薔薇が好き・・猫、パリ・・トールペイント手作り大好き YS ROSE

日々の出来事、手作りネットショップの活動を日記帳につづってみました。
手作りの好きな方との交流が楽しみです。

ぎんちゃんありがとう

2015-01-02 12:03:01 | 出来事



我が家は今年から生活が変わります。
家族として24年間一緒に暮らしていたぎんちゃんがいない生活です。
ぎんちゃんは2014年12月31日夜11時30分に永眠しました。

最後は体をさすって24年間ありがとうね~といいながらお別れすることができました。

大きな病気もせずに、ネコなのに24歳という長い間生きているのも不思議なくらいの年だったので脳や内臓が衰えていくのは仕方がないのですが、毎日わたしたちを笑わせてやさしい気持ちにさせてくれた、ぎんちゃんがいない生活…。まだピンときません。
我が家はちょっと静かです

11月から具合が悪くなっていましたが、病院の点滴、新しいトイレ、ベッド、目の見えない中で老猫なのによく覚えて、ぎんちゃんは賢くて本当に頑張りました。

28日の日曜日はどうしても出かける用事があって、腹水がたまってあまり動けないぎんちゃんの周りに必要なものを全部置いてアンカと電気毛布、エアコンをつけて泣きながら出かけました。
用事が済んでぎんちゃんが死んでいたらどうしょうと二人で祈る気持ちで急いで帰り家に駆け込むとぎんちゃん生きてました。
でも自分でトイレに行こうとして床の上で動けなくなってあきらめてそこで寝ていました。
その日は12時間家にいなかったので、いつからこうしていたのかと考えるとかわいそうで謝りながらオイオイ泣きました。
エアコンはつけていたけど、冷たい床の上で腹ばいになってしまって冷えきっていたので、さすりながら頑張った事を誉めてあげたら
ぎんちゃんはボーとしながらも嬉しくてゴロゴロいってくれていました。ぎんちゃんは本当に性格が良くてお父さんとお母さんが大好きなんです。

年末の全ての用事が無事に終わったのでもう長い時間、家をあけることもなく、ぎんちゃんとゆっくり最後の時間を過ごすことができました。祈り続けていたのは、できるならば最後を二人で看取ってあげたいということでしたので感謝でした。


ぎんちゃんは最後まで呼ぶと鳴いて答えようとしてくれて…普通は動物は本能で死ぬ時は隠れようとしますが、ぎんちゃんはそういうことはまったくなく動けなくてもトイレを知らせたりお湯が飲みたい時は口をむにゃむにゃさせて知らせて、最後まで我が家のお利口さんな息子でした。

24年間一緒にいたので、まだ朝起きると無意識にぎんちゃんはどこかな?と思ってしまいます。気がつかなかったけどいつもそうしてきたんですよね。
二人で号泣しました。Mピコさんさんがあんなに泣いたのを見た事がありません。自分の大きな手術であとで回復したとはいえ一時期顔がマヒしてしまってどうなるかわからない時にも、泣くことはなかったです。いつもプラス思考でわたしに能天気だねと言われています。
ぎんちゃんとの生活の日課は、Mピコさんはぎんちゃんをひざに乗せてお話する事でした。(それはいつも同じぎんちゃんをもらって来たときの話なんですが)ぎんちゃんもいつもゴロゴロいって手をクニュクニュさせながらうっとりして聞いている…
そんな二人の世界の日々だったので泣くのは当然ですね。
わたしは涙に負けて顔がかぶれてしまっています。仕方がないですよね、24年も一緒にいたのですから。
ぎんちゃんのことを聞いて駆けつけてくれたり、遠くから電話くれたり共に泣いてくれたたくさんの友人に慰められ、とても感謝しています。

まだまだ涙も止まらず、ぎんちゃんのいない新しい生活は戸惑うばかりですが…。
新しい年を向かえて、この変化を何か良い活動の変化にできたらと思っています。
まずはMピコさんと仲良くしないと、ぎんちゃんにかこつけて仲直りするパターンはもう使えないですからね。

ぎんちゃんは呼びかけると最後の最後まで声が出なくても手をクニュクニュさせて返事をしょうとしてわたしたちに愛を示してくれました。
その愛に見ならってわたしたちも互いに愛を示していきたいと思います。
24年間 ぎんちゃんと暮らせて、わたしたち夫婦はほんとうに幸せでした。
ぎんちゃん本当にありがとう。。。


ぎんちゃんが亡くなる日にご近所の方が届けてくれた桜の枝。蕾でしたがいま咲き始めています。。

いつもありがとうございます★
おかげさまで
徐々に元気になっています。今年もどうぞよろしくお願いします。