きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

ざっつ・えんたーていめんと とか

2005年06月15日 | 映画
 「コレクターズ・ボックス」を持っているのに、BS放送で「2」を見てしまいました。我ながらマヌケだわ~。だって他に見たい番組がなかったし~。
 私は、実はアステアの顔はあんまり好きじゃありません。どこがって顎が。でも、首から下のラインが、小粋っていうか、品があるのに、首から上はパワフルなアメリカンな表情ってのは、ミスマッチのようでありながら、実にしっくりきていて、その辺は結構好きです。でもジーン・ケリーの方が好きだなあ。バレエ系だから、じゃなくって、彼を一番最初に見たからでしょう。えへ。レスリー・キャロンは「巴里のアメリカ人」より「リリー」の方が好き。むかし銀座の映画館(現在のシネスイッチ銀座)で見たときは「オズ」と「リリー」が2本立てでした。どーでもいい記憶だわね。
 このシリーズで、とにかくおったまげたのは「踊るアメリカ艦隊」。物量大作戦。贅沢だよな~。またエレノア・パウエルのダンスが完璧で。軸足が全然ブレないんだよなあ。
 あと印象深いのはシド・チャリシー。大柄な彼女が、長い手足を目一杯使って踊る姿は圧巻。豪快だけど、荒くはないんだよなあ。アステアよりデカい?
 それと、水泳モノ?っていうの?これは「当時」の「映画」だからこそできた作品なので、非常に興味深い。他の作品、例えば「キス・ミー・ケイト」などは、舞台版もあるけど、水泳モノはナマではできないからなあ(水中バレエは恐怖だった)。そして、水着が華やかだとか、そんなことは今はないから。そういう意味で貴重。
 まあ、このシリーズを見ると、なんで自分が宝塚が好きかわかりますね。だって「これ」って、いまナマで見ようと思ったら宝塚しかないもん。他では見られないもん。仕方がないのよね~。

 ちょいと前になりますが、アン・バンクロフトが6月6日に亡くなりましたね。ご冥福をお祈りします。「卒業」は20歳ぐらいに借りてかTV放映で見たんだけど、世代じゃなかったので、面白さはわからなかったなあ。GFの母と関係するってねえ(逆か。関係した女性の娘に惚れたのか。記憶があやふや)。しかもミセス・ロビンソンには女性としての魅力を感じなかったのでなおさら。歌を先に聴いていたので期待が大きすぎたんでしょうな。私の場合、アン・バンクロフトって「奇跡の人」「愛と喝采の日々」と「トーチ・ソング・トリロジー」だな。

ついでに。マイケル無罪記念。マイケルの顔ひすとりー。
http://www.anomalies-unlimited.com/Jackson.html
私は密林からドネーション済。
コメント
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