きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「真夏の夜の夢 他」コジョカル&マックレー/東京バレエ団(10/26)

2007年10月26日 | バレエ・ダンス
「バレエ・インペリアル」
上野水香‐高岸直樹
奈良春夏
長瀬直義‐横内国弘 佐伯知香‐吉川留衣


やっぱ完走できなかった。
眠らずに最後まで見られる日が来るのだろうか。
今日は2階9列下手だったけど、
ここから見る水香ちゃんは華やかで舞台映えがする。
膝のテーピングが痛々しいけど、
手足が綺麗に伸びていて、ゴージャスな雰囲気だった。
高岸さんとのペアは見栄えがするよねー。
ソリストさん達もいんだけどねえ。。。
この作品はねえ。。。

「真夏の夜の夢」
タイターニア:アリーナ・コジョカル
オベロン:ティーヴン・マックレー
パック:大嶋正樹
ボトム:平野玲
ハーミア:小出領子
ライサンダー:後藤晴雄
ヘレナ:井脇幸江
デミトリアス:木村和夫
村人:高橋竜太、山口優、鈴木淳矢、氷室友、宮本祐宣
エンドウの花の精:高木綾
蜘蛛の精:田中結子
カラシナの精:西村真由美
蛾の精:奈良春夏


英国は各員がその義務を
全うすることを期待する

を思いだしたよ、マックレーを見て。 オージーだけどさ
若さが露呈しすぎることなく、(やっぱ出ちゃってはいるけどね)
ガチガチに緊張することもなく。
一人で踊れば、広い空間を埋めることができ
コジョカルと踊るときは的確なサポート。
「代役の責任を果たす」。
見事なまでに。
NBSが連れてくる「期待の若手」は
ガックリなことが多かったけど
今回ばかりは、キャッチコピー通りだった。
あと10cm、背が高ければなあ。
背が低くても、スターオーラはあると思う。
今後、彼を指名して来て貰ったときに
どういう踊りを見せてくれるのだろうか。
とっても楽しみ。
とにかくねー。踊りもいいけど、演技がねえ。
上手い、というより、役を作る技術があるってのかね。
ひとつひとつの動きもいいんだ。
花びらをちぎって、露を振りかけるときの
しなやかな腕と手首の動き。
若いのに、よくあそこまでできるなー。

コジョカルは可愛い。

人間のカップル2組は
私が見た3回の中では最強。
楽しい。

大嶋さんのパックは
ジャンプが軽やかだった。

カーテンコールで、ダウエル氏がマックレーの手を
ギュッ!と握っていた。
ダウエル氏も満足だったんだろうな。
と、思いつつも。
やなジーの、ユダの手ギュッ!を思いだして
ちょびっと渇いてきちゃったよん。


指揮:デヴィッド・ガーフォース
オーケストラ:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ピアノ:志田明子 (「バレエ・インペリアル」)
合唱:TOKYO FM 少年合唱団 (「真夏の夜の夢」)
協力:東京バレエ学校
コメント
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