百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

秋の湖

2009-09-14 20:20:58 | 季節
秋の湖は何とも穏やか。
そんな日に、アメリカで偉業を達成した日本人がいる。
それはマリナーズのイチロー選手。
メジャーの記録をなんと108年ぶりに塗り替える9年連続200安打という“大記録”を達成!!!
凄い記録なのに、あまり全米では騒がれていないという。イチロー選手が外国人だからなのか、チームの本拠地がシアトルだからなのか、その本意はよくわからないが、いづれ彼の偉大さに気づいてくれると嬉しい。
人と決して争わず、シンプルな生活を淡々と続け、常に技術を磨き、修行する僧侶のように常に真摯に取り組む、その野球道に感動!!そんな感動を与えてくれるイチロー選手に感謝!!! ありがとう

アゲハの幼虫

2009-09-13 22:02:03 | 季節
ナミアゲハの幼虫がパセリの葉を思いっきり食べている。
こんなに食べられるまで気づかないなんて・・・まいったマイッタ!!
柑橘系の葉っぱやカラタチやサンショウなのかと、でも人参葉でもあるなぁ、ということはパセリの葉もあるか・・・。

秋の海

2009-09-12 22:28:13 | 季節
昨日は早朝から仕事の関係で舞鶴に向かった。
久し振りの舞鶴だ。以前訪れていた時よりも寂れている感じがした。
地方都市が、その“豊かさ”をどう表現し、それぞれの“個性”をどう活かすか、なかなか簡単ではないが、なにか農業を切り口に考えられないものか考えさせられた。
午前中に仕事を終えると、昼はとれとれセンターで『しらす丼』を頂き、帰りは小浜周りで帰ることにした。
青空の広がる日本海は少し風はあったもののすがすがしく、秋の訪れを感じさせてくれた。
・・・・・
今はもう秋 誰もいない海
知らん顔して 人がゆき過ぎても
私は忘れない 海に約束したから
つらくても つらくても
死にはしないと
『誰もいない海(1970 トワ・エ・モア)』


秋の空 その2

2009-09-11 20:39:38 | 季節
秋の空、そして雲。雨が降らなくなって明日で一ヶ月、
・・・そろそろ雨が欲しいです。
最近、一年前に読んでいた本を読み返しているのですが、
『戦わない経営(浜口隆則)』の中に
「雑草は、戦わない。
とても上手に戦いを避け、力強く生き残っている。
小さな会社も雑草と同じ。
正しい戦略を持っていれば、力強く生きていける。
小さな会社の正しい戦略は、
戦わないこと。」  と書かれている。

秋の空

2009-09-10 21:14:35 | 農業
秋の空に月、ふたつ??(それは1Q84かッ??)
豊田通商が宮城県栗原市で今年から地元農家と共同で設立した「農業生産法人」を通じ、パプリカの生産を開始しているという。
大手商社では初の参入だが、
・国内消費量(2万5000トン)の96%を輸入に依存するパプリカを栽培作物に選んだ点(農家も農協も競合しないため受け入れやすい)
・温室の整備など数億円の設備投資が必要だが、更に軒高の高い施設の導入によって個人農家では難しい施設野菜に挑戦している点。
・更に「49.5%」という生産法人への出資比率で参入企業の足かせになっていた出資比率の引き上げに成功、これにより生産法人の筆頭株主となり、経営面でイニシアチブを握ることを可能とした点
は地元も農家も、農協も評価しているという。豊田通商に今後も注目。

朝陽

2009-09-09 20:16:35 | 季節
少し肌寒い朝を迎えた。
秋は、物思いに耽る・・・夜長に・・・。
でも、百姓は朝は相変わらず早く、夜更けまでのんびり秋の夜長を楽しむことはありません。
日中は、結構暑く、朝と夕にきわめて作業は捗ります。
なぜか最近気になっていた曲は「白い色は恋人の色」
誰が唄っていたのかなぁ・・そういえば、ベッツィ&クリス(BETSY&CHRIS)でした。
1969年10月発売で、作詞作曲はあのフォーク・クルセダーズのメンバーだった北山修と加藤和彦。そうそう!!そうでした

2009-09-08 21:29:37 | 環境
苔は岩や樹や土に生えるが、若干酸性土壌やアルカリ性土壌を好むと好まざるものはあるもののそのほとんどがあまり生える場所を選んではいないという。
また弱い光を好むといわれているが、強い光が嫌いなわけではないし、水を好むと思われているが、湿度がない場合でも生存していられるといわれている。
その多くは強い光や乾燥状態に耐えられる構造になっており、普通の除草剤にも耐えられるものがあるといわれている。
それぞれの生物は、それぞれの役割を発揮している、それぞれの立場で。

スーパー雑草

2009-09-07 21:05:10 | 環境
スーパー雑草?!・・・雑草という呼び名も??だが、そこになお“スーパー”がついてしまっている・・・除草剤が効かない雑草のことだそうだが、草にとってはえらい迷惑・・・たらふく薬をかけられて、出来るだけ何とか生き延びようと変異を遂げたらもっともっと悪者扱いされるようになってしまって・・・。
米国では、遺伝子組み換え農作物(強い除草剤にも耐えられる)の栽培も突然変異の草の出現で従来のような効率的な大型農業の展開が困難になってしまっているという。またより強い組換え農作物が登場して、・・・所謂イタチゴッコ。。
21世紀は共生の時代、ともに歩む、共に暮らす、決して他をないがしろにしない、そんな時代であるべきだと思う。

つるべ落とし

2009-09-06 23:14:04 | 季節
秋の日は「つるべ落とし」と呼ばれます。鶴瓶さん?!ではなく釣瓶が井戸にストンと落ちる様から、あっという間に陽が沈むことの例えで使われるわけですが、またこれが美しい!稜線がなんともクッキリ、朱や紫が安らぎを伝えてくれます。アリガトウ!

センチュウ

2009-09-05 22:07:07 | 環境
センチュウ類は、人間の寄生虫をはじめ、人間の生活に関わりの深いものも多く、その種類はなんと1億種にものぼるという。これは、海底泥中のセンチュウ研究に於いて、サンプル中の既知種の割合から算定されたもので、これが本当であれば、昆虫の種数を大きく抜き去り、地球上の生物種の大半はセンチュウが占めていることになる。
最近、花粉症やアトピー性皮膚炎が増えたのは、寄生虫の感染率の減少が原因だという人がいる。「キレイな社会」を形成してきた現代日本は、カイチュウなどの寄生虫を追い出し、実は私達を守ってくれていた常在菌をも追い出してしまい、アレルギー性の疾患を増やしているというのです。
人間だけが偉いわけではなく、共に生きる社会が求められているのではないか。