百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

樹木希林の名言

2019-09-10 20:56:51 | Weblog
希林さんの言葉で
告別式の際に
也哉子さんが話された言葉が印象的だった

こんな生き方が良さそうだ
おごってもたかがしれている
他人と比べてもそんなに楽しくはない
そんなことより世の中にはもっと面白いものがたくさんある
いつも平常心で、何があっても、真正面から受け止め、その事実を楽しむことが大切なのだろう

そんな生き方が良さそうだ

ハロウィン

2019-09-09 19:36:21 | Weblog
いつの間にか「ハロウィン」は日本を代表する記念日となって定着したようだ。
2016年には約1340億円と推計した「バレンタインデー」を上回る約1345億円と推計され、はじめて「ハロウィン」が「バレンタインデー」を超えたという。
(実は2014年にも「ハロウィン」が「バレンタイン」を超えた金額を推計したが「バレンタインデー」のその前週と当日に大雪が降り、物流の困難などが発生したため積算を見直した金額になったため天候異常による参考額となり、比較の対象からは外された経緯があったようだ)
今や「ハロウィン」関連の売り上げは日本記念日協会が推計を行っている記念日の中では「クリスマス」に次いで2番目に高い金額で、今や完全に日本を代表する記念日となっているようだ。

白露

2019-09-08 20:39:07 | Weblog
「白露」とは「空気が冷えてきて、露ができ始める頃」という意味のようだ。夏が終わるころには、日も短くなって全体の日射量が減り地面が冷えるのも早くなり、空中の水蒸気が水滴になって葉っぱなどにくっつき露になりやすくなる。「露」は秋の季語だが、夏にも露がないわけではない、夏の露は放射冷却等でしっかり温度が下がった朝に大気中の水蒸気が水滴となったもので「夏の露」とか「露の間」という表現で晩夏をあらわす方法もあるようだ。

秋刀魚

2019-09-07 22:58:33 | Weblog
今年の“秋の味覚”秋刀魚は大変高値になっているという
地域のイベントも中止になるところや振る舞う秋刀魚を急遽冷凍に切り替えるなどその品不足は深刻で、8月末までの水揚げは前年同期の8割減、宮城県の三陸沖では前年の1割以下だという
具体的な原因には・海流の変化(近海では獲れなくなった)・全体の資源量の減少・他国の乱獲 等が考えられるようだ
秋刀魚もマグロやウナギのように庶民の口には入り辛くなる時代が来るのだろうか?
なんともやりきれない、切ない“秋”ではなく、やはり“食”の秋であって欲しい

山地

2019-09-05 20:47:14 | Weblog
日本の山地の抱える課題は多岐にわたる
戦前までの豊富な山村のもつ資源は戦後の高度成長期にすべては無駄になってしまった
材木の高騰で始まった杉の植林は現代社会においては花粉症の根源だとその存在さえ否定されて、木材はあまりにも低価格になり過ぎたために間伐すらできない状況で商品化には程遠く、山の文化であったきのこや山菜、木炭や薪は今や希少な産業となってしまった
過疎化や高齢化は現状の課題を担ったことで更に拍車がかかり、もう待ったがかからない状況に陥っているといえる
われわれは今一度、日本の山地のあるべき姿を見つめ直し、永続可能な社会に密着した山地のあり方を考えるべき大切な時代を迎えている

秋の空

2019-09-04 23:36:31 | Weblog
朝からムッとした暑さに夏の再来を思う
しかし、日中木陰で休んでいると心地よい風が頬を撫でる
夕方以降急に温度が下がったと思っていると、雨の降っていたところがあったようだ

先日も九州北部を襲った「線状降水帯」には今年も悩まされそうだ

石部の棚田

2019-09-04 14:59:45 | Weblog
伊豆半島の下田の逆側にある(東側に下田があるとすると)松崎の海岸側に「石部の棚田」はある。
一時期、耕作放棄地になってしまっていたようだが、地元の方々や多くの協力者を得てなんとか現在はほぼ復活(まだ上の部分は開墾の必要があるようだが)、全国でも珍しい、海の近くで遠景に富士山が眺められ、なんとも素晴らしい風景を出会えることになっている。
しかし地元の方はこれからの維持が本当の正念場と言っておられ、この風景にどこまでこだわる人がいるかに今後はかかってくるようだ。

塩づくり

2019-09-03 20:36:09 | Weblog
静岡の伊豆半島の西側、戸田で行われている「塩づくり」を見学する
「NPO戸田塩の会」が塩づくりを始めて約20年を数えるという
ご婦人達が丁寧につくる戸田塩の作り方はとにかくシンプル
駿河湾の沖まで船を出して水をくんでくる
(これは叔父さんの仕事らしい)
その水を薪で約13時間炊き続ける
塩ができたら手で丁寧にすくう
できた塩はやさしく輝いている
1日に約60個しか作ることができないという
こんなことを1年間、休むこともなく続けておられる (冬でもそんなに寒くないようだ)
こんな丁寧な暮らしがひとつひとつ大切な時代を迎えているのではないだろうか

日本はもはや後進国

2019-09-01 20:42:20 | Weblog
と言われると、少し安心したりする

日本の労働生産性は先進各国で最下位(日本生産性本部)となっており、世界競争力ランキングは30位と1997年以降では最低となっている

また、日本の労働生産性は先進各国で最下位、実はこの順位は50年間ほとんど変わっていない。

日本は「昔、豊かだったが、今、貧しくなった」というのではなく、日本はもともと貧しく、80年代に豊かになりかかったものの「再び貧しい時代に戻りつつある」というのが正しい認識といってよいだろうとソフトバンクの孫正義さんは語る

今一度「豊か」とは何で、私たちは何をこれから子供達に残していくのか、心で感じる「幸せ」についてこの機会に考えてみたい!