YS Journal アメリカからの雑感

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フリーライター 山田高明って何者?

2012-12-25 13:09:41 | ブログ探索
尊敬する池田信夫が代表取締役である言論プラットフォーム『アゴラ』に、フリーライターを名乗る山田高明なる人物がエネルギー関係や電気自動車の事を積極的に書いている。(山田 高明のアゴラ記事一覧

電気自動車には興味があるのでそれなりの読んでいたが、技術音痴の戯言、只の EV 被れの域を出ず、余りに馬鹿馬鹿しい。

今回(なぜ日本はEVの普及を急ぐべきなのか(その8)――EVの欠点は十年以内にすべて解消する)も、いろんな事をグダグダ書いているのだが、車内空調の所で完全に破綻している。

車内空調問題は、電気自動車にとっては一番厄介な問題であろう。エアコンも問題なのだが、実はヒーターが大問題なのである。それなのに『冬場はモーターの熱を利用できるとして』との一言で片付けている。

まず、モーターの熱をどうやってヒーターに利用するというのだ。そのうえ、インホイールモーターに未来を見出しているので、各ホイールから熱を回収する方法が既に確立されているのだろうか?

電気自動車に力を入れている自動車会社(特にニッサン)の太鼓持ちの提灯記事か、狂信的勝手応援団の妄想記事としか考えられない。

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28 コメント

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Unknown (山田高明)
2012-12-27 02:48:57
はじめまして。

当の山田高明です。

太鼓持ちの提灯記事とか、狂信的勝手応援団の妄想記事とか、簡単に決め付けていますが、あまりに言葉が過ぎやしませんか?

ここまで言ったら、人格攻撃でしょう。仮に他の人について書いているとしても、憎悪に満ちていて気持ち悪いくらいです。
だいたい、「提灯記事」「狂信的」と決め付ける根拠はなんですか? 説明してもらえますか。

私は別に日産からもアゴラからも金を貰っているわけではないし、他の人からもとりらてて“狂信的”などと評されたこともありませんよ。

車内空調の問題で破綻しているとして、ではそれ以外の反論箇所はどこですか? 
ヒーター問題から (ysjournal)
2012-12-27 08:45:05
山田様
ご当人からコメントを頂き光栄です。

まずは、ヒーターの問題についての解説をお願いします。

ニッサンがリーフの走行距離を延ばすのにヒーターで苦労している事を知っているので、モーターの熱を簡単に取り出せると言う所に唖然としたのが、このエントリーを書くキッカケでした。

メーカーなり、何らかの技術根拠を是非ご教授下さい。

下は付け足しです。

走行距離「300キロ超え」が現実的になったとされておりますが、楽観的な予測(そこが貴殿のポイントのようですが)が多過ぎて話になりません。

また、急速充電器というのは、どのような能力のものを考えていらっしゃるのでしょうか?それは技術的に可能なのでしょうか?

現在のガソリン車での走行距離と、給油時間の短さに匹敵しない限り、普及は厳しいと思います。

以上
質問にお答えします (山田高明)
2013-01-03 12:51:00
では、正月休みも明けたので、以下から。

>モーターの熱を簡単に取り出せると言う所に唖然としたのが、このエントリーを書くキッカケでした。

そもそも、なんで「唖然」とするのかが理解不能。なぜなら、モーターから熱を取り出すことは普通に行われている。だいたい長時間使用するモーターは、除熱しないと焼損の可能性がある。だから、水冷式や油冷式では、熱を移動させて捨てている。EVではモーターとインバーターが水冷式で、わざわざ熱を拾ってラジエータで捨てている。つまり、モーターの熱というのは比較的簡単に取り出せるのであって、驚くに値しない。


>インホイールモーターに未来を見出しているので、各ホイールから熱を回収する方法が既に確立されているのだろうか?

これも質問自体がおかしいのでは。インホイールモーター式だろうが同じことで、タイヤの軸にある四つの水冷式モーターから冷却水ホースが伸びて車体のラジエータと繋がる格好になる。少なくとも、実物の試作車ではそうなっている。

逆にお尋ねしたいが、そうやって強制冷却せずに長時間使用のモーターの常態を維持する方法でもあるのだろうか。現状、それ以外に発熱を回収する方法はないのであって、「確立されているのだろうか?」という質問が出てくること自体が奇妙に感じられる。

ちなみにだが、このラジエータは、部屋暖房としてよく使われている。
そちらはアメリカ住まいだから、セントラルヒーティングの建物内で、窓の下とかに付いているラジエータをよく見かけるとお察しする。
質問にお答えします (山田高明)
2013-01-03 12:55:49
>まず、モーターの熱をどうやってヒーターに利用するというのだ。

すでに利用されている。まだそれほど広まっていないが、近年の省エネ推進で、モーターの廃熱利用はすでに始まっている。「日刊工業新聞」などでは、しばしば報じられているが、チヒロの水冷式モーターは温水製造の役割も果たすし、モーターの熱を温風に利用している乾燥機もある。

ちなみに、ネットで調べてみると、2010年に発売されたパナソニックのエアコンが、コンプレッサーの熱を回収して暖房に利用する仕組みを搭載している。サイトの写真を見ると、コンプレッサーを丸ごと蓄熱槽で囲んでいるので、モーターの熱も拾っている。

問題は「それをどうやってEVの暖房に応用するか」だろう。
周知の通り、EVの場合、モーターの発熱量は、エンジンと比べ物にならないほど小さい。回収した熱を実際に車内に引き込んだ場合、数百Wの電熱器程度にしかならないのではないだろうか。それでも利用する場合は、暖房用のラジエータで直接利用する方法と、ヒートポンプに投入して間接的に利用する方法の、二通りが考えられる。

では、モーター廃熱の利用技術があるのに、現行のEVはどうして捨てているのか。
その理由は、その程度の熱では、車内の暖房としてまったく足りないからで、わざわざコストをかけて暖房用のラジエータ系統などを作る意味がないからである。

しかし、まったく役に立たず、永久に非現実的な話かというと、そうでもないというのが私の考えである。ここがポイントであり、以下からは、確かに私の想像力が大きい点は認めたい。

質問にお答えします (山田高明)
2013-01-03 13:00:37
というのも、本当は、その程度の熱でも車内は十分に暖まる可能性があるからだ。
本格的な「断熱」さえしていれば、の話であるが。
ドライバーならお分かりだろうが、今の車はほとんど断熱なんかしていない。

ヒントは北欧の「無暖房住宅」にある。真空ガラスと断熱材により、外は厳寒でも、人体と電化製品の熱だけで、室内の暖房がまったく不要な住宅が実在している。

これまで自動車メーカーは断熱にあまり関心がなかった。なぜなら、内燃車では熱エネルギーがふんだんに使えるからで、むしろ捨てるほうに苦労していたくらいだ。
しかし、PHVやEVの時代に入って、発熱の少なさが暖房上のネックだと認識するようになり、メーカーも断熱に答えを求めるようになっている。
とりわけ、熱の半分は窓ガラスから逃げていく。逆に夏場は熱が入ってくる。それを防ぐのが真空断熱ガラスである。住宅用では徐々に普及し始めている。

しかし、高性能の真空ガラスを自動車に採用し、床やルーフなどに断熱材を多用すると、おそらく数十万円くらいのコスト増になるので、費用対効果からすると、現状では暖房のために電気を消費したほうがはるかにマシになってしまう。

ただ、EVの車体価格が今よりもっと下落すればどうか。そうすれば、本格的に車内を断熱し、暖房用のラジエータ系統を作る余裕も出てくる。冬になると、バルブの切り替えで、車内にモーターの熱を引き込めるようにすればいい。一般的にはヒートポンプ式、寒冷地ではPTCヒーターも併用する形になるが、要はそれらの電力消費を抑えることができればよいのである。私は、この方式は、いずれどこかのメーカーが採用すると思っている。

つまり、結局、すべての鍵を握っているのは、バッテリーの性能やコストの改善だと、私は考えている。ただし、リチウムイオン電池の量産効果だけでは限界があるので、ナトリウムイオン電池などの次世代電池に移行することが不可欠だと思う。

そうしてEVの車体価格が下がり、本格断熱仕様が可能になれば、冬はモーターの熱、夏は保冷材などの、できるだけ走行中の電気を使わない方法で、冷暖房のかなりをカバーできる可能性があると、私は考えている。

たしかに、私自身も、今すぐに登場するとは思っていない。ただ、それほど遠い未来のことでもないはずである。記事では今後の十年を見据えているので、その頃になると思う。

質問にお答えします (山田高明)
2013-01-03 13:17:16
私が「冬場はモーターの熱を利用できる」と書いた背景には、以上のような考えがあってのことである。貴方は「一言で片付けている」と非難がましく言うが、そもそも記事の趣旨がEVの冷暖房ではないのだから、はしょって当たり前の話である。

暖房がEVのネックであり、寒冷地の人が困っているのは、誰でも知っている程度の事実である。ただ、私が一貫して論じているのは、「日本はいち早く石油依存から脱却しなければならない」ということであり、そのためには「EVを普及させるしかない」ということである。つまり、エネルギー問題の解決策に重点を置いており、そもそもEVの冷暖房について長々と解説しなければならない必然性がない。

>モーターの熱を簡単に取り出せると言う所に唖然としたのが、このエントリーを書くキッカケでした。

むしろ、私は単なる客観的事実を記したに過ぎず、「簡単に取り出せると言う所に唖然とした」というのは、そちらの主観とか曲解の類いではないだろうか。

質問にお答えします (山田高明)
2013-01-03 13:23:32
>走行距離「300キロ超え」が現実的になったとされておりますが、楽観的な予測(そこが貴殿のポイントのようですが)が多過ぎて話になりません。

現時点で、リーフやフィットEVは、走行距離230キロのところまで来ている。一方で記事にも書いたが、電極や電解質の改善で電池容量は今の3~4割増しが可能。これが300キロ超えは十分にありえるとする予測の根拠になっている。つまり、現行のリチウムイオン電池の改善だけで可能。しかも、もっと有望な電池が続々と控えている。

逆に貴方は「ありえない」という見方のようだが、その根拠を示してもらえないだろうか。

>また、急速充電器というのは、どのような能力のものを考えていらっしゃるのでしょうか? それは技術的に可能なのでしょうか?

これも奇妙な質問。すでに30社以上から市販されていて、それぞれのサイトでスペックも詳しく紹介されている。蓄電池搭載タイプは10分以内も可能。「技術的に可能なのでしょうか?」とは、一体いつの話をしているのか、逆にお尋ねしたい。

>現在のガソリン車での走行距離と、給油時間の短さに匹敵しない限り、普及は厳しいと思います。

だから私も走行距離がEVのネックだと指摘している。

しかし、ユーザーは実用性だけでなく「経済性」とのバランスで購買に動く。走行距離が300キロで、充電時間15分は、たしかに実用性で劣る。ただ、バッテリー価格が下がって車体価格が安くなれば、どうだろうか。また、石油価格が上昇すれば、ランニング価格は相対的に下落する。業務関係の車では、経済性を優先させることもあろう。

以上、技術音痴ながら、とりあえず、ヒーターの問題についての解説、何らかの技術根拠についての提示――をやっておきましたよ。
夢物語 (ysjournal)
2013-01-03 13:55:49
山田様、新年早々丁寧な解説ありがとう御座いました。

発熱の多い想像力に敬意を表しておきます。ヒーターだけでもこれだけの問題があるので、EVが普通(内燃車並みという意味)の車になるには10年では間に合いそうにないですね。

「日本はいち早く石油依存から脱却しなければならない」から「EVを普及させるしかない」というのは、前提も結論も間違っていると思います。

「日本は多様なエネルギーソースを確保しなければならない」が命題で、結論は「取り敢えず存在している原発をフル稼働さす」とだと思います。

昔、アメリカの車がすべて三菱のアイムーブになったとしても電力消費が12%増える試算をした事があるが、日本車がすべてEVになった時の電気はどこから来るのでしょうか?石油ではなく天然ガスでしょうか?

観念的エネルギー論では寂しすぎます。

EVには懐疑的なので、10年後に大普及していたら自分の主観、曲解を素直に反省します。
あえて夢を追う。 (山田高明)
2013-01-03 18:19:16
さっそくのご返事、ありがとうございます。

>「日本はいち早く石油依存から脱却しなければならない」から「EVを普及させるしかない」というのは、前提も結論も間違っていると思います。

これに関しては私も散々述べてきたので、あえて反論しません。アメリカでは石油の自給の見込みが出てきましたが、日本は輸入するしかありません。そこが日米の初期条件の違いです。

>日本車がすべてEVになった時の電気はどこから来るのでしょうか?石油ではなく天然ガスでしょうか?

これも同様で、何度繰り返してきたか分からないくらいです。私の試算では3千億kWhの新規需要が生じます。当初はガスと石炭火力を増やす形になります。ただし、高効率化でかなりカバーできます。長すぎて、ここでは詳細は述べられませんが、これは十分割の合う取引なのです。

お暇な時にでも私の過去の記事を読んでいただければ、私が観念ではなく数字を出して具体的に論じていることを理解していただけると思います。

>EVには懐疑的なので、10年後に大普及していたら自分の主観、曲解を素直に反省します。

ご立派な態度です。
私のほうも、もし10年後に普及していなければ、率直に反省しましょう。

ただ、アメリカと日本は事情が異なるということだけはご理解ください。このままでは日本の貿易赤字は慢性化し、アメリカのように基軸通貨国でもない日本は徐々にジリ貧化していきます。運輸燃料から削減していくことが必要なのです。

それでは。
Unknown (774)
2013-09-17 08:53:45
議論においては、相手が根拠を提示したら、
それを崩さないと相手に勝つことはできない。

山田さんが、これほどまでに根拠を提示してくれたのに、
主さんは、議論から逃げてしまった(ように見える)。
根拠が多いということは、それだけ攻撃しやすいはずなのに・・。

自分で、記事を書き、せっかく本人がでてきてくれたのに
即座に根拠を崩せないのであれば、それは、
ただ嫌いだから悪口を書いたように見えてしまう。

しかし、ここで見ただけだけど、山田さんは、かっこいいね。
普通は、熱くなってしまう人が多いからね。
すごいです。
こういうライターが増えてほしいな。。
せっかくの情報化社会なんですから、良い方向に活用しなければ。

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