Y嬢の旅日記 ~夢は風 総て想い繋げ~

FFXIの話題から始まって色々やって来たブログ。
古いエントリーも消さずに継続します!

結果として緩和ケア病棟とは

2016-02-18 | 病院
先日の一件から、緩和ケア(ホスピス)という事に関して少し考えてみる。

病棟やナースの皆さん、ボランティアの皆さんなどとてもよくしてくれている施設が大半だと聞いて居る。
経営という面でも、決して悪くない医療点数が配点されている。

で、今回のようなドクターは如何なものかと考える。
正しく本人に伝えると言う点では満点だったのかもしれない。
だけれど、「本人の苦痛を緩和し、不安に対するケア」と言う点では素晴らしい事だったのかどうなのか。
医師はガイドラインに沿ったやり方をしただけかもしれない。
しかし、こちらの事前の希望などは一切合切無視をした形になってしまった。

今回は、「頼まれたから入院させても良いし見てあげるよ、仕方ないし」っていう感じがした。
頼んでないし、素晴らしい場所だと毎日言われて渋々訪ねた訳で、頼み込んだわけでもない。
もしかしたら、事前の聞き取りであまり前向きではない家族ですと聞いていて、面談自体を無駄な時間だとドクターは考えていたのかもしれない。
しかし、自由診療で売り上げを得ている訳なんだし、もう少し言い方かあったのではないだろうか?
医師の口から患者本人に不安を与え、緩和ケアの専門医ですって言われても・・・・

あのドクターの下では、残念ながら死亡看取り病棟と感じる。
とても残念な結果である。
病を診るのではなく病人を看る医療になっていく事を後世に願いたい。
病気をして誰しも不安なところに追い打ちをかけるのでは、医療者ではなく病の味方をする悪魔にしかならないのではないだろうか。
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病院に住んでいます。

2016-02-18 | 病院
※今回の日記は3000文字弱あり長いです。
 でも、最後まで読んでもらえたら嬉しいと思います。
 バカが吠えてるよって思われると思いますが・・・・


物凄く久しぶりにこのブログを自分でも見ました。
足跡によると、なぜかアクセス数がゼロでは無いのが不思議です^^;

さて、本日はFFXIの話題ではなく恐縮ですが現在は病院に住み着いています。
一人しかいない家族が末期癌の診断でK病院に入院しています。
現在、治療の術を失いただただ時間だけが過ぎていく、そして日に日に悪化していくのを見守って居る事しか出来ない毎日です。
年明け前の12月16日、いつも通りの外来受診日に多少息苦しいと訴え、即日緊急入院。
夏ごろのレントゲン結果から胸水貯留は言われていたので、息苦しさは胸水が原因であるのは間違いない。
入院の目的は、給水のドレナージで年内に退院する予定で入った。
しかし、穿刺ドレナージの準備中に発覚したのですが既に胸腔に複数の隔壁が出来てしまっている。
穿刺する事は不可能ではないけれど、一か所刺しただけでは少量しか抜く事が出来ず効果が薄い。
また、複数個所穿刺する事は体力的にも本人の苦痛的にも有効とは言いがたいとの見解で穿刺を中止しいったん利尿剤の投与で様子を見ることになる。
しかし、この時に病棟で担当してくださる医師から言われたのが、症状は予想より悪く両肺の胸膜播種が進み悪性リンパ管症もかなり広がっている。
下手をすると数時間のお命、今夜を乗り切っても明日を乗り越えられるかは解らない。
本人には実情は伏せる事で医師と打ち合わせをし、万が一の時の対処についてもここで話をしました。
蘇生は?延命?などなど
翌週にクリスマスや結婚記念日を控え、二週間後には新しい年を迎えようとしている。
医師にそんな話を涙ながらにすると、難しいだろうとの見解。
本人には、療養の為に入院が延長になったと言う事で話をして現在必要な保存的な投薬のみに変更をする。
抗がん剤を用いた積極的な治療は年内をもって終了となった。
貧血と衰弱があり、継続が危険であるとの説明。

そんな本人は、衰弱と不自由な身体ながら頑張って毎日を過ごしている。
入院から一か月が経過したころ、緩和ケア病院に移りませんか?ここよりすごく良い場所だと聞いています!との提案。
がんの初発からずっと通っているこの病院だけに、信頼している主主治医も居る、同じだけ信頼して任せている脳神経外科の主治医も居る。
すごく親身に良くして下さったナースの方も何人も居る。
そんな病院からは出たくないと返事をしてその日はおわり。
翌日、翌々日と本人の出来る抵抗としてハンガーストライキに入る。
本当に何も食べない。
服薬するだけで食事はとらなかった。
そんな事、三日目には再び緩和ケアを激しく推奨される。
さらには、ご本人が居ない場所でと私を呼び出して緩和を勧める。
俗にいう、追い出しを感じる。
そこからは、平時は毎日毎日推奨され、本人も泣く毎日を過ごすことになる。

実情は、7:1看護の急性期病院の立場を守る為に治療法がなくなった患者を追い出したいというのは解る。
重症患者が15パーセント以上入院とか平均入院日数18日前後にとか。

本人の体調は、見立てを超えて一か月以上小康状態をキープしている。
その中で、毎日の緩和ケア病棟素晴らしいです攻撃。
I病院とかどうですか、いい病院だと聞いていますよ!と、毎日の追い出し攻撃。
攻撃開始から3週間経過したころには、急性期病院なんで他の患者を助けないとならないとハッキリ言ってきた。
他の患者を助けるためには、死んでくれと言う様にしか聞こえなかった。

先日、追い出し攻撃に耐えかねて病棟医師の言うI病院の緩和ケア科を初診&病棟見学と言う事で訪問することにした。
入院中には他院の受診をする事は基本的には出来ないと言うルールがある。
自費の自由診療扱いになり8640円かかります と。
酸素吸入しているので、普通のタクシーやバスでの移動を病院から認めて貰えず民間救急を依頼して往復する事に。
手配は病院でしますって。
運賃11380円、その他運行手数料15450円。
これも自腹って言う、なんなんだろう、病院の都合で追い出しなのになんで我が家の財布から払うの?^^;
納得いかない。

そして、I病院での事。
初診し面談をして、病棟内の見学をさせていただいた。
本人も、思っていたより静かで明るくて快適そうだ、個室も無料なのに設備がいい感じだと認めていました。
緩和ケア病棟の施設としては合格点を叩き出した。
問題は、見学より前にした初診面談。

医師>>ご本人は今後の展望はどのように考えていますか?
うち>>本人は療養生活ののち、体力が回復できたならば積極治療に戻りたいと考えています。
医師>>それは無理だよ
うち>>・・・・・・
医師>>別に転院と言う事で受け入れてもいいけど?
うち>>(なんと言う医者だろ、こりゃ

本人は、自己紹介終了後の最初のやり取りで入院はしないと決めたと言う事でした。
確かに、緩和ケアの入院基準では本人が病状を正しく理解して居る事などのガイドラインが有るのは知っている。
しかし、K病院側では連携と申し送りでそれ(本人に伏せた病状)ははご本人の前ではしないようにします。って言っていたのにね。
病院間の連携も現実には出来ないと言う事がわかり、申し送りなんて言うのは何の意味も持たないという事が分かった。
この事実から、K病院側で言う素晴らしい場所ですと言うのは、罠であり単純に追い出したいと言うだけであることが理解できる。
そして、本人の決断。
I病院での緩和ケアはお断り、K病院から追い出されるならば在宅ケアを希望する。
との事で。

これで、K病院は不良患者を追い出すことに成功して安泰という事です。
病院の立場もわかります。
一方的に追い出しの準備を進めてくれて、個人に多額の無駄な移動費や診療費を出費させ、素晴らしい場所と言って最悪な医師を紹介して、ヨシヨシとしているのが不満である。
K病院には本人もすごく恩があり、二人の主治医にはし切れないぐらいの感謝がある。
本人は、この二人の医師がもし万が一手術をミスって事故になっても訴えたりする事は絶対にしないというぐらいに信頼してる医師も居る。
そんな、家族のように感じている病院を追い出されて出ていく日は、すぐそこまで来ている様だ。


今回の日記の最後に小さな事をもう一つ言いたい。
病院経営も商売であり、患者は顧客であるという見方も一定の理解はできる。
しかし、最終的に病院の都合で追い出したり、最後まで見られないのであれば「患者様」なんて言う呼び方は辞めるべきである。
応対接遇で患者が集まるのではなくて、従事者のハートと技術で患者から行きたくなる病院にして欲しいと思う。
患者はお客と言うならば、国の決めた指針なんか無視して最後まで診てみるべきではないだろうか?
それは現実的に出来ないのであるならば、様というのは辞めるべきでないだろうか?
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