アメリカ政府がシャットダウン中だったために話題にならなかったが、WSJ の記事 "U.S. to Suspend Most Financial Aid to Egypt" によると、アメリカ政府はエジプトへの支援を削減する事を決定した。
従来の $1.5B (1500億円)からの削減幅は報道されていないが、対テロ費用だけが例外とのことなので大幅削減と思われる。アメリカ政府にとっては大した金額ではないのであるが、エジプト、特に親米的であった軍への心理的な悪影響は避けられず、中東全体に長期的に大きな影を落とすだろう。
この支援削減は、オバマ政権の中東政策においてどのような位置付けなのであろう。対テロでは、軍を撤退させながら、無人機での攻撃には積極的であったりして、兎に角分かり難い。
確実に言えるのは、日本にとっての中東問題、つまり石油輸入の安全性確保のための負担が増えていく事であろう。
従来の $1.5B (1500億円)からの削減幅は報道されていないが、対テロ費用だけが例外とのことなので大幅削減と思われる。アメリカ政府にとっては大した金額ではないのであるが、エジプト、特に親米的であった軍への心理的な悪影響は避けられず、中東全体に長期的に大きな影を落とすだろう。
この支援削減は、オバマ政権の中東政策においてどのような位置付けなのであろう。対テロでは、軍を撤退させながら、無人機での攻撃には積極的であったりして、兎に角分かり難い。
確実に言えるのは、日本にとっての中東問題、つまり石油輸入の安全性確保のための負担が増えていく事であろう。