百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

大往生したけりゃ・・・

2012-04-11 23:27:52 | Weblog
「大往生したけりゃ 医療とかかわるな」(中村仁一著)を読むと、戦後の医療、特にここ30年の医療は“穏やかな死”から人間を遠ざけてきた(作者の言葉を借りると「邪魔してきた」)気がする。
話は変わるが、この本を読みながら「弘前治療」という桜の樹を長生きさせる技術があることを思い出した。弘前では除雪の予算化が出来ないほど厳しい財政事情の中、桜の治療(治療といっても、剪定を冬の期間に行なうことには) を年間数億かけて行なっておられるというニュースを伝えたアナウンサーが「そんなにかけるのなら、60年に一度苗木を買った方が安上がりなのではないのか?」というコメントを残した。
一度生を受けたものをどう守っていくか、一度生を受けたものがどう生きるか。自己か自然か、私か公か、どういう社会を残したいかが問われている。

何をすべきか!

2012-04-09 20:56:58 | Weblog
最近読んだ本より
『何をすべきか!』を簡単にまとめてみた・・・
まずは
「○自然の摂理の枠の中でどう生きるか」を考え直し
従来からの「○解析手法からの離脱」が必要なようだ
そして“木をみて森をみず”にならぬよう「○総合的にかつ包括した中で理解する精神構造を培い」
最後にはなんといっても「○『私』の内なる『公』を取り戻す」ことが重要になるようだ。
新年度の心がけにしよう・・・。

菊芋

2012-04-08 20:20:11 | Weblog
今年から菊芋の粉末の商品化に取り組みたいと思っている。
栽培にも乾燥にも新しい技術を用いた取り組みで、販売に関してはまだまだ勉強中である。
無農薬・無化学肥料の栽培(酵素オカラをベースで活用)で、乾燥には真空減圧方法を採用、粉末化にもいろいろ工夫を施してみた。
販売は先日、京都の弘法市で初めて展開させて頂いたが「菊芋!」をご存知の方々にはご好評を頂き、少し自信をつけた。
ただまだまだ模索中で、しばらくは試行錯誤を繰り返す予定!!
有効な販売方法があればまた教えて下さい!

フィッシュミール

2012-04-08 06:46:55 | Weblog
先日の29日のblogの中に何故か“鮎”の写真があったと思うが、
これを4月1日のblogに記載した“ステイリングドライ”に入れて(少し酵素を添加し)温めながら18時間撹拌すると、こんな感じの見事なフィッシュミールに!
一般的にフィッシュミールとは、餌の原料になる魚の粉のことだが、通常は洋上で水揚げされた魚を大きな釜で煮熟し、圧搾機で脂と水を分離、そして乾燥して出来たものをいうが、これはまさしく100%鮎!!脂も抜かず、香ばしさをそのままに!! 煮熟するよりは窒素分は少ない目だが、その方が我々には使いやすかったりする。

いよいよ原発再稼働か?!

2012-04-07 21:16:21 | Weblog
「なあなあ主義」と「なしくずし方式」。
天野祐吉のあんころじい 
http://amano.blog.so-net.ne.jp/
『「ひとりひとりの決意も新たに」
というキャッチフレーズを見て、
「ひぇー!いよいよ原発再稼働か」
なんてあわてちゃいけない。
これは1987年5月の新聞に出た東京電力の広告です。』
・・・5月は原子力発電安全月間。
   一人ひとりの決意も新たに。・・・

「なあなあ」と「なしくずし」、どちらもアカン!!

景色

2012-04-06 21:40:42 | Weblog
景色がある。
いろいろなトコロに。
景色がある。
いろいろなカタチで。
景色がある。
そして動く。
景色がある。
そして輝く。
景色がある。
いつもそこに。
景色がある。
景色がある。

倒れた樹木

2012-04-05 23:24:41 | Weblog
県内でも先日の春の嵐で、十数本折れた電柱があったが、写真は根っこからめくりあげられた樹木。
本来地上と地下の比率は五分五分(地上の茎や葉の部分、みえない地下の根の部分)といわれているのにも関わらず、写真の樹木はなんとも地下の根の張りの部分が極めて少ない。
街路樹としてうまく育てられなかった結果、強風に耐えられず根っこごと倒されてしまったように感じる。
街路樹をみていると、ヒトは見えている部分にしか眼がいかない・・・あたりまえのことだが・・・。街路樹や桜の樹木など、根をどう張らせたいか、もっと根張りを良くする為にはどういう土づくりが大切なのかについて考えるべきで、樹勢が強いと剪定等費用がかさむ、落ち葉が多いと住民から苦情が集まる、等々・・・なら樹木との共生は無理。
むかし桜が河川の土手に並べて植えられたのは土手の補強だったという、共生の知恵が必要な時代を迎えている。

清明

2012-04-04 23:59:41 | Weblog
今日は二十四節気の第5番の「清明」。
いわゆる「清浄明潔」の略で、すべてが 生き生きとして清らかに見えるさまをさしています。
陰陽師で有名な安部晴明公の「晴明」と「清明」は漢字が異なりますが、最終的に晴明公は帝に改名を申し出てられ「清明」を認められたという説もあるようです。