(NHKあさイチ)
今回は、“おつきあい”マネーについて特集しました。“おつきあい”マネーとは、いわゆる交際費の事ですが、それを軽く考え、あいまいなお付き合いを繰り返していると、その延長線上に大変な事が待ち受けている事をお伝えしました。
■勧誘の上手な断り方
「ママ友の勧誘を、関係を悪化させる事なく断る」方法
番組では、「ママ友の勧誘を、関係を悪化させる事なく断る」方法を紹介しました。
専門家?有田宏美さんによると、避けたほうが良いのが、「相手に気をもたせること」。
相手が「もうひと押しすれば買ってくれるかも」と思って、ぐいぐい押してくる、それを生返事で相づちをうって、最終的に断ると禍根をのこしてしまうというのです。
そのことを踏まえた会話のポイント
そのことを踏まえた会話のポイントは、下記になります。
1.「勧誘だと感じたら、できるだけ早く断る」。心が嫌だなと感じたら、即座に断った方が無難。
最初に、「この人は興味がないんだな」とはっきりと思ってもらうのが、関係を無駄に悪化させる事を防いでくれる。
2.「今度ね」はNGワード。社交辞令でよく使ってしまう言葉だが、気を持たせてしまう。
しかし、次の約束につながってしまうので避ける。
3.「断る理由は簡潔に」。
いろいろと理由をつけるとそれが反論材料となってしまう。
相手に反論されるきっかけを与えないコツです。
4.「話題を変える」(できれば「その場から立ち去る」)
話を続けていると相手がヒートアップして感情的になってしまう可能性があるので、それを防ぐ。
5.更にもう一つの心得が、相手との関係が終わることもある事を「覚悟する」。
本当の友達関係は、その程度のことでは崩れない。
「もし、断ったことで関係が終わる程度の友達ならば、その程度の関係だったと自分に言い聞かせ、新たな居場所を見つける勇気も必要」と、有田さんはおっしゃっていました。
■「被害回復型詐欺」のワナ
番組では“おつきあい”マネーで借金をした人を狙う「被害回復型詐欺」についてお伝えしました。
被害回復型詐欺とは、被害回復型詐欺とはアナタの借金を回復しませんか????と“おいしい話を持ちかける詐欺の事。商品代金やローンの支払いを取り戻す事ができると勧誘してきます。
“おいしい話”に対して、借金を帳消しにしたいと焦っている人ほど一発逆転を期待し、誘いに乗ってきやすいと考えられています。
国民生活センターを名乗って被害を回復できると名乗り出るケースもあるので、用心ください。
怪しいと思ったらすぐに、「消費者ホットライン」へ相談してください。
【消費者ホットライン】
電話:0570-064-370
※IP電話など、一部の電話からはつながりませんのでご注意ください。
■専門家ゲスト 有田さんのNPO法人
【NPO法人 女性自立の会】
※女性のためのカウンセリング/債務(借金)相談窓口です。
NHK「あさイチ」2013年1月16日放送分