ようやく訪れた春の陽気に誘われて、ふらりと散歩に出かけてみました。驚いたことに、1週間ほど前にはあちらこちらに残っていた雪は今はすっかり姿を消していました。
フェリー埠頭に繋がる大通りを一跨(また)ぎして新城川方面へ進むとそこは一面田んぼだらけ。数キロ先にある東北新幹線の待機所あたりまで見渡すことができます。
まだ雪が解けたばかりの田んぼのあぜ道に歩みを進めると、日の当たるところには春を告げる”フキノトウ”が顔を出していました。一方陽の当たらないところには雪が残っており、まさに冬から春へのバトンタッチが行われている場所に遭遇することができます。思わずその現場をカメラでパチリ!?
残雪とフキノトウ
辺りを見渡すと、あちらこちらの土手の上でフキノトウが笑いかけていました。
フキノトウ01
フキノトウ02
次にしたことは・・・
ちょうど持っていた買い物用ビニール袋を引っ張り出し、フキノトウの若芽を20個ほどつまんで持ち帰りました。もちろんお目当てはフキノトウの天ぷら。お塩とお汁の両方で食べ比べましたがどちらも甲乙つけ難し。口に入れたあとのほろ苦さがなんとも言えず、春のかおりが口中に広がってきました。大満足~!
帰りにフェリー埠頭にかかる大橋のてっぺんから南側を見ると、八甲田山と雲谷(もや)の頂きが真っ白に着飾った姿と春の柔らかな陽射しのコントラストがとても美しかったです。春っていいなァ~!
八甲田山と雲谷(もや)
東京始め東北以南のさくらはすでに満開ですが、青森の開花予想は4月23日とのこと。今年もゴールデンウィークがピークになりそうです。また楽しみがひとつ増えそうです!