャケット。

歌い始めは「夕陽に泣きたい」。
歌声の響きのが良い。
歌詞がとても明瞭に聞こえる。

2曲目の「HEAT OF THE NIGHT」で
さっそく手拍子が入る。
遠征組の先導ではなく
自然に沸き起こりました。

3曲目の「PARADISE ALLEY」が終わり
ご挨拶。
「お久しぶり、なんてもんじゃない。
 下手すれば四半世紀振り。
 新潟には年末のイベントで・・・」
「87年!」
すかさず客席からフォローが入り
「(ご無沙汰で)申し訳ない」と謝る小山さん。
「今回のライブを企画したのは
 G.F.G.Sの小柳(おやなぎ)さん。
 小柳さんがトーーーンと背中を押してくれたから
 トーーーンと上越新幹線に乗っちゃった。
 今日は一からやり直し。
 はじめまして、小山卓治です!
 乙女座のB型(←自分で言って自分で受ける)」
428ネタで
「知らないでしょ、そうでしょ。
 この話をすると全国的にポカーンとされる」とも。
そして「デビューアルバムから、『1 WEST・・・』」
と言うと拍手が起こりました。
歌い終わってら、さらに熱い拍手。
「初めましてじゃない人も多いのかな。
 自信持ってきたぞ!」

そして、各地でのライブの話。
桑名のマダムに気に入られた話とか。
秋田の女性は「風呂上がりに腰に手を当てて
牛乳を飲むように、酒を飲む」話とか。
初の沖縄は「大丈夫かな、大丈夫じゃないよなー」
と思っていたけど、大丈夫だった。
30分遅れて開始が普通の土地柄みたいだけど
みんなちゃんと聞いてくれた。
那覇は百人は入るホール。
「おかしくね?」
でも、お客さんはそこそこ入ったとか。
福井は「ワン蟹付きライブ」。
蟹が入った銀色の保冷袋がステージ前に並べられ
それを跨いで上がった。
打ち上げでは、酒はビール一杯を飲んだだけ。
ひたすら蟹を食べた。
ついには「もういいです」と断った。
「今日はなにが出るのかな♪」
主催者に軽くプレッシャーをかける。

大笑いのMCから
「いつか河を越えて」。
ブルースハープ付きでしっとり歌い上げる。
続いては「オリオンのティアラ」。
いつもより暖かさが増していた。

ジャケットを脱ぎ、
シャツの袖をまくる。

「次の曲は『Gallery』。」
歌の背景の説明。
山道のカーブを攻めるローリング族、
免許を取るに至らない年齢の少年少女が集まる。
そんな話のあとに曲を聴くと
出口のない苦しさがいっそう強く感じられる。

切ない気持ちのまま
「クリスタルレインドロップ」へ。
暗闇の中の一筋の光が
さきほどの曲で感じた苦しさを救う。

生声ライブの話の後、
「種の歌」を生声で、と言うと、
「うひーーー」と喜び&驚愕の声が客席から起こる。
「さあ、笑って・・・」は
客席でも歌う人が。
それを聞き、歌い終わった小山さんは
「素晴らしい!」と唸る。

「種プロジェクト」の話。
全世界に配信、と言うと
客席、熱い拍手。
「世界の小山」と自ら言う小山さん。
ボーナストラック6曲付きで1500円。
「ああ、お徳!」
セールストークも抜かりなく。

続けて「ひまわり」を歌う。
これも暖かい。
家族のぬくもり。

と、来て。
次の曲の説明。
「だんだん大切な人を失うことが多くなってきた。
 生きている自分になにができるのか。
 今という時間がすごく大切」
そして「天国のドアノブ」。
大迫力。
MK氏曰く、
「歌の風圧に飛ばされそうだった」。
渾身の一曲だった。
私は、
幸福の基準は
 いかに多くの人間を
 幸福にできるかだ

という言葉を思い出した。
心安らかにその時を迎えるには
自分はなにができるんだろうか。

そんなことを考えているとき
小山さんは物販の宣伝。
Tシャツの案内もし、
「女性限定でハグ!」と宣言しつつ
「お呼びじゃない?」とセルフつっこみ。
客席を沸かせたところで
「傷だらけの天使」、「Aspirin」。
熱い手拍子がガンガン入る。
サビも合唱になる。
「Aspirin」の途中でギター替えがあったけど
お客さんの手拍子で乗り切った。
ステージと客席の一体感!気持ち良い!
小山さんも嬉しそうな顔。
歌い終わると立ち上がって
「サンキュー!!」

本編終了で、小山さんは蔵の外へ。
(母屋とは廊下続きです)

熱いアンコールに応えて
小山さん、戻る。
「お知らせします。
 外はすごく寒いです。
 早く戻りたかった。」

そして本日のメインイベント!
主催者小柳さんの息子さん、
ようへい君(17歳)が
ONEに入会した話から、、、
彼と小山さんのセッションで
「最終電車」。
ようへい君がセンターに座り
ギターと歌。
小山さんは上手側に立って演奏。
マイクのチャンネルが少なく
ようへい君のギターの音が一番大きかったけど
嬉しそうに歌う姿は
生き生きしていて
見ているこちらもテンションMAX!
「若いっていうのは結局・・・」で
ようへい君を指さす小山さん。
やりたい放題。
大人げない大人を具現化。
ようへい君が歌い終わると
「若手をいじめるのは楽しいな」。
ほんとに楽しそうだなー。

次のアンコールは客席からリクエストを募る。
「『Passing Bell』歌ってー」
「ハードル高いなあ。
 面倒くさいんだよ、
 2回転調するから」
「いつもリクエストしてるけど
 歌ってくれないしー」
などの問答があったけど、
「こんなにみんなの歌声が聞けるとは思っていなかったから」
お礼の意味が込められているのか
リクエストが通る。
待ち望んでいた客席に歌が染みていく。

一度退場したけど、
さらなる熱いアンコールの声で戻る小山さん。
またまたリクエストの声が挙がる。
「イエローワスプ」
「俺が辛い」
17歳の地図
あまりのノリに頷きかける小山さん。
「歌ったことあるの?」
「ない」
客が現実に引き戻す。
「微熱夜」
「マニアックだな」
「談合坂」
「うーん」
「記念日」(客席大爆笑)
「それで終わるのはなー」
「そうだな」(客席納得)
「微熱夜は歌詞カードがあるしな」
「無理するなー」
そんなこんなで「微熱夜」に決定!
楽しいなあ、新潟。
熱気が充満する中、
「微熱夜」が響く。

まだまだ歌ってー!!
の、雰囲気もありましたが
「続きはまた来年!」で
なんとか終了になりました。

すごく楽しかったです!
企画してくださった小柳さん、
運営に携わったすべての皆様に大感謝です。
ありがとうございました!
コメント (3)
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