きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「“Singer Song Riders ~第五夜 四人の男、あれから~”」

2006年11月24日 | 小山卓治
今日は22時ENDが決まっていたみたい。
もともとなのか、小屋の都合なのか。
おしゃべりは少なく、巻いて巻いて、ひたすら歌って。
あれだけ終演時間は早めに、と思っていた私ですが、
「歌だけで3時間」より、
「酔っぱらい漫談込みで4時間」の方が楽しいと思いました。
このメンバーで漫談(すでにMCではない)無しってねえ、、、。
我が儘でごめんなさい。

最初は4人のセッションから。
研さん、一郎さん、井口さん、卓治の曲を順番に。
井口さんがマジで譜面が見つからず。
研さんが自分の分を渡し、一郎さんに「チャレンジャー」と言われる。
黒いシャツ(目を凝らすと縦模様入り)の卓治は
なかなか話に入らない。
研さんが喋り、一郎さんが応え、井口さんがツッコミ、
卓治はなかなか入れず横で頷くだけ、ってこの構図は
すでにお馴染みね。
一郎さんは、心なしか丸みに加速?
逆に井口さんはかなりミュージシャン体型。
身体が絞れただけでなく、アクセサリーもしっくりくるなあ。
一郎さんを見た後に卓治を見ると
腕が細いーーーーっ!
研さんの帽子は髪の毛付きか。なわけない。
卓治の曲は「種」でした。
ここで歌っちゃうんだ~~。
ちょっと新鮮。

計4曲のあとは、年齢順に。
ひとり4曲見当。
井口さんは「シングル買って」のセールストーク有り。
「So Long(というタイトルでいいのか、実はわからない)」は
卓治の「丘の上の風景」と対で聞くと面白いかもなあ。
井口さんの曲は素直に聴けて、
「丘の上の風景」は腹立たしいのはなぜか?
と、終演後に友人達と話題に。
井口さんは昨日は名古屋ライブで、寝たのは今朝7時で
10時にはロビー集合で、そこから車で恵比寿へ。
体調が万全でないようで、一部高音が出にくいようだった。

卓治。
 ・負けないで
 ・青空とダイヤモンド
 ・こわれた自転車
 ・汚れたバスケットシューズ
「負けないで」はイベント定番なのかなあ。
と、思いながら聞く。
「青空とダイヤモンド」は、なんでだかわからないけれど
今日のこの場所にはふさわしい、と思った。
なんで思ったんだろう。
「こわれた自転車」は、
イベントで聞くなんて思わないじゃないですか!
涙が出てきたわ。
こわれた自転車と、降り注ぐ雨が見えた気がした。
「汚れたバスケットシューズ」は、特別バージョンで
副題に「あれから」がついた。
 ・一彦ついにデビューが決まった
 ・研は映画にチョイ役で出演
 ・一郎はバンドでブイブイ歌っている
だったかな。
そして現在は
 一彦は今も歌っている
 研も今も歌っている
 一郎も今も歌っている
 そして僕も 今も歌っている
だったと思う。
みな、歌い続けている。
たぶん、これからも。
卓治は声が出にくい所があったかな。
ギターも同様に。
この前の吉祥寺が良いコンディションだったので
よけい耳に付いたのかも。

研さんは、一人4曲見当の所に
鈴木祐樹くんの「落とし穴しかない場所」を歌ったので
3曲構成となりました。
今年の名古屋ライブでファンになったとか。
「彼女がいなければ紹介してやりたい。
 年上の男として」
研さんが歌うと、いろんな情景が整理されて良く見えた。
そうかあ、熱烈なラブ・ソングだったんだ。
ビートルズなんかより、エルビスなんかより、
君の声が聞きたい。
研さんが歌うと、そう思うまでにいろんな積み重ねが、
二人の間にあったんだなあ、と感じられた。
研さんの「歌」の「料理」の仕方に感心。
しながらも、
やっぱこの曲は、祐樹君が歌うからいいんだよな、とも思った。
彼の、ちょっとベタベタした歌声で、
ユルユルな脱力系とカミソリのような鋭さが同居している彼が。
あと、この四天王の結束が強まったのは
卓治が名古屋で倒れたからだ、と力説。
「救急車が来るまでのドキドキ感を共有」とかとか。
一生言われるんだろうなあ。
そのおかげでこのイベントが続いているのなら
結果オーライってことね。

一郎さんは4曲。
わずかな時間で、研さんワールド。
なんでこんなにカッコイイんだろうなーーーー。
感動タイム。
もうねえ。これしか言えないんだよう!

再び4人登場。
研さんは相当酔っぱらい。
プロデューサーの顔も持つ研さんは
井口さんのキャッチフレーズを考えている。
近所に住んでいるという話から
「この道を真っ直ぐ行けば井口」とか。
そして卓治には
熊本のプリンス と言った。
窒息しそうになるぐらい笑ってしまった。
あと、次回のイベント発表。
同じ場所で2月11日。
副題も検討議題に。
卓治が「四人の男 とうとう」と言ったら
「ようやく小山卓治が盛り上がってきました」と一郎さんに言われた。
遅い。
というより、
こういうイベントでは生真面目な面が出ちゃうんだよねえ。
その反動で前回の終演後に、ああなったのか。
25日朝、どこかの駅で寝てないか。
誰かの事務所に収容されていないか。
不安。
ま、それはともかく。
大ラスは「君が本当に欲しいもの」でした。
大盛り上がりの中、アーティスト撤収。。。
のハズが、、、
井口さん一人舞台に残り、歌い続け。
でもおじさん達は出てこず。
井口さんが歌い終わり、終演となりました。
アンコールがかなり続いたけれど
小屋の人の申し訳なさそうなアナウンスが入ったので
客も撤収を開始しました。
 
次は、16時半開場17時開演で
漫談付きで4時間がいいなあ。
土曜日の17時からなら、5時間コースも大丈夫だな。

ちゃおが舞台セッティングに入っていた。

せっかく22時過ぎに終わったのに
前から入りたかったお店では、なかなか御飯が出てこなくて。
(お酒を飲みながらゆったり過ごすお店なんだと思うけど)
オムライスが出てくる前に店を出ざるを得ませんでした。
最終電車には間に合ったけど。
オムライスは美味しかった?
コメント (2)
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