徳川家康が江戸幕府を開いてから江戸の人口が増え発展した。これにより浅草寺への参拝客も増加し、境内や参道上に出店営業の特権が与えられこれが浅草・仲見世の始まりとなりました。今、浅草寺を参拝しようとすると仲見世入口の雷門(風雷神門)を通り、お土産屋等で賑わう仲見世を抜け宝蔵門をくぐり神社本殿を目指す順序が一般的です。皆さんちょっと記憶を辿って欲しいのですが、雷門の下にある大きな提灯を覚えていますか?この提灯は数十年おきに新調されますが重さは700Kg以上もあるビックサイズでこの下で記念撮影をする人々が沢山います。そしてもうひとつの大提灯が宝蔵門にある「小舟町」と書かれたものです。これは日本橋・小舟町奉賛会から代々奉納されたもので、現在の大提灯は忘れもしない2003年に江戸開府400年を記念して194の会社や個人からの寄付500万円で新調されたものなのです。何故忘れもしないかは、ワイズクリエイト社は1999年11月に日本橋・小舟町に創業され2003年の大提灯を新調する時には奉賛会より1口5万円の寄付打診があったにも拘らず当時は創業間もなく、とても5万円の寄付をする事が出来ずに見送ってしてしまったのです。頭の中には何とか寄付を!との気持ちが強かったのでこの大提灯の下を通るたびにこの記憶が甦ります。写真下は大提灯の裏側ですが寄付をした方々の名前が順番に記載されています。この時5万円の寄付ができたらここにワイズクリエイトの名前が記されていたのでした。
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