きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「芝浦ブラウザー」

2011年04月17日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


某不動産屋。
社内の物件検索システムは、
文字・写真情報を見るだけでなく
ライブカメラでの中継もできる。
一般家屋の中は見ることはできないが、
<法律上>路地とされているところは見ることができる。
路地に住み着いた人たちの暮らしぶりも
見ることができる。

路地のいろんな場所を活用し
勝手に住み着いた人々の暮らしは
逞しく、自由であった。

そんな風景を見た社員は
自分もそこの仲間になりたいと思う。


ってな、内容でしょうか。


自分に素直に生きる人たちの姿は
微笑ましくも、力強い。


最後のあっさりも良かった。


適当に生きるサラリーマンのイノッチ、
できる営業マンの音尾くん、
肝っ玉母さん風味の芦名ちゃん、
みんな合ってた。

爆笑しつつも、
なんだか、じんわり暖かくなる話でした。
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「陰陽師~Light and Shadow~」(二回目)

2011年04月17日 | 紫吹淳(リカちゃん)
二回目です。
感想は前回と変わらず。

やりたいこと、見せたいことはわかるんだけど
綺麗な流れでは見えてこない。


リカちゃんは、正確には3役でした。
清盛にいちゃもんつける役人。
でも、必要か?
安徳天皇即位→即位式に義経乱入→義経捕縛・打首、源氏滅亡
が、正しい時代の流れなんでしょ?
なら、清盛が孫の即位を言い出したら
その通り!と言うべきじゃないのかなあ。

事前情報では、リカちゃんの役は
「大陸渡りの妖術師」とあったけど
神様に変わったの?
異国の神が、なぜ日本の歴史の監視をするの?


義経は、安徳天皇即位の時に死ぬべき運命から、
それより若干長い命になったのに
「血塗られた最後」はおかしいと思う。


知盛と長男の関係も謎。
芝居冒頭では、命を吹き込まれ延命する清盛に
「早く死ね」と言ってるのに、
実行者の長男とは、仲が良いの?
とんぼ話は、5年前以降の話だけど、
それにしては内容が幼い。

長男は、どういうルートで
清盛に取り入ったんだか。

長男と次男が別れたのは?
禁忌の術に携わる自分に関わらせたくない、と
長男が思ったから?
でも、素直に言ってもいいと思う。
言えないのなら、もう少しその理由を語らせるべき。


静の丑の刻参り、
ありゃ、ねーだろー。

静とその兄は、どういった立場?
宮廷に勤める楽士ではないよね。
生け贄にするために、わざわざ町から拾ってきた?


などと、
見るたびにツッコミどころは増す。


とんぼ話で、、、
「あのとんぼがどうなったか知っているか?」
ゼクトに捕らえられ、
次男の身体を守るようになったんだ、、、
と、続けてみる。


義経と弁慶の出会いを見て
「青菜」を思い出す。
「鞍馬から牛若丸が出でまして名も九郎判官」「義経にしておけ」。


リカちゃんは、フランシス様ではなく
アリオン様の方かも。


カラスとネコは、芝居的にはいらないかも。
でも、アクセントにはなっている。
としちゃんとたまきちに役を振るようなもんかね。


カーテンコールで、役者さん達の一言挨拶有り。
リカちゃんは「明日から女に戻ります」と言ってました。
なんだろう?と思ったら、
翌日は「風共」の製作発表でした。
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