百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

働かないアリの役割

2016-02-17 21:36:43 | Weblog
以前から「働きアリの組織の中でも2割のアリは働かない。」また「働かない2割のアリを組織から隔離し、働きアリばかりで再び組織化しても、またその中で2割のアリは働かなくなる。」という研究発表を2004年に行った北大農学部の長谷川英祐准教授はその当時「すべてのアリが必死で働くよりも、働かないアリがいるほうが、平均して長く集団を存続できる」とも言っておられたが、今回その内容を「働かないアリは、他の働きアリが疲れて動けなくなった時に代わりに仕事をし、集団の長期存続には不可欠な存在である」ことを16日英科学誌で明らかにした。
そんな結果から「人間の組織でも短期的な効率や成果を求めると悪影響が出ることがあり、組織を長期的な視点で運営することの留意点になるのではないか」と現代企業に内在する課題を指摘した。

泥縄式

2016-02-16 21:37:06 | Weblog
「泥縄式」というと、行き当たりばったりのさまの喩えで、マイナスイメージが強かったが、その場しのぎという考え方ではなく、逆転の発想で泥棒を捕まえて(しっかり事前に顧客を確保して)から縄をなう(製品を作る)、つまり初期投資を抑え、在庫負担も限りなくゼロに近くする経営手法もあると友人に教えてもらう。なるほど。

ぼくは明日・・・

2016-02-15 21:15:41 | Weblog
「ぼくは明日 昨日のきみとデートする」
京都が舞台で、今、若者に人気があり、昨年『京都本大賞』を受賞した七月隆文氏の作品を読む。
確かにもう一度読み返してみたくなる、時間が逆に流れている中で男の子と女の子が出逢い、みえない未来と隠れている過去に互いに交錯していく。
本当なら一日の時間の流れの中でも交差すべきだか、そうではなく、日の単位での交差に少し違和感は感じるが、限られた時間と空間の中で生きているわれわれの儚さ、それゆえに何とも愛おしくなるなんとも愛らしい恋愛にこんな親父でも少し心がときめいた。  ウキウキ。

近江牛の繁殖・肥育の一貫化

2016-02-14 22:42:09 | Weblog
近江牛や松坂牛の子牛はほとんどが但馬の生まれであり、神戸牛 宮崎牛 前沢牛 飛騨牛 佐賀牛 鹿児島牛 など日本の和牛の85%以上が但馬牛の系統になっているのが現状の中で、今回のこの企画は自前で繁殖させ肥育していこうとするプログラムの推進となるわけだが、なかなか一筋縄では成功しないのではないだろうか。
繁殖には一流の技術が必要で、センターで集中することでは技術の継承は難しくなり、個々の畜産農家の育成には最低4~5年必要となり、それにはコストも必要となる。
飼料の課題もさることながら、今後も黒毛和種中心で近江牛を考えるのか、霜降りをどう考えるか、海外戦略をどう捉えるか、今後10年程度の期間でどうすべきかトータルで再構築が必要になっているのではないだろうか。

デジタルカメラ

2016-02-14 00:10:37 | Weblog
長年使ってきたデジタルカメラが「ズームエラー」という表示が出るため、分解してみることに、・・・。
ネットで調べたところ、レンズユニットを取り出しギアの噛み合わせの調整を行えばよいそうなのですが、そこまでたどり着けない、・・・いであな悲し。

平均年齢

2016-02-12 23:59:14 | Weblog
日本の人口のグラフをみると、1947~1949年に生まれた団塊の世代の大きな人口の塊と共に推移していることがよくわかる。
人口のグラフは1950年にはもっとも綺麗な三角形(ピラミッド型)であった。その後1970年代に団塊ジュニア世代が生まれるまでは若干出生数が減り、いびつなグラフになる。そしてその後出生数は減り続け、おそらく2020年には平均年齢が50歳という時代が到来するといわれている。
1950年代の平均年齢が30歳前後と言われており、2015年、現在は世界でもトップの46.51歳、何とも勢いがない国になりつつあることが容易に想定できる。しかし一方、穏やかな国、大人な国、成熟した国として今一度どういう国にしたいのか考えてみたい。

マイナス金利   その2

2016-02-11 21:00:01 | Weblog
昨日、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は「利下げが必要な状況に入ったとは思っていない。」「(マイナス金利は)2010年に検討したが、金融市場への影響を懸念し採用しなかった。」と語った。
ヨーロッパでは、欧州中央銀行(ECB)が一昨年の2014年6月からマイナス金利を実施、結果ユーロの価値を下げ、輸出を押し上げた。
ただ経済はギリギリのプラス成長、デフレ懸念は解消されず追加利下げを昨年末に行っている。
昨年からマイナス金利を実施しているスウェーデンではインフレ率がゼロに限りなく近くなり、一昨年マイナス金利を導入したスイス国立銀行では、狙いの通貨安とは反して対ユーロが急上昇、預金をしている個人から手数料を徴収する銀行まで出てくる始末、もっと古くからマイナス金利を実施しているデンマークでは住宅ローンを変動金利で借りている住民は毎月取引銀行から利子を受け取っているという、そこには何とも不思議な世界が展開されている。

※田んぼは順調です!! ありがとうございます!!  16/02/07と比較してみてください。

マイナス金利

2016-02-10 22:14:38 | Weblog
経済政策が異様な円高と株安を招いている。
経済は人の心理を反映するというがそんなに世界は不安なのか。
近代の資本主義は新自由主義へ移行し、市場はもう誰に左右されることなく、ますます富める者とそうでない者の格差の拡大を進めるのだろうか。
経済学者は机上で理論を構築するが、実態社会はなかなか思うに動かない。
人の思惑でもなく、人の心理でもなく、みんなで小さな幸せを掴む方法はないものか。

風強し

2016-02-09 23:15:14 | Weblog
晴れたり雨が降ったり、晴れたり雨が降ったり、コロコロ変わる空模様に何とも落ち着かない一日でした。そんな中、終始風が強かったのは西高東低の冬型の気圧配置に西から変わってきたからのようです。
「風」で思い出すのが、「風」にこだわった今村昌平監督。彼は映画撮影の際に「セットには自然な風が吹かない」と言ってロケーションにこだわり続けたのは有名な話。
今村監督は「風」の中に何をみたのかU+2049U+FE0E

※写真は新製品のお茶です(ジュースではありません)U+203CU+FE0E



iPhoneから送信

春節

2016-02-08 22:14:15 | Weblog
今日は旧暦のお正月、
新たな気持ちで臨みたい。

最近つくづく
『世の中は必然で、偶然はない』と思う。
何を手繰り寄せようとしているのか、何を目指しているのか、
今日がまさしく明日に繋がり、
今、存在していないものは、
次には決して繋がらない。