舞鶴湾、西舞鶴の南方、山と山に挟まれた川岸の田園地帯に拓かれた城屋集落。
集落の外れを縫うように流れる高野川右岸、山裾に鎮座する雨引神社にちょと、「ひにくれて」斜に構えるタブノキの巨木です。
この地域の巨木ときたら飛び抜けてタブノキが多いのは気候風土のせいだけなのでしょうか??
集落の公民館脇から橋を渡れば雨引神社境内・・・・雨引神社と言うからには「雨乞い神社」であったに違い無い。
一段高い処に建つ小さな本殿脇、石垣に根を降ろし、石積みをブチ破るように斜め立つタブノキ
半身は石垣上に、半身は石垣から突き出して居るのがどうにも妙・・・、石垣はこのタブノキが此処に育つ以前からあったと言う事だろうか???
樹皮には多くの瘤がありタブノキらしい木肌、目通り約5mばかり、傷みもなく樹勢は旺盛。
撮影2010.9.11