JTL(Japanese Taking Lesson)では,
ボランティアが外国にツールを持つ参加者と,日常会話を楽しみながらレッスンしています。
参加者は,日常生活で日本語を使うことに不安や不便を感じている人たち。
日本で暮らす以上,日本語での日常会話は避けては通れません。
仕事場では同じ言語を話す仲間がいても,
例えば飲食店やスーパー,コンビニ等では,なかなか日本語以外の言語は通じません。
しかし,日本語には独特の言い回しがあったり,同じ意味を表す単語がたくさんあったりと,とても複雑です。
そこで,JTLで大切にしていることは”やさしいにほんご”です。
意味が通じなかったとしても,いきなり英語などに訳して伝えたりはしません。
それでは,参加者の学ぶ機会が失われてしまうからです。
例えば,3文目の「避けては通れない」は,
日本語での日常会話は「必要です」「大切です」等,
若干のニュアンスの差はあれど”やさしいにほんご”に変換することで伝わるかもしれません。
上の写真は,シディックさんが仕事で造っているものを説明しているところです。
時には絵を描いたり,写真を使うことで会話しています。
話す内容は日本の文化や習慣,参加者それぞれの国や文化について等国際色豊かなものから,
仕事や趣味,将来のことなど様々です。
参加者の方は,日本語を学びにくるのはもちろんですが,
純粋に会話を楽しみに来てくださる人もいます。
ただの日本語を勉強する場だったのが,
そうして”気軽にお話できる場”になっていけるのは素敵なことですね。
JTLは参加者,ボランティア共に募集中です。
興味のある方は,ふしみんHPからお問い合わせください!