きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「スケアクロウ2009 激走500kmツアー 海癒編」

2009年06月06日 | 小山卓治
浜田裕介さんとのジョイントライブ。
出演は浜田さんから。
外見のイメージとは違って(ごめんなさい)
詞もメロディも歌声も
優しく繊細でした。
途中、7/3の「美女と野獣」ゲスト出演する
矢野さんが登場。
矢野さんの歌も歌声も好きな系統だ。
一安心。

卓治登場。
白いシャツにいつものベルト、いつものジーンズ。
が!
土足厳禁のリビングなのでブーツは無し。
靴下は黒でしたでしょうか、紺でしたでしょうか。

一曲目は浜田さんと「ゆるやかな法則」。
浜田さんの歌で、卓治は歌詞を見る。
浜田さんにも見せてあげる。
それを受けて浜田さん「一生ついて行きます」。

軽くMC。
二人の会話はスムーズ。
卓治は浜田さんに
「カツオが無かったらぶっとばす」と言う。

二曲目は「Show Time」。
声は出ているかな。

ソロの最初の曲は「君が本当に欲しいもの」。
会場からは手拍子が自然とわき起こる。

続いて、「路傍のロック」。
優しい曲続きだったので
より激しさを感じる。

卓治のご挨拶。
「こんなに集まってくれて嬉しいです。」
「前に来たときにとても良かったので
 そのことをいろんなところで言った。」
そうだね。
それを聞いて、私たちも行く気になったんだし。
「デビューしたときのキャッチフレーズは
 『都会の光と影を歌うシンガー』
 でも、熊本出身なので・・・
 (この場所に)馴染んでしまう)

続いて「オリオンのティアラ」。
浜田さんが歌った曲の中に
「オリオン」って歌詞があったので
合わせてくるだろうと思ったので
やっぱり、、、ってカンジ。
基本的には苦手な曲なんだけど、
夜空が見えるこの場所で聞くと
自分に対して語られるようだった。

曲が終わり、天井を仰ぎ
息を整える。
「クリスタルレインドロップ」
しっとりと、歌が響き渡る。

MC。
昨年の高知行きの話。
浜田さんから「高知に行きませんか?」と誘われた。
快諾したものの、7時起きで出発。
自分にとっては殆ど夜中の時間。
淡路島を通り、
徳島自動車道を走り、
高知自動車道を走り、
高知を超え、
高速を降りて、
国道をひた走った。
「騙された!」
車内(旅唄メンバーとコヤマさんかな?)では
最初は(浜田さんは)イイやつだよな、と言ってのが
だんだん口数が減り、
最終的には罵詈雑言に。
「浜田くん」と普段呼んでいるけど
このときばかりは「浜田、テメエ!」に変わった。
とにかく、去年はあまりの遠さに途方に暮れた。
今年は道を知っている人が運転したので
とってもスムーズだった。
「感謝している」

続いては「Blind Love」。
いつもと違うテンポ。
「勝利とロマンス」を
高らかに歌うのではない。
そのぶん、登場人物達の関係が
密接に感じられた。

続いては「光のオルガン」。
「昼間」の曲だけど
今日ぐらいの月明かりにはよくあう。

曲が終わったところで、
「で、カツオは食ったの?」
会場から絶妙なツッコミが入る。
「食ったともさ!」
間髪入れずに答える卓治。
ああ、いいな~。
このやりとりがあってこそ、
卓治のライブだわよん。
「まだ食う。
 もう一度食う」
食べる気まんまん。
逆に卓治から質問。
「どうやって来たの?」
横浜から車で、、、の回答に
「はぁ~~・・・」
声にならない卓治。
他には、高知空港からレンタカーで来たとかとか。

滑らかなトークの後は「祈り」。
「打ち寄せる波のように・・・」
染み渡るなあ・・・

歌の後は、再発CDやDVDの宣伝など。
「428」の宣伝もする。
(「失われた渋谷で」じゃなくて
 「封鎖された渋谷で」だと思うな)
会場からは思わず笑い声が。
「なにがおかしいの?」
「パッと見渡して、ゲームやるような人はいないな」
そして「盛り上がっていくぜ!」の言葉から
「PARADISE ALLEY」「Soulmate」。
こちらも、自然に手拍子がおこる。

卓治のパート終了。
浜田さんが合流。
さきほどのMC関連から。
「いじめられキャラなんで」
罵詈雑言でも「それがちょっと嬉しい」
卓治も思わず「気が付かなくてごめん」
これからもいじられるんでしょうね。

アンコールは浜田さんの曲から「デイジー」
卓治の曲から「傷だらけの天使」。

再アンコールでリクエストを募ると
すかさず「種の歌!」と声が上がる。
浜田さんは「ほらね」と言う。
そして「せっかくだからハモリますか」
楽器無しでコーラス参加。

シャウトするような曲はないし
こぶしを振るような曲もなかったけど
こういうライブもいいな。
老若男女、ふだん卓治の曲を聴かないと人達が
大半と思われる会場。
聴き入っている。
熱心に聞いている人もいれば
付き合いでなんとなく聞いている人もいる。
いろんな人に、卓治の歌が伝わっていくのが
見えたような気がした。
コメント (2)
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