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「新面目」日記

「河井継之助」テーマの好番組だった「英雄たちの選択」

幕末の越後長岡藩家老・河井継之助を取り上げたNHKのBSプレミアム「英雄たちの選択」を視聴。精緻な構成の好番組で、コメンテーターも多彩な人選に好感を持ちました。再放送とあって存命中の河井継之助記念館館長・稲川明雄さんの温顔を拝することができたのも嬉しい誤算でした。
惜しむらくは、継之助が主人公の小説「峠」の原作者・司馬遼太郎の「し」の字も出なかったこと。番組の最後に、信濃川の妙見堰そばにある文学碑「『峠』のこと」の一節ぐらいは引いてほしかったかなと。いわく「武士の世の終焉にあたって長岡藩ほどその最期をみごとに表現しきった集団はいない。運命の負を甘受し、そのことによって歴史に向かって語りつづける道を選んだ」。
余談ですが、1日ちがいできのう発売の某週刊誌に吉田松陰と継之助をテーマに語った司馬遼太郎の講演が再録されていました。

コメント一覧

maki
私も見ましたが、面白い番組でした。
最後は、逃げた河井。
これが武士の鑑なのでしょうか。

焼き討ちされた民衆のことは頭になく、時代を読めなかった人物なのでしょう。
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