鉄道模型のワイズ模型店ブログ

KATO 2015年11月以降 新製品・再生産品 のご案内!

 今回は、KATO 2015年11月以降 新製品・再生産品 20系あさかぜ・C59呉線・急行 安芸・京急2100形他のご案内でございます!

 めっきり秋らしくなりましたが、皆様にとっての秋はどのような物でしょうか? スポーツの秋でしょうか? 食欲の秋でしょうか?

 ご予約商品の商品情報を更新いたしました!

 今回は、KATO 2015年11月以降 新製品・再生産品 のご案内でございます!

10-1321 20系 あさかぜ 8両基本セット
10-1322 20系 あさかぜ 7両増結セット
2026-1 C59 戦後形 呉線
10-1301 10系 安芸 10両セット
10-1302 10系 安芸 1967 7両セット 特別企画品
10-1307 京急2100形 4両基本セット
10-1308 京急2100形 4両増結セット
10-1309 京急2100形 8両セット 特別企画品
10-555 683系 サンダーバード 基本6両セット
10-556 683系 サンダーバード 増結3両セット
3060-1 EF65 500番台 P形 特急色
3073 EF30
3012 ED73 1000番台

 20系で最も豪華な編成である通称「殿様あさかぜ」が登場いたします!

10-1321 20系 あさかぜ 8両基本セット
10-1322 20系 あさかぜ 7両増結セット

 20系は、1958年に登場した寝台客車です。
 集中電源方式による固定編成や、完全空調装備の固定窓装備・食堂車の電気レンジの本格採用など様々な技術が採用されました。
 登場当時は従来の客車と一線を画す内装などから「動くホテル」と言われ、車体色と相まって「ブルートレイン」の語源ともなりました。
 北海道と四国を除く各地を結ぶ寝台特急として活躍しましたが、後継の新型車の登場により花形列車から地方連絡特急へ、その後は急行運用へと活躍の場を移し、最晩年は波動用として活躍し、1997年に引退しました。

 特急「あさかぜ」は、1956年より従来型客車で運転を開始した夜行列車です。東京~博多間を直通する列車として計画され、関東地区と九州地区の有効時間帯を考慮したため、関西を深夜に通過するダイヤを初めて採用しました。
 1958年には、20系に使用車両が変更され、初代ブルートレインとなり、従来車と比べての快適性から「走るホテル」と呼ばれ賞賛されました。
 その後、20系で活躍を続け、次期により編成内容が変化しますが、1972年~1975年の間の下り1号・上り2号では、20系史上最も豪華な編成でそせいされファンの間では「殿様あさかぜ」と呼ばれました。この「あさかぜ」1・2号では、1人用「ルーメット」と2人用「コンパートメント」の個室を備えたナロネ20、「プルマン」形開放寝台のナロネ21、「ルーメット」と「プルマン」合造のナロネ22、リクライニングシートを持つグリーン車ナロ20と20系の上級クラス車両をすべて組み込んでいました。
 この後は、個室車の連結中止などが行われましたが、1978年には、20系は24系25型に活躍の場を譲り「あさかぜ」から撤退しました。
 その後のあさかぜは、1986年に1・4号がグレードアップ改造され、その後のブルートレインの改造の手本となりました。
 1990年には、東京~下関間の「あさかぜ」3・2号にパンタグラフ付きラウンジカースハ25 300番台などが連結開始しました。
 1994年には博多直通の1・4号が定期運転終了、臨時列車81・82号に格下げされました。
 2000年には臨時「あさかぜ」81・82号の運転が終了しました。
 2005年には、残っていた旧3・2号の東京~下関間の「あさかぜ」も廃止となりました。

 今回は、20系寝台特急の決定版、最豪華編成から「殿様あさかぜ」と言われた編成を製品化いたします。「殿様あさかぜ」とは、新幹線博多開業前まで15両中A寝台・グリーン車6両で組成されていた編成です。
 最豪華編成「殿様あさかぜ」編成をリアルに再現。基本セット8両、増結セット7両を合わせれば堂々の15両フル編成になります。
 1969年の専務車掌室取付改造により、乗務員室窓が増設されたナロネ22 100番台を新規にリアルかつ的確に製品化いたします。
 各車両には粉砕式汚物処理装置を取付済(カニ、ナシを除く)。
 イスの色はカニ21…黄緑、ナロネ21…薄緑、ナロ20…濃茶色で成形します。

 牽引機のEF65 500P型・EF30・ED73 1000番台が同時に再生産となりますので、お好みの区間の編成がお楽しみ頂けます!

 是非、往時の最高峰の20系編成をこの機会にいかがでしょうか?

 幹線旅客用大型蒸気機関車C59の晩年の仕様が登場いたします!

2026-1 C59 戦後形 呉線

 C59は、東海道・山陽本線の優等列車牽引用機関車C53の後継機として、戦前・戦後の1941年から1947年までに合計173両が製造されました。
 故障の多いC53の反省を踏まえ、堅実な設計を心掛けた結果、C51以来伝統的な2気筒パシフィック機の構造となりました。
 戦時中の一時製造が中断され、戦後に製造を再開した際に一部設計が変更され、更に完成度を高める事になりました。

 デビュー当初から特急の先頭に立ち、C62形が登場するまでの特急の花形でC62形の登場後もお召列車にはC59が充当され、重量運転に適した空転が少ない機関車で現場での信頼も非常に厚いものでした。
 その後、電化推進により活躍の場が狭められましたが、東海道・山陽本線の特甲線での仕様を前庭に設計されたため、そのままでは、鹿児島本線・東北本線の一部区間にしか転属できませんでした。
 このため、運転席下の従台車を2軸に改造したC60へと改造され、鹿児島本線全線・長崎本線・東北本線・常磐線・奥羽本線一部区間に進出しました。
 電化区間延伸に伴い、1970年までに全車引退しました。

 糸崎機関区所属C59の働き場所だった呉線は、瀬野八の難所を持つ本線のバイパス線とした海岸線で大形蒸気機関車の入線可能な特別区間でした。これは、戦前の呉地方に旧海軍最大の軍港である呉鎮守府が設置されていたため、東京直通の旅客列車や軍需物資輸送用貨物列車を運転する必要性からもでした。
 また、定期列車でのヘッドマーク付蒸気機関車の運転はC59が最後となり、C59にとっては、呉線で急行「安芸」での牽引は最後の花道となりました。

 今回は、我が国蒸気史上最長のボイラー長を持ち、長距離無停車運転を考慮した大型テンダーを従えた全長21mを超える迫力ある外観ながら、整ったスタイルで根強い人気を誇っていた戦後形を製品化いたします。

 1964年から1970年に糸崎機関区所属時、呉線の列車を牽引していた末期の姿を製品化いたします。
 最長のボイラー、大柄なキャブや大形テンダーからなる完成度の高いスタイリングを的確に再現いたします。
 走りに定評あるコアレスモーター搭載動力ユニットです。もちろんフライホイール装着でスムーズで安定した走行を実現します。
 前部ヘッドライトはもちろん点灯式。テンダーのライトはダミーです。
 「あき」のヘッドマークが付属します。ランボードサイドに白塗装入です。
 テンダーには、アーノルドカプラーが標準装備となります。KATOナックルカプラーが交換用に付属します。
 先頭部用に重連カプラー、重連用ナックルカプラーが付属します。重連運転やバック運転に対応します。様々なシーンを再現、お楽しみ頂けます。

 是非、迫力ある本線用パシフィック機C59をこの機会にいかがでしょうか?

 東京と広島の間を呉線経由で結んだ急行「安芸」が登場いたします!

10-1301 10系 安芸 10両セット
10-1302 10系 安芸 1967 7両セット 特別企画品

 1950年11月から特急列車だけに付けていた愛称を急行列車にも拡大することとなり、呉線経由で東京~広島間で運転されていた急行に「安芸」と命名されました。
 「安芸」は呉線を経由する糸崎~広島間をヘッドマーク付のC59、C62が牽引し高い人気を誇っていました。
 1970年10月ダイヤ改正で東京~下関間特急「あさかぜ」に格上げの上、山陽本線経由となり、「安芸」は、昼行急行に引き継がれました。

 今回は、SL牽引末期・電車化直前の1968年頃のA寝台・B寝台・食堂車とも冷房化された10系客車の揃った編成で製品化いたします。

 10両セットは、東京~広島間呉線経由全線で運行される10両編成を的確に再現いたします。
 特別企画品 1967 7両セットは、「安芸」で東京~糸崎間で連結されていた付属編成の3両に加え、荷物車カニ38、食堂車マシ38、淡緑帯入のオロネ10(青)を2両をセットにし、各車両を適宜連結、差し替えることによって、1968年改正前の編成もお楽しみいただける製品といたしました。

 特別企画品セットの新規車両のカニ38はマハネ29の下回りを流用して1959年に1両のみ試作された荷物車で、車体側面5ヵ所にシャッターを持つ総側開式の構造と、種車のままのTR71形3軸台車が特徴です。
 マシ38は、1936年から製造された国鉄初の冷房車(旧スシ37850)で食堂部に幅広窓、調理室部に2連窓を持つ丸屋根の半鋼製の食堂車です。台車は3軸のTR73形です。登場時は、「富士」・「燕」で活躍した戦前生殖胴車の最優秀車両です。

 テールライトは、10両セットのオハネフ12(2両)、<1967>セットのオハネフ12、カニ38が点灯します。(全て片側端面のみ)

 カプラー仕様は台車マウントです。編成端部(及びその連結相手)はアーノルドカプラー標準装備です、編成中の車両はKATOカプラーN JPBを標準装備です。実感的な連結面で急曲線もスムーズに走行します。
 車体側面サボ類は印刷済です。行先サボ:(1)~(10)号車は「広島行」(10両・<1967>セットとも)、(11)~(13)号車は「糸崎行」。側面サボシール(東京行サボ、等級表示、号車サボ(3)(6)(7))付属します。
 車体色:荷物車カニ38、食堂車マシ38は、茶色。その他は青色。

 東京~糸崎間牽引のEF58や呉線内牽引で活躍したC59・C62とともにいかがでしょうか?

 京急本線で快速特急などで活躍する2100形がKATOから登場いたします!

10-1307 京急2100形 4両基本セット
10-1308 京急2100形 4両増結セット
10-1309 京急2100形 8両セット 特別企画品

 京急2100形は、主に京急本線・久里浜線を運行する2000形の後継車として1998年3月28日に営業運転を開始、2扉転換クロスシートの優等列車用の看板車両です。快特、ウイング号(通勤ライナー)の運用を中心に活躍しています。車体はアルミのボディに赤と窓回りのアイボリーに塗装され、固定式の側窓は天地寸法が950mmと大きく、外板とのフラット化が図られています。先頭車正面窓下のワイパーカバーにはスリット状の抜き打ち文字で形式名が表現されていることも大きな特徴です。
 また、発車時の制御音が音階に聞こえるシーメンス社製の機器を搭載しており(現在は更新により換装されています)、鉄道ファンの間では「ドレミファインバータ」や「歌う車両」として関東では特に人気の高い車両です。

KATOは、人気の高い京急のフラッグシップモデルを製品化、同時に「ドレミファインバータ」を再現できるサウンドカードを併行開発中です。

 京急本線・久里浜線で活躍する2扉転換クロスシートの優等列車、京急電鉄のフラッグシップ車両2100形を製品化いたします。
 初心者にもお求めやすい、基本4両/増結4両セットのベストセレクション製品として発売。初回のみ【特別企画品】の8両セットを発売いたします。

 4両セット(基本・増結)は、2141編成を製品化いたします。行先表示は前面「快特・三崎口」、側面「快特三崎口」を印刷済とします。
 交換用として「快特・品川方面泉岳寺」の前面行先表示が付属します。
 特別企画品の8両セットは、2173編成です。行先表示は無地。前面表示・側面表示はシールで対応します。付属のシールでお好みの列車に仕立てることができます。
 (シール内容:「快特・品川方面泉岳寺」「快特・京急久里浜」「快特・三崎口」「ウイング・三崎口」「特急・品川」「特急・三崎口」「エアポート急行・羽田空港」の各種を付属。)

 ヘッド/テールライト、標識灯、前面表示は点灯します。
 定評あるフライホイール搭載動力ユニットを装備します。スムーズでパワフルな走行を実現します。
 中間連結部は、ボデイマウント式KATO伸縮密連カプラーを標準装備します。実感的な連結面間とスムーズな走行を実現します。
 前面ワイパーカバーの形式名の表現を含め京急2100形の特徴を余すことなく製品化いたします。

 今回は、機器更新前の、シーメンス社製制御機器を搭載している形態がプロトタイプです。
 同時に「ドレミファインバータ」音を含む運転を楽しくする「サウンドカード」を併行開発中です。

 是非、京急・都営浅草線・京成車との並びをお楽しみくださいませ。

 下記商品が再生産となります。

10-555 683系 サンダーバード 基本6両セット
10-556 683系 サンダーバード 増結3両セット
3060-1 EF65 500番台 P形 特急色
3073 EF30
3012 ED73 1000番台

 再生産のため、仕様変更などはございません。

   スタッフ一同皆様のご来店をお待ちいたしております!!!
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