梅雨??

梅雨のようで、梅雨でない。
そう言えば、人が勝手に徐々に変化する「季節」を数字で切り取ったカタチで宣言する「梅雨入り」や「梅雨明け」ゆえ、どこかに無理がある。
調べてみると以前は「お知らせ」のカタチを取っていた時もあり、「前半とか半ば」という曖昧な表現がされていた時もあったという。日本人は季節に敏感で、しっかり天候の変化を知りたいという要望が強く、的確に捉えるには難易度は高いがその気質に応えたいという気象庁のやさしい思いやりからの宣言となっているようだ。