山の神として崇敬され、伐採が禁忌となって保護されてきた事もあり、全国クラスの巨木となり国の天然記念物指定の大カツラ。
佐賀市街より北方へ約25km、福岡県との県境に近い、旧富士町、背振北山県立自然公園内、北山ダム湖流入口付近から少し山中に入った所に立って居る。
国天の為、車で走る分には僕のバカナビでも、目と鼻の先までバッチリ連れて行って貰える。
水が命の桂の巨木、やっぱりその根元を谷川の清水が潤し、、周りは森の精気と湿潤な空気で森厳さに満たされている。
黄葉もすっかり落とした冬姿の巨木に、いつ降ったのか?少しばかり雪が残って、やっぱり低山にしろ深い山中だと知らされる。
桂特有のヒコバエが25本も群立する樹姿、その一本一本が、脇の木を押しのけるように大空めがけ、その枝を伸ばしている。
樹 齢 約1000年、目通り15m、根回り19m、樹 高34mと成って居る。
まだまだ樹勢は旺盛、ヒコバエ支幹にも、ヒコバエがいっぱい生え出している。
撮影2011.12.17