きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「愛のプレリュード/Le Paradis!! -聖なる時間(とき)-」宝塚花組(二回目)

2011年04月05日 | 宝塚(花組)


2回目です。
前回うっかり寝た部分も
ちゃんと起きていました。

フレディの頭の傷は、
つまりは、フレディが
キャシーの元を離れなきゃいけない理由を
作りたかったというわけだね。

ふーん、としか・・・

故郷に戻ってきた男が、また、去る。
その設定はイケコの「マルセイユ」と同じ。
同じなだけに、粗が目立つ。

去らねばならない理由が後付けすぎる以外に。
 ・フレディーが眠っていた期間は?
 ・目覚めてからのホワイトハウス警備になるまでは
 ・そこから、公務員を辞めて、ボディガードになった理由は?
 ・スティーブが仲介している理由は?
 ・ジョセフ、警察上層部がイヤになったから
  辞職したのはわかるけど、
  そこからブローカーに落ちた経緯は?
 ・表向きの家業に不動産屋はいつから
  「数年前から」と「2年前から」は同じじゃないよね、普通は。
 ・ジョセフがナチと関わった理由は?
  ナチが絡んできたとしても、
  見込まれた理由がわかんね。
 ・ジョセフはキャシーを籠絡するつもり、
  と、話では出てくるけど
  そういった会話・場面は殆ど無い
 ・発明家が、その代価を求めるのがなんで悪いの?
 ・記憶を無くした母親の登場理由は?
  
などなど。
考えても脳内補完は無理。

まー。
あれだな。
一番、モヤモヤするのが。
話を持っていきたい方向はすごくわかるんだけど
実際に芝居を見ると、愛情(友情ではなく)の方向が

 キャシー フレディー ジョセフ マウロ 

にしか見えないことだな。
トップと2番手の間に、憎しみを伴う友情を
成立させたいのはわかるんだけど、
描き切れていないので、
たんなる愛情にしかなっていない。
トップとヒロインには、愛情はあまり見えないのに。
女性の演出家がそっち系にいっちゃうのはわかるけど
男性はやっちゃいかんだろう。
深く描かなきゃいけないところを
もっともっと描き込んで欲しいなあ。

あと、「逆裁2」でも思ったんだけど
ダンスの場面がヌルい。
音楽が、とか、振付が、以前に
ダンスでなにを表現したいのかが見えない。
「踊りの場面」を設定したから、で終わっている。
もっとシャキシャキ踊らせて。
目的を持って!

まあ、最終的には
キャラが動ききっていないな、という印象。


しかし、ショーがいいから、
芝居の不満は帳消しになる。
大介くんのショーは、
場面の流れ方といい、曲、ダンス、
全部がイイよ。
前回は2階B席、今回は1階席だけど
どちらの角度で見ても良かったよ。
特に中詰めのオペラ座は見応えがあった。
最後はサヨナラ仕様で、涙が出る。
これがあるから、もう一回行くぞ!

今回は1階の31番の席だったので、
ショーの中盤で、まとぶんが真横を通った。
客席上がりがあるのは前回見て知っていたけど
そこからはどのルートを通るかはわからなかったのよ。
ビックリした。
嬉しかった。

踊りづらいとは思うけど、
ダルマ姿の蘭はなちゃん、
尻にもパットを入れてくれないかなあ。
身体が薄すぎぎるわ~~


今回は、芝居、ショーを通して
みつるが目に入る。
永遠のチンピラ、永遠の若頭だな。
馬鹿ゆえに上にはあがれないけど
馬鹿ゆえに皆に愛される。
でも、昔気質の組長の代が終わり、
インテリヤクザの2代目が跡を継いだとき、
捨て駒にされ、犬死にする。
そんな役が似合いそうだなあ
宝塚じゃないけど。
*ネタであって、蘭とむとどうこう、って話じゃないよ。念のため。
バウを見たおかげで、
まーくんとだいもんもわかるようになったよ!


幕が閉まる前に、今日も挨拶&義援金のお願い有り。
出口には、若手ではまーくんやだいもんかな。
私は組長の募金箱に入れてきた。
組長からは、いい匂いがしたよ。



公演デザート

サンタモニカの風
「サンタモニカの大人の味。
 エスプレッソ仕立てのコーヒーゼリーに
 モカケーキ、マシュマロ、深煎りしたコーヒー豆を
 チョコレートでコーティングしたものを添えました。
 コーヒー本来の味を生かした、大人の味をどうぞ。」
ゼリーは苦めで大人の味。
モカケーキは甘かった。
とにかく、いろいろ詰めてみました、ってカンジ?
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キエフ・バレエ団のナタリヤ・マツァーク、日本のCMに出演

2011年04月05日 | バレエ・ダンス
バレリーナが白いチュチュを着て踊っているCMを最近見ました。
とても魅力的で、とても印象に残る、あの人は誰?
と思って検索したところ、
キエフ・バレエ団のナタリヤ・マツァークでした。
おおっ!そうだったか!!
納得です。

そのCMは下記で閲覧できます。

 → SMBS日興證券

メイキングもあります。


彼女は、コルプ・ガラで見たんだわ。
いつか「白鳥」を見たいと思ったんだわ。
このCMは「白鳥」そのものじゃないけど、
それっぽい。
願いがちょっぴり叶ったな。
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東バ「バヤ」、ソロル役変更

2011年04月05日 | バレエ・ダンス
4月14日から上演が予定されている
東京バレエ団の「ラ・バヤデール」の
ソロル役の変更が発表になりました。

 → 日本舞台芸術振興会 What's New

こういった状況ですから。
ゲストの来日は難しいだろうな、
そしたら、それぞれ、ニキヤ役の旦那さんが
ソロルに入るんだろうなあ。。。
木村ソロルが見たいけど無理だろうなあ。

とか、思っていましたら。
なんと、びっくり!!
ソロル役、二人ともゲストです。

 フォーゲル → マシュー・ゴールディング(オランダ国立バレエ団) 
 サラファーノフ → イーゴリ・ゼレンスキー


ゼレンスキーだって!

いやいや、ビックリ。
ゼレンスキーの全幕が見られるとは!!

とにかく、来てくださるお二人に大感謝。
ありがとうございます。
代役を捜してくださったNBSにも大感謝。
*それぞれの旦那さんが見たくないわけではありませんよ。念のため。


ちなみに、降板理由は、
フォーゲル君はバレエ団の許可がおりないため。
サラファーノフは膝の怪我のためだそうです。
ゆっくり治してね。


追記
ソロル役変更により、
日曜日の他のキャストも一部変更だそうです。

●4月17日(日)3:00p.m.

ブロンズ像:宮本佑宜
ラジャ:柄本武尊
大僧正:木村和夫


ううっ!
すごく見たいけど、
そこはリカちゃんとイノッチなんだ。
残念。
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