巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

二見の大椋

2006-05-27 | 奈良県

 

 

奈良県の五条市は、京都方面からは国道24号線をはるばる南下、和歌山県との県境の町である。

吉野川が、やがて紀の川とその名前をかえる辺りに、二見の椋の木は1000年以上もその地にある。

 

 

 

ムクノキとしては全国第4位の幹周を持ち、国の天然記念物に指定されている。

 

 

足立家の裏庭に生えており、その巨大な樹木で、周囲を取り囲む土塀がまるで箱庭のへいのように見える。

 

 

土塀の前の市道には国の天然記念物と書かれた石柱と、掲示板があって,土際の、根周り15.18m、目通り8.5m、樹高30m、樹齢約1000年、わが国でも有数のものである。」文化財保護委員会とある。

 

 

今では、この大椋の周りにも新興住宅が建ち並んで居るが、1000年の昔からこの土地の歴史と共に生きてきたこの巨木は何を見つめてきたのだろうか??

 撮影2006.5.03

場所はここ