秋、バージョン、黄色に染まる戒長寺のお葉つき公孫樹。
晩秋にはこの「境内が黄色の絨毯で敷き詰められる」と聞いていたので行ってきた。
その日は今にも雨の降り出しそうな肌寒く、光の弱い1日でした。
境内はまだ充分には真黄というまでには落葉は進んでいなかったが、僕と同じく気の早い人々が三々五々訪れていた。
以下は前回のものを使用しています。
戒場神社と同じ境内にある戒長寺にはお葉つきいちょうの巨木がある。
お葉つきいちょうとは、葉のふちに種子(ギンナン)をつける珍しいもので、これは、二股にわかれた軸の先の胚珠を乗せている部分が伸びだして葉になるために起こるといわれています。
お葉つきいちょうとは、葉のふちに種子(ギンナン)をつける珍しいもので、これは、二股にわかれた軸の先の胚珠を乗せている部分が伸びだして葉になるために起こるといわれています。
この現象は、植物の進化発生を示すもので学術研究資料として、きわめて貴重なものとされているそうです。
ここ、戒長寺のお葉つきいちょうは、目通り4m、樹高30mあり、樹勢はきわめて良好だということです。
幹の下枝付近には樹瘤がたくさん垂れ下がっていて、このいちょうがかなりの年月を生きてきたことを偲ばせるが、樹齢は不明だとしています。
奈良県の天然記念物に指定されている。
撮影 2006.11.23